馬券が当たらない、調子が悪いなぁ……といった悩みありますでしょうか?

競馬を長くやっていると馬券が当たらないタイミング、調子が落ちている・スランプだと思うタイミングが誰にも平等にきます。「必ず」です。

 

このような時の私が考える対処法をこの記事にまとめます。後半、「かなり」厳しいこと書くので覚悟の上ご覧いただくか、場合によっては見ない方が幸せかもしれません!

とは言え、前向きな・ちゃんと競馬と向き合おうとしている方が、ズルズルと馬券外し続けてマイナスが膨らむのを防ぐ一助になれば幸いです。

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馬券が当たらない理由を深堀する

そもそもなのですが、あなたは勉強が好きでしょうか?

…といって「好き」と答える人は極わずかだと思いますが、競馬はある程度までは勉強です。努力が一定以上報われます(それ以外の部分は運です)。

勉強は今も昔も「予習と復習が大事」と言われます。

 

アレ?あなたは競馬で復習していますか??

おそらく競馬で復習をしている人は勉強が好きという人と同じくらい少ないのではないか、と私は思っています。競馬における予習が「予想」だとすると、復習は「振り返り」です。

 

この場合の振り返りは、「きちんと予想をした人にのみ」意味を成すものです。

自分はこう考えた⇒結果がこうだった

これの予想が外れたわけだから、どう考えるのが正解だったかを考えるということです(自分の考えがないと意味がないですよね)。振り返るといっても何時間もかけてまとめるようなことではなく、レースを観返して「ダメだったポイントを探す」程度でOKです。

 

メンドクセ…と思った方は、競馬が向いていないので競馬止めた方が金銭的にも時間的にも良いと思いますよ^^

ただ、この振り返りだけではまだ不十分です。この「振り返り」をまとめてみると「傾向」が見えてきます。

馬券の外れ方には傾向がある

例えば、あなたが予想したレースが外れました。その振り返りをした結果…(すごくざっくり5レース書きます)

 

1,差し届くと考えたけど前残り決着だった
2,逃げ馬を本命にしたけれどゴリゴリ逃げる馬が競りかけて潰れた
3,出遅れてレースに参加できなかった
4,スローペースで前にいないとどうにもならないレースだった
5,後方から大外ぶん回した結果前を捕らえきれなかった

※たった5レースで検証しろという話ではなく、10、20は必要です。たくさん書くのがメンドクサ……

 

上記、言い方を変えていますが複数「同じ馬券の外し方」していることに気づくでしょうか?

1,4,5は全て「差し馬」を本命にした結果外したものです。

(3に関しては逃げ先行馬も出遅れるので共通と言えますね。)

馬券が当たらないレースの特徴として「差しが決まると思ったのの前残りだった」というレースが多かったら、同じ選択ミスをしていると言うことが分かります。同じミスを繰り返す…とサラっと言いましたが、これ結構凄い事じゃないですか?

 

だったら、それを防げばよいだけです。なぜ仕事だと当たり前にできる事が競馬になると出来ないのか。

こういったクセは前/後ろ、内枠/外枠、騎手、コース、距離など人それぞれにあります。それは私には分からず、あなたにしか分かりません。自分自身の馬券の外し方のクセを知って、改善していくことが大事です。

 

このようにして馬券が当たらない理由を深堀りし、それを受けいれ、改善していく。とてもメンドウですが大切なことです。

※ただし、競馬は「運」の部分も多分にあります。だから復習をしっかりした上でグジグジ悩まず「次はこうしよう」「うん、こりゃ無理だから諦めよう」と切り替えることも重要です。

「外れることの方が多い」のが競馬です。

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馬券・予想の調子が悪い時

馬券が当たらない時の「復習」として、自分の外し方のクセを知るのは分かった。でも、実際に調子が悪い時どように競馬に向き合えば良いか……についていくつか具体的に書きます。

 

競馬好きな人は、馬券が当たらないと言いつつも、スランプであっても馬券は買いたい。そういうものですよね(*^-^*)

調子が悪い時の馬券の買い方

調子が悪いと認識している時の馬券の買い方としては…

・金額を下げる(重ねたりせず、単発)
・シンプルな馬券にする(3連単買わないなど)
・究極は単複(ヒモの精度考えるなら他の馬券がベスト)

この3点。そしてもっとも大事なことは…「買わない」という選択肢は取らずとにかく「買う」、です。

 

感じた事あると思いますが、買わない時に限って当たる…これは(一部の負け惜しみを除き)競馬アルアルです。

馬券を買わないから「ノープレッシャー」で予想ができて、本当に買いたい馬、の予想ができるということです。

実際に馬券を買う前提で予想をすると「外したくない」「負けたくない」という想いがでます。はっきりいって「予想をする上ではどうでもよい雑音」が大きくなり、プレッシャーとなり、置きにいった予想や変な馬を買って……外します。

 

だから、馬券を「買う」前提で予想をする。

・金額を下げる(重ねたりせず、単発)
→普段馬券の重ね買いする人は単発で重ねない。

・シンプルな馬券にする(3連単買わないなど)
→3連単ではなく、3連複。3連複ではなくワイド。そして3着を考えなくてよい馬連など。

・究極は単複(ヒモの精度考えるなら他の馬券がベスト)
→本命馬の好走率を考えるなら(本命馬は好走するが相手が走らないならこれ一択)

と、自分の状況にあった金額・馬券を選択して、少額で自分の予想を「チューニング」していきます。このチューニングは上記「自分のクセ」が分からないとしようがないです。人それぞれですよね。

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馬券が当たらない・スランプと言うよりそもそも??

「馬券の調子が悪い」「スランプだ」

と言うのは簡単です。

ただ、ちょっと立ち位置を変えてみてみます。

 

野球を始めたばかりの小学生や、大した努力もしていない高校球児が

「調子が悪い、スランプかも」

と言ったらあなたはどう思いますか??「いやいや、そういうレベルの話じゃないでしょう」と考えると思うんです。

 

比べてはいけませんがイチロー、大谷翔平がスランプっていうのはそれは本当にそうなのでしょう。ただ、私たち凡人が普段使ってしまうスランプという言葉の9割は……ただの努力不足。

そもそもの知識・経験・努力が足りていないだけ。

 

ブレる・ブレないという言葉を私も気軽に使ってしまいますが、そもそもの芯がズレていたらブレるブレない以前の問題なんですよね。

自分自身にも投げかけるキツめの言葉ですが、

「お前は何者なんだ?」

って話。たまたま良い的中が続くと自分凄いと考えたくなりますが、1年トータルでどうですか?何年も続いていますか?

 

馬券が当たらない=調子が悪い、スランプ……というより「そのレベルにも達していない」可能性が高いです。

 

納得いきませんか?

では、スラムダンク・安西先生の名言を引っ張ってきましょうか。超王道の「諦めたら…」ではないです。

【下手くその上級者への道のりは、己が下手さを知りて一歩目】

結局こういうことなのではないでしょうか。

 

一度、現状の自分をしっかりと受け入れる。そこからどうするか、です。意固地になっちゃあダメ。

自分を客観視できるか、人の意見を受け入れられるか、素直になって前向いて向上できるか。まあほとんどの人が出来ない事なんですけどね(笑

だからこそ、これが出来る人は強いんです。

まとめ

長々と書いてきましたが、馬券が当たらない、調子悪い・スランプな時の対処法としてまとめると、

・自分が外すパターンを理解する
・それをチューニングする

シンプルですがこれが第一歩。そして

・自分は何者でもない

これを理解し認めることで、ようやく向上できます。

 

運の要素も多分にあるのが競馬ですが、よくよく考えると自分に原因があるということもあります。予想と振り返りで、自分の予想の何が良かったのか、悪かったのかをチェックして、次に活かす、が切り替える流れのスタンダード。

そして、切り替えることより自身の向上を図る。

 

馬券が外れた時は、自分以外の要因は無視。気にしないことです。コントロールできないことをグジグジ悩んでも時間のムダですから。

 

馬券が当たらなかった時に原因を外部(騎手)に求めたくなりますが、「そんな騎手」を本命にした自分が悪いと「自責」でいましょう。なんでもかんでも「他責」では成長せず、競馬場近くの居酒屋でグダまいているオヤジと一緒になってしまいます。

競馬予想の結果には運の要素が多分に絡んできます。

 

最後スピリチュアルな話になり恐縮ですが、振り返りもせずテキトーなことをやっている人と、やることやっている人では最終的には後者の方が良い結果になると思います。これがこの記事の最初に赤字で書いた…

競馬はある程度までは勉強です。努力が一定以上報われます(それ以外の部分は運です)。

ここに繋がっていきます。

 

補足として最後の最後に、毎週数レースしか馬券を買わない人に向けて書きます(良い悪いではないです)。

毎週10も20もレースを買っている人と違い、毎週数レースだと1か月全く当たらないということも普通にあると思います。でも、1か月たてば、競馬場も変わるし、とうぜん傾向も変わります。

 

そういうときこそ、ドタバタせずに、しっかりと振り返り自分の外し方のクセを把握して、現状の傾向にアジャストしていうようにしましょう。

繰り返しですが、競馬は外れることの方が多いです。

その当たらなかったレースをどう活かすか、素材が目の前にあるなら上手く活用していかない手はない、です。

地に足をつけて競馬頑張っていきましょう!