皐月賞2022予想オッズと傾向をみて穴馬の可能性を探っていく記事です。

 

現地でみていた皐月賞で印象深いのが…

2016年の皐月賞です。

 

リオンディーズ、マカヒキ、サトノダイヤモンド、エアスピネル……リオンディーズが暴走気味に逃げて最後突っ込んできたのがディーマジェスティ。

見ごたえのあるレースでした。

 

今思うとメンバーかなりそろっていましたね！

今年はどんな皐月賞になるた、楽しみにしていきましょう^^

それでは皐月賞2022予想オッズと傾向みて穴馬考察、
お気楽にお付き合いください。

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皐月賞2022予想オッズの前に傾向とデータ

皐月賞2022予想オッズを見ていく前に予想に役立ちそうな傾向やデータを、JRAのホームページからパク……引用の上咀嚼しご紹介します。

咀嚼をしないと「ただの数字遊び」をデータとして活用してしまう人がいるため、その防波堤となれば幸いです。

 

もちろんそのデータから「問われてる適性」が見えてくればそれは予想にとても役立つので有用です！

今日は…

めっちゃ役に立つ！

……と言うモノではありませんが、一つの指標となるものがあるのでご紹介します。

 

◆JRAの重賞で2着以上（連対）経験の有無

あり【10,8,10,88】
なし【0,2,0,55】

と、見ての通り皐月賞で馬券になった30頭の内28頭は重賞で連対経験ある馬＝実績ある馬、でした。

 

にも拘わらず、ガチガチに決まることが少ない…

6～9番人気の馬の好走
【3,2,4,31】

を観ると、重賞好走経験あるけど人気がない馬が「何をコノヤロウ！」と奮起して走る……馬は人気なんぞ理解していませんが、こういう結果になっていることが分かります。ざっくり馬券になった3頭の内1頭がこの人気帯なので、穴馬を探すならこの視点でみてみると面白いかも知れません。

 

昨年も2着タイトルホルダー、3着ステラヴェローチェが8，6番人気でまさにこれに当たりました。

 

重賞好走馬よりも、良血のOP特別勝ちの馬や、連勝してOP特別勝ちの馬の方が人気になる……ミーハー人気に泥臭く抵抗する感じ（なんか違うか？）ですね。

もちろん重賞好走歴があっても小倉2歳S（1200ｍ）とか、あまりに適性かけ離れているレースでは意味がないので、私たちの目で補正は必要です。

 

人気薄で適性ありそう、重賞好走歴あり……の馬がいたら狙ってみると面白いかも知れませんね。

 

また、皐月賞の中山2000mという舞台から考えていくと、

「小回り適性」
「タフさ」

が問われるという前提で予想をすると良い結果がでる……かも知れません。

 

数年に一度のスーパーホース以外は適性・条件によってパフォーマンスを落とします。

ざっくり言うと大箱＝広いコースが得意な馬にとって中山の小回りコースは走りにくいです。スピードが乗るころにはもうゴール……が良くある差し遅れのパターン。

 

それを見越して3～4コーナーでゴリゴリ上がっていくと大外分回しで距離ロス、スタミナロス…

また、同様に加速に時間がかかる、コーナーワークが下手くそ（立ち回り下手）な馬は、勝負所で置いていかれて圏外です。

 

昨年1番人気のダノンザキッドなんて弥生賞で見せた反応の悪さからも、皐月賞で買ってはいけない人気馬でした。

3冠の中では（2000ｍ、2400ｍ、3000ｍ）一番短い距離ですが、スピードも小回り特有の一気の加速＆持続に耐えるスタミナも必要なレースです。

 

このようなことを念頭に置きつつ、
皐月賞2022予想オッズをみていくと…

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皐月賞2022予想オッズ

1番人気　ドウデュース　　　3.2
2番人気　ダノンベルーガ　　4.9
3番人気　イクイノックス　　5.0
4番人気　キラーアビリティ　5.8
5番人気　アスクビクターモア　9.6
6番人気　オニャンコポン　　10.2
7番人気　デシエルト　　　　13.8

 

◆ドウデュース
皐月賞2022予想オッズ1番人気はG1朝日杯フューチュリティステークス勝ち馬のドウデュース。前走弥生賞で初めて2着に敗れた形ですが、前哨戦としては悪くないものだったと思います。レース後の私のメモでは…「ドウデュースはここをたたいて気性的にも落ち着くなら馬券圏内は、です。行きたがる面はありましたがレースは上手いですから内よりの枠を引いて立ち回りを活かしたいですね。」とのこと。とはいえ、爆発力あるタイプでもないので、勝つというより好走＝2,3着かな～とは思ってます。桜花賞のナミュールなんかよりは信頼おけると思いますよ。

◆ダノンベルーガ
皐月賞2022予想オッズ2番人気はG3共同通信杯1着のダノンベルーガ。新馬→共同通信杯の連勝。ただ、人気馬のリスクを探るのが競馬予想とすると、東京競馬場で2戦しかしておらず、右回り・急坂・タフな馬場がどうかは…？です。やってみないと分からないということを人気馬に託すかどうかでしょう。2月からどんな成長があるか分かりませんが、新馬の時点ではちょっと軽い走りに見えたので急坂がプラスになることはないように感じました。果たして、、

◆イクイノックス
皐月賞2022予想オッズ3番人気はG3東京スポーツ杯1着のイクイノックス。その東京スポーツ杯以来の、ぶっつけで皐月賞に出走です。競馬予想は人気馬のアラ探しをするものなのでアラを探すと、新潟・東京の左回り・軽い馬場しか経験なく、右回り・タフな中山の馬場は未経験で「走ってみないと分からない」です。人気薄なら未知の魅力と捉え、人気ならアラと捉えます。つまりこれはアラ＝リスク。とは言え…新馬戦・東スポ杯で見せたレースの上手さはやはり魅力。中山なので東スポ杯の位置取りというより、ある程度好位で競馬をしたいところ。持っているモノは高い、ただ適性があるかはやってみないと分からない。悩ましいですね。理想はここで負けて多少なりとも人気を落としてダービーで…ですが（笑）

◆キラーアビリティ
皐月賞2022予想オッズ4番人気はG1ホープフルステークス1着のキラーアビリティ。ダノンベルーガやイクイノックスの逆で、芝の軽い東京などでは走ったことがなく、阪神・中山と直線坂のあるコースで勝ち上がってきたお馬さんです。この意味で中山2000ｍでは適性面計算が出来ている、と言えます。この馬の場合はダービーというより皐月賞の舞台の方が合いそうなのは戦績の通り。器用さで上回りたいところ。

◆アスクビクターモア
皐月賞2022予想オッズ5番人気は弥生賞を制したアスクビクターモア。その弥生賞は展開が味方した部分はありますが、行きたがるそぶりをみせつつ折り合えたことは収穫。皐月賞ではもっと締まった流れになることが想定されますが、競馬の上手さが活きるのが皐月賞。予想オッズ通り「直行組」に人気が集まるなら美味しさが生まれます。引き続き田辺騎手なら中途半端な競馬はしないでしょうから面白みのあるお馬さんだと思います。

◆オニャンコポン
皐月賞2022予想オッズ6番人気は皐月賞と同じ中山2000ｍが舞台のG3京成杯1着オニャンコポン。2走前のホープフルSでは力足らずの敗戦、そこから京成杯勝利…を考えるとG1のタフなレースで好走があるかは…微妙。今後も一枚落ちた相手で好走をするタイプに見えます。

◆デシエルト
皐月賞2022予想オッズ7番人気は若葉ステークスを逃げ勝ったデシエルト。上記「重賞連対経験」というカテゴリーで分けるなら、デシエルトは「経験なし」のカテゴリーとなります。あえてポジティブポイントを上げるとダートでデビューし2戦好走、その後若葉S（阪神2000ｍ＝内回り）勝利なので、力関係はともかく適性はあるのでは？と考えることができます。厳しいとは思いますが、競馬は「行ききる」ことに価値があり、強気に逃げて後は知らん！くらいのレースをすれば人気馬たちが嫌がるレースになり残り目も…あるかも知れません。

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皐月賞2022予想オッズみて・穴馬の可能性

皐月賞2022予想オッズをみてアレコレと書きました。

 

穴馬の可能性を考えていくと…

上記デシエルトの他に、スプリンターズステークスを逃げ勝ったビーアストニッシド、弥生賞穴◎3着でお世話になったボーンディスウェイあたりも「溜めたところで記念出走以上にはならない」馬たちです。

 

ここに、立ち回りを活かしたいキラーアビリティ、アスクビクターモア、ドウデュースあたりもある程度の位置につけると想定されます。

G1でこの状況、ゆるいレースになるとは……さすがに考えづらく、前に行く馬でも昨年のタイトルホルダーのようなスタミナ系の馬じゃないと厳しいかな……が週中次点での見解です。

 

タフだから前がつぶれて差し馬……も考えられる手の一つですが、小回り中山ですから大外ブン回しがどこまで…

差し馬を買うにしてもディーマジェスティのようなスタミナ系差し馬を買うのが吉、でしょうか。

 

以上より、穴馬としては…

（穴じゃないけど）アスクビクターモア、ビーアストニッシド、ボーンディスウェイの「前組」から一頭。枠順と土曜日の馬場見て「エイヤ」。

かな、と差し馬に関してはまだ検討の余地あり。

 

例に挙げたディーマジェスティは穴馬（8番人気）の立場での勝利でしたが、そもそも「共同通信杯の勝ち馬」です。上記データの「重賞連対」しているにも関わらず人気がなかっただけ、です。

そこにタフな展開も味方したわけです。

直行組が多くもろもろ考えることがあり難しいレースですが、だからこそ燃えてくるのがギャンブラー！

 

ってことで週末までウンウン唸って脳みそに汗かいて予想楽しんでいきましょう！

以上、皐月賞2022予想オッズと傾向みて穴馬の可能性を探る…でした！

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