宝塚記念2020予想オッズとデータを見た上で、各馬に対してアレコレと思い込みと偏見を書いていく記事になります。
宝塚記念と言えばもう4年前ですか…宝塚記念を現地に見に行って◎マリアライトで歓喜した思い出があります。この年は雨で、発表は稍重でしたが、もっと重くも映る馬場でした。
そんな中、蛯名騎手の叱咤に応えてヌゴゴゴと伸びてドゥラメンテを抑えての優勝!単勝を勝っていたらメチャクチャ気持ちよかったでしょうね~
今年もいろいろな思い出が生まれるレースになってくれることを祈りつつ、悪い顔して競馬を楽しんでいこうと思います。
それでは宝塚記念2020予想オッズみてアレコレ考察、
お気楽にお付き合いください。
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宝塚記念2020予想オッズの前にデータと傾向
宝塚記念2020予想オッズを見ていく前に、宝塚記念2020予想に役立ちそうなデータや傾向をJRAのホームページからパク…引用の上私なりに咀嚼しご紹介しようと思います。
中にはまーーーったく役に立たないデータと言うものもありますから、取捨選択を私がしてしまおうといういわばデータ取捨の外注作業のようなものですね!
今日は…
◆その年のJRA・G1/G2での5着内経験有無
と、見ての通り、強い馬はその年好走しているでしょうから当たりまえと言えば当たり前ですがキレイに結果が分かれていますね。馬券圏内で26/30頭。ちなみに、「以外」の馬で好走したのは、海外1で2着だった、ワーザーとジェンティルドンナの2頭ですから…
国内で同年G1/G2での5着以内経験がない馬は本当に宝塚記念の適正ばーーーっちりの馬でないと厳しいという事がわかります。
競馬においては能力を凌駕して着順を上げる要素が、「適正」です。
それは自身が得意な状況でパフォーマンスを上げる馬と、その状況が苦手な人気馬がパフォーマンスを落として逆転現象が起こる…と言うわけです。
昨年の、宝塚記念2019予想オッズみてアレコレ考察の記事で使った絵を活用すると
こういうことですね。(王道=キレ重視、非王道=鈍足とご理解ください)
では、宝塚記念に求められる適性って何なの?という事については、JRAのホームページには何も役立つことは書かれていませんでしたので私の独断と偏見でまとめておきます。
1、タフさ/キレ負け力
2、先行力
まとめると言いつつも、ザックリふたつですが…それぞれ簡単に説明をしておくと…
1、タフさ/キレ負け力
これは勝ち馬の名前をみるだけでもわかると思います。
〇ナカヤマフェスタ→ドロドロ日本ダービー4着(後、凱旋門賞2着)
〇アーネストリー→グラスワンダー×トニービン
・オルフェーヴル→ただただ強い(キレ味勝負のジャパンカップでジェンティルドンナに負けている)
・ゴールドシップ→スタミナお化け(キレ味勝負でコロコロ負ける愛らしさ)
〇ラブリーデイ→先行馬
・マリアライト→牝馬らしい切れ味皆無
〇サトノクラウン→重い馬場大好き、キレ味勝負×
〇ミッキーロケット→キレ味勝負×、キレずバテず
・リスグラシュー→タフな牡馬相手のレースでパフォーマンス上げる
もちろん能力が一定以上ある馬であることが前提ですが、オルフェーヴルだってジェンティルドンナの切れ味に負けましたし、マリアライトなんて距離の部分もありますが、ヴィクトリアマイル路線なんてまーーーったく興味示さず、日経賞→目黒記念→宝塚記念ですからね。そもそも「ゴールドシップ大先生が走る舞台」と言う次点で東京の瞬発力勝負とは真逆の適性が問われることが分かります。
逆に牝馬特有のキレ味が魅力のウォッカ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナと、東京競馬場のキレ味勝負で牡馬を何度も破っている馬たちが、パフォーマンスを発揮できていないです。
だから、「タフさ」が求められ、「キレ負け」する馬の為の舞台である、とも言えます。
ちなみに、名前の前の〇は宝塚記念が初G1だった馬。やはり、「メインどころ」でキレ負けして勝てないお馬さんが一世一代の競馬でG1馬になりやすいですね。
そしてこれらを下支えしているのが6月に開催される阪神競馬場内回り2200mという条件。
6月という事で当然、梅雨の時期、雨の影響を受けやすい時期です。そして阪神競馬場はそもそもこの時期もっとも馬場がタフになります。そして×2阪神内回りコース=直線短い。直線が短いと早めに動く馬が出たり体力を使いやすくなることがある。
キレ味が身上のお馬さんの能力を、バチーーーンと押さえつける「状況」がそろっているんですよね。だからこそ、タフさ/キレ負け力が備わっているお馬さんが好走しやすくなります。
マリアライトの宝塚記念なんて4コーナー前から蛯名騎手がドスン・ゴリゴリと追いどおしで、シュパッとではなくグイグイと伸びていましたよね。ゴールドシップなんて追う方が大変そうでしたよ。
昔G1ではなく、G1.5と呼ばれていた時代があったのはこの辺の状況・結果があったから、ですね。
2、先行力
やはり直線短い&力のいる馬場で差し脚が活きにくく、前で競馬できる事に越したことはありません。ですがここは競馬ですから、当然ゴリゴリとやり合えば止まります。スパート位置によっては差し脚だって活きてきます。
これはいつも通り展開を妄想した上で予想をしていきますが、競馬の基本「前」はここでも活きてくる、ということです。
と、このようなことも念頭に置きつつ、
宝塚記念2020予想オッズをみていくと…
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宝塚記念2020予想オッズ
1番人気 サートゥルナーリア 2.0
2番人気 ラッキーライラック 2.9
3番人気 クロノジェネシス 4.6
4番人気 ブラストワンピース 13.5
5番人気 グローリーヴェイズ 19.0
6番人気 キセキ 23.7
7番人気 ワグネリアン 28.4
netkeibaさんの宝塚記念2020予想オッズより。
以下、私の各馬に対する思い込みと偏見です。
◆サートゥルナーリア
宝塚記念2020予想オッズ1番人気は昨年の皐月賞馬サートゥルナーリア。このブログを読んで頂いている方ならわかると思いますが、かなりdisる対象になっているお馬さんですね(好きなお馬さんなんですけどね…金鯱賞では本命にしましたし)。ざっくり言うとタフさがなくタフな状況だと直線止まるお馬さんです。日本ダービーは一度差したヴェロックスにバテて差し返される、天皇賞秋では脚が止まる…。本質的には上記の通り、タフさが求められる条件=宝塚記念というレースですから向かないと言えます。一点だけポジティブな事を云うと、東京競馬場と違って直線短い阪神内回りですから、宝塚記念2020がスパート位置も遅い楽なぬるま湯レースになれば帳消しとなり好走が出来ても良いかな、です。もちろん本命にする理由なんてどこにもありません。
◆ラッキーライラック
宝塚記念2020予想オッズ2番人気はエリザベス女王杯→大阪杯と国内G1連勝しているラッキーライラック。そのエリザベス女王杯でスミヨン騎手が乗ることで馬が変わったように走るようになりました。キレる脚もありますが、馬格もあり、またオルフェーヴル産駒ということから「ある程度は」タフなレースでも走ることは出来そうです。先行して力強い走りができるので安定感もありますね。先週までの阪神競馬場の馬場をみると内の馬場はまだまだ良さそうですから立ち回り勝負が身の上です、真ん中より内枠で良いポジションが取れれば再度の牡馬撃破があっても。超タフな馬場になったら分かりませんが今週はそこまで降らなそうです(よね?)。
◆クロノジェネシス
宝塚記念2020予想オッズ3番人気はこちらも牝馬、昨年の秋華賞を制したクロノジェネシス。前走大阪杯は枠順の分といった着差で状況を考えたら良く走ったレースでした。バゴ産駒ですしタフなレースが合う=京都記念重馬場勝利、と言えますが、「バゴ産駒」だけにどこかでもろさが…は考えすぎですかね。馬体は成長してきていますが決して大きくなく、初めての56キロの影響が出るかでないかはやってみないと分からない。好走してくる一頭だとは思います。真ん中から内枠を引いてラッキーライラックを逆転したい。
◆ブラストワンピース
宝塚記念2020予想オッズ4番人気は一昨年の有馬記念勝ち馬ブラストワンピース。前走大阪杯は不器用なところが出てスタートでポジションを落としてしまい内枠活かせず大外分回しで惨敗…なレースでした。適性という意味ではタフな競馬・レースは間違いなくあうので、繊細なレースではなく大味なレースになればチャンスはある一頭だと思います。一瞬の加速が出来ないという意味でサートゥルナーリアやラッキーライラックの対極にいる馬と言えますね。センスがなくてもOKな大味競馬になってほしいところ。
◆グローリーヴェイズ
宝塚記念2020予想オッズ5番人気は昨年末香港ヴァーズを勝ったグローリーヴェイズ。上記26/30頭には当てはまっていません。お馬さんとしては昨年時点では上記4頭よりは力は劣る…という印象です。今回半年間の休み明けでそう易くはないと思います。今回、叩いて自走以降どうか、でしょうか。ここはお茶濁しの△が丁度よいと思います。
◆キセキ
宝塚記念2020予想オッズ6番人気はキセキ。なんかもうスタートに全ての注目が行ってしまうあたり、晩年のお父さんと一緒ですね。昨年の宝塚記念1番人気2着。ただ徐々に成績を落としてきており、昨年以上があるかと言うと望のも酷かな~と思います。気分よく逃げて、後ろが走りにくい馬場であれば一発の期待を持たせる能力はまだあると思いますが、そこを狙うにはややギャンブル力が強い気もします。楽に逃げれば→そもそもスタートでるのか?ですから。
◆ワグネリアン
宝塚記念2020予想オッズ7番人気はおととしの日本ダービー馬ワグネリアン。古馬になった昨年1年は勝ち星ないが、勝たないとも掲示板は確保。こう考えると「並みのG1馬」であり、勢いある宝塚記念2020予想オッズ1~3番人気馬には劣り、ピンかパーかですが爆発力あるブラストワンピースにもやはり劣ります。いろいろあったけどなんやかんや3着…は合っても良いので印はつけますが本命にする手はないかな…といったところです。
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宝塚記念2020予想オッズみて・まとめ
…と宝塚記念2020予想オッズをみてアレコレと各馬に対して書いてみました。
宝塚記念2020のテーマとしては「サートゥルナーリアをどう扱うか」ですね。当然ながら能力はあるお馬さんです。ただ、適性が?
能力が?な馬が適正で上回って結果を残してきた宝塚記念の歴史、どうなりますかね!ワクワクします。ゴリッゴリに雨が降ってドロッドロの競馬を観たいいう気持ちもありますが、予報は金曜日と日曜にに雨マーク。
果たしてどれだけ雨が降るのか?影響は?と、予想が難しくも面白くなっていきそうです。
…といった宝塚記念2020予想オッズみてアレコレ考察でした!
明日はもっと人気がないお馬さん達=穴馬たちをバーっとみていこうと思います。
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こんばんわ。
Twitterの競馬関連では帝王賞が盛り上がっていますが、IKUさんは地方交流戦等は予想されないんでしたっけ?
振り返ってみると、あまり話題にはしてなかったなぁという印象です。
今年のメンバーが結構豪華で、どうしようかなぁと考え中。
もちろん宝塚もありますし、楽しんでいきたいですね!
では!
>ろっきんぐさん
こんばんは!
地方交流、帝王賞とJBC、東京大賞典はやったりしますよ!
実は今回、曜日間違えていて(苦笑)
明日、いつも通り18時に公開したら2時間でレース…
うーん悩ましいところです。
毎日1記事書く!は多くも少なくもなく…で縛っていきたいので悩ましいですね…
おはようございます。
マリアライト、懐かしいです。宝塚記念で単勝1点勝負でした(確か2500円くらいつきました)小柄な可愛い女の子でした(エリザベスも彼女から)
あれからもう4年ですね(早いなー)
今年の宝塚記念はikuさんの見解通りサートウルナーリアの取捨が鍵。
私的には信用できないので、ラッキーライラック、クロノジェネシスのどちらかを軸にしたいと思います。(枠によって変更あり)
気になるのが池添君が乗る予定のモズですね。
今週は仕事が楽勝です、競馬も楽勝!(甘いね)