アルゼンチン共和国杯2022傾向と予想オッズをみて穴馬の可能性を考えていきます。
先日は、このシリーズの記事で天皇賞秋2022でパンサラッサを指名！(が！)
同じように穴馬のピックアップを目指してゴリゴリ書いていきます。
アルゼンチン共和国杯2022傾向とよそオッズみてアレコレ考察、
お気楽にお使いください。
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アルゼンチン共和国杯2022傾向
アルゼンチン共和国杯2022傾向・データをJRAのホームページからパク…引用の上咀嚼しご紹介します。
データから見えてくる傾向（問われる適性など）は予想をする上で役に立ちますが、、、「データ」を数字遊びとして扱うのは危険です。
そういった警鐘はずーっと書いてきていますが素直な人ほど間違った認識でいて、わたしみたいなひねくれた人間は騙されない……それがデータです。
今日は…
うーん、、、特別有用なデータを今回は扱っていません。
あえて言うならいつもの良くあるやつである「年齢」での区切りですか。
7歳以上【0,0,0,33】
と過去10年で高齢馬は好走が出来ていない傾向にあります。
とはいえ、「そもそも」7歳以上でハンデG2に出ている以上ナニカシラのアラを抱えている馬が多く…
・能力高い→天皇賞に出走
・別定G2オールカマーや京都大賞典で勝負になる→ジャパンカップへ
と、（高齢馬に限ったことではないですが）ここを使う以上ナニカシラ足りないものがあってのこと。
アルゼンチン共和国杯使って高齢馬でも勝負になりやすいステイヤーズS狙いの馬とか。
2020年
8歳ミュゼエイリアン…引退レース
2019年
8歳オジュウチョウサン…障害の馬
2018年
7歳アルバート…ステイヤーズS専用機
2017年（多いので略）
9歳カレンミロティック…
7歳トウシンモンステラ…
7歳デニムアンドルビー…
7歳ハッピーモーメント…
9歳ヒットザターゲット…
8歳カムフィー…
7歳トルークマクト…
7歳レコンダイト…
（なぜこの年はこんなに多いんだ！略！）
デニムアンドルビーが4番人気で好走の可能性あったのかもしれませんが、明らかに全盛期が過ぎた状態で引退までの流し期間、G2では厳しい状況でした。
以上を考えると7歳以上だから切りというより「チャンスがある馬が（ほぼ）いなかったから好走していない」と言えます。
老いてなお盛んな馬がいない＝いたらG1出ている
↑これですね。
で、ですね。
これは東京2500ｍだからという点もあると考えています。
東京2500ｍというコースはダービーやジャパンカップが行われる2400ｍより100ｍだけ長い距離ですが、字面の伸びる100ｍ以上にスタミナが問われます。
これは東京の直線の坂を2回上るから。平坦100ｍ延びるのとはわけが違います。
そしてその上で秋の東京の馬場＝軽いためスピードもとわれる。つまり年齢と共にスピードは衰えるものなので……高齢馬は分が悪いくなりやい。
これらをクリアする高齢馬がいたら好走する可能性がありチャンス
（でも本当にクリアする能力あるなら…G1に出ている、こういうことですね。）
傾向からここまで考えると「狙うべき馬」と「嫌うべき馬」が見えてきます。
また、ハンデG2戦らしく前走が
OP特別【1,2,1,37】
3勝クラス【1,3,4,15】
と過去10年で馬券になった30頭の内12頭が前走重賞以外から臨んでいる状況です。
ざっくり年に1頭ば馬券になっている計算なので……やはり「ただ出走しているだけの高齢馬」ではなく、今充実期の勝ち上がってきている馬の方に魅力があると言えます。
3年前2019年のアルゼンチン共和国杯では◎ムイトオブリガードで3連単まで的中したレースなので、良い予想をして回収をしたいところです。
以上のような傾向を念頭におきつつ
アルゼンチン共和国杯2022予想オッズをみていくと…
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アルゼンチン共和国杯2022予想オッズ
1番人気 テーオーロイヤル 2.2
2番人気 キラーアビリティ 3.5
3番人気 ヒートオンビート 5.9
4番人気 シルヴァーソニック 7.2
5番人気 ボスジラ 16.8
netkeibaさんのアルゼンチン共和国杯2022予想オッズより。
以下出走予定各馬に対する私の思い込みと偏見です。
◆テーオーロイヤル
アルゼンチン共和国杯2022予想オッズ1番人気は今年ダイヤモンドSを勝利し天皇賞春3着のテーオーロイヤル。前走オールカマー5着は形をつけたレースと言え、本質的に距離が短かった。今回距離が伸びることはプラス、東京2500ｍのスタミナ問われる展開になれば上位評価ですね。ここ2年の目黒記念のような超スローからの前残りレースで位置を落としていると不安がありますが、前走の2200ｍより距離が伸びることで前々で競馬しいやすくなる。キレ味・瞬発力勝負にならなければ上手く馬券に活用したいお馬さんです。
◆キラーアビリティ
アルゼンチン共和国杯2022予想オッズ2番人気は昨年のホープフルS勝ち馬で、今年2戦は皐月賞13着、ダービー６着のお馬さん。ホープフルSは中山2000鉄則のような上手い競馬をしての結果で、皐月賞は出遅れた時点で立ち回りの上手さを活かせず惨敗。ダービーは後方からの競馬で何とか追い込んで6着。現時点での能力評価が難しいところですが「2番人気で本命にする理由」はどこにも見つかりません。父親は違いますが兄弟はダート短距離馬。距離延長がプラスになるとポジティブに考えるなら7,8番人気位でいないと買えない。
◆ヒートオンビート
アルゼンチン共和国杯2022予想オッズ3番人気は重賞上位常連のヒートオンビート。昨年の目黒記念から重賞を使い続けて2,8,2,3,3,4,2,5着と大きく崩れず好走をするエライお馬さんであるいっぽう、天皇賞春4着などG1で好走しつつも、パンチ不足というかジワジワしか伸びないのでG2でもG3でも勝ち切れないという特性の持ち主です。1着の馬券より複系馬券や2,3着を前提とした馬券に組み込みたいですね。
◆シルヴァーソニック
アルゼンチン共和国杯2022予想オッズ4番人気はステイヤーズS,阪神大賞典3着、天皇賞春落馬…のシルヴァーソニック。じわじわしぶとく伸びるタイプで、使いながら調子を上げていく馬。距離は現状長い方が良いので2500ｍは悪くないですが、東京だと伸び負けしそう。好走するならハイペース・タフなレースで全頭バテバテで粘り込む形か。それでも単系の頭の馬券に魅力は感じないですね。ここ使って目標はステイヤーズSでしょうから3連系買う場合のお茶濁し△でどうでしょうか。
◆ボスジラ
アルゼンチン共和国杯2022予想オッズ5番人気はボスジラ。OP特別2400～2600ｍ番長といったところで前走勝利も超得意条件×ルメール騎手×相手レベルといったところでそれをもって過去の重賞惨敗を覆すだけの何かがあったかと言われれると…NOですが、いっぽう押さえておきたい。過去同条件の2020年目黒記念は前にいないと話にならないレースで最後方、昨年のアルゼンチン共和国杯は奇襲的に逃げましたが最下位。「普通のレース」をしていないので、それが叶えば……でしょうか。それでもお茶濁しの△までかなぁと。
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アルゼンチン共和国杯2022穴馬の可能性は？
アルゼンチン共和国杯2022傾向、予想オッズをみてアレコレ書いてみました。
トップハンデとは言えテーオーロイヤルは負けられないレースですねー
人気上位5頭の内3頭が買いたくない。でもハンデ戦だし、相対評価だしでお茶濁しの△候補。
ここに出てきていない馬で穴馬候補になるのは…
・ユーキャンスマイル
…前走新潟記念は久しぶりの好走で買い時は前回です。惨敗が続いていたとは言え「使っていたレース」を観ると2020年のアルゼンチン共和国杯以降…ジャパンカップ、有馬記念、阪神大賞典、天皇賞春、札幌記念、天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念、阪神大賞典、天皇賞春→新潟記念でした。この馬は「左回り」が得意を前提ですが使われていたのはG1と右回りG2。2020年のアルゼンチン共和国杯は4着でしたが休み明け、内枠で難しい競馬でした。上記の通り人気上位馬が怪しいならもう一丁があってよいです。（新潟記念は荒れた馬場・外枠向いた感はありました）
・ディアマンミノル
…昨年のアルゼンチン共和国杯5着馬、今年の目黒記念4着と東京2500ｍとは相性がよいです。ただし、完全なる追い込み馬なのでレースが向くか向かないか。本命で狙うというより穴馬として引っかける意識かと。
天皇賞秋の穴馬ピックアップはパンサラッサの一本釣りでしたがここは2頭。
両頭ともに差し馬なので展開妄想次第ですが穴馬としての「ハマった時の」魅力はあるので上手く活用していきたいですね！
……あ、ユーキャンスマイルは7歳だ（笑）
でも過去のデータに縛られないのが私で。逃げ受難と言われてーのパンサラッサだし、高齢馬用なしと言われてーの◎ジャンダルムだったし。
「それはそれ」
本命にするかは別として「活用する」意識でいようと思います。
以上、アルゼンチン共和国杯2022傾向×予想オッズみて穴馬考察でした！
