京都大賞典2024予想オッズをみて人気馬のアラを探しつつ、穴馬の可能性を探っていく記事です。
出走頭数が少ないのは…ちょっと寂しいですが
毎日王冠と同日開催というのが嬉しい限りです。
東西で古馬G2ってテンションが上がりませんか?
あと、じみーにですが同日にすることで騎手が分散されて、重賞勝利常連の騎手以外にもチャンスが生まれる(可能性が上がる)。
楽しんでいきましょう!
それでは…
京都大賞典2024予想オッズみてアレコレ考察
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。
京都大賞典2024予想オッズ
1番人気 ブローザホーン 2.0
2番人気 サトノグランツ 4.7
3番人気 プラダリア 4.8
4番人気 ディープボンド 13.0
5番人気 スマートファントム 14.1
netkeibaさんの京都大賞典2024予想オッズより。
以下、出走予定馬に対する私の思い込みと偏見です。
◆ブローザホーン
京都大賞典2024予想オッズ1番人気は今年G2日経新春杯で初重賞制覇を飾ると、G1天皇賞春2着、G1宝塚記念1着の上半期の競馬界を盛り上げてくれたブローザホーン。この馬のストロングポイントは、「タフな馬場、レースよどんとこい!」そしてその雨を自ら引き寄せるかのような、稍重、重馬場(不良馬場)率の高さよ。言い換えると、パンパンの良馬場、スローペースからのヨーイドンでは不安しかないということ。今回、開幕週で、雨は一応金曜に降る予定がありますが競馬に影響はなさそうで。今回のメンバーなら能力は一番ですが、適性面は合わず、また先のG1のためのたたき台と考えると本命より相手の一頭として上手く使うのがベターではないでしょうか。
◆サトノグランツ
京都大賞典2024予想オッズ2番人気は昨年G2京都新聞杯、神戸新聞杯を制しているサトノグランツ。この馬の特徴は加速の遅さ。押して、押して、さらに押してようやく加速する。だから京都外回り=3〜4コーナーでの下り坂で、惰性で加速ができるのはこの馬にとっては最高の舞台といえます。とはいえ、使える脚に限りがあるのである程度前で競馬をして、惰性で加速させつつヌゴゴゴと伸びる形…しかできないので先述の「幅」は狭いです。そこは、乗り慣れている川田騎手がなんとかすると想定できますが。この馬はG1にはとどかないのである意味G2狙い。ここ使って、アルゼンチン共和国杯使って(香港いく?)…。やる気自体は一定以上あると考えられるので馬券としては活用のしかた次第かなーと。
◆プラダリア
京都大賞典2024予想オッズ3番人気は昨年の京都大賞典勝ち馬、今年もG2京都記念1着、G1宝塚記念4着と安定した力をみせているプラダリア。外枠だった昨年の有馬記念以外は大敗がない安定感が強み…である一方、好走止まりが多いのがこの馬の特徴。G1で掲示板前後…がアッパーかと(京都外回りのG1がベスト、天皇賞春は距離が長い…あれ??)。サトノグランツ同様に京都外回りの「惰性加速」はこの馬のキレ味不足を補うのにちょうどよく、さらにいうなら一雨欲しい、が本音ではないでしょうか。G2レベルという意味でサトノグランツとプラダリアは似たものどうし。馬場と枠、位置取り妄想での上げ下げかと。
◆ディープボンド
京都大賞典2024予想オッズ4番人気はミスター天皇賞春好走、のディープボンド。その天皇賞春でもお世話になっているお馬さん。いうまでもなく、超鈍足ランナーで、昨年好走ができたのは重馬場のおかげ。正直、位置が後ろだったので、こちゃ飛ぶか?と思ったところ、最後の最後にンゴゴゴー!と突っ込んでの3着。京都外回りは、上述2頭同様に加速力がないこの馬にはプラスの舞台ですがl、さすがに年齢とともにもともとないスピードも落ち加減。今回が3200mなら買いますが、2400mで開幕週の良馬場想定では……飛びつけませんよね。
◆スマートファントム
京都大賞典2024予想オッズ5番人気は天皇賞春であっと驚かせる4着(14番人気)だったスマートファントム。長く良い脚を使える良いお馬さんで、天皇賞春は博打的に内を通って、良い結果がでました。ただ、後ろで競馬する馬で、やはり開幕週となるとリスクが高く、藤岡騎手は専攻させると上手いですが、差しとなると差し遅れのプロ。そもそも出遅れがち…となるとわざわざ本命にするタイミングではない、が今回の評価です。
京都大賞典2024穴馬の可能性は?
京都大賞典2024予想オッズをみて人気が予想されるお馬さんたちについて、アレコレと書いてみました。
そもそも京都大賞典というレースは…
・京都外回り2400m
・開幕週
雨でも降らなければ時計がでる馬場……ではありますが、スローペースからの直線だけヨーイドン!……にはならないんですよね。
過去5年の勝ち馬をみても…
2023年プラダリア→立ち回りを活かす馬
2022年阪神開催
2021年阪神開催
2020年グローリーヴェイズ→タフさを活かす馬
2019年ドレッドノータス→先行雪崩れ込み
2018年サトノダイヤモンド→先行雪崩れ込み
2017年スマートレイアー→キレ味勝負
スマートレイアーは「その気」があるレースで、上がり33.4とキレ味勝負。
それ以外はざっくり上がり3ハロン35秒台の脚が決着タイム。
まあそもそもキレッキレの馬なら距離短い方が合って、毎日王冠に出ているし、ここから天皇賞秋なんて今の時代出走はマレ。
キタサンブラックは?と思ったら京都大賞典→ジャパンCでした(よく年宝塚記念→天皇賞秋)。
だから、溜めてキレる馬というより、時計の出る馬場で長く良い脚を使える=ロングスパート耐性ある馬が望ましいです。
まあ、それがサトノグランツであり、プラダリアでありなワケです。
じゃあ、穴馬として面白そうな馬は?となると…
・シュヴァリエローズ
G2目黒記念2着は前にいただけ感もありますが、「それなり」の脚は使える。変に、人気馬たちが牽制し合うようなら、早めに動いて残りめがあっても。
・ケイアイサンデラ
バビットとの兼ね合いがありますが、バビットが無理に逃げるなら離れた2番手、向こうが抑えるようなら離した逃げで一発があっても。
京都大賞典は少頭数ですし、何を買うかも重要ですが、どう馬券を買うかも重要になりそうです。
結論は、土曜日の馬場をみて、枠順みて、展開を妄想して……出していきたいですね!
以上、京都大賞典2024予想オッズみてアレコレ考察でした!