菊花賞2020出走馬をみつつ、賞金ボーダーをみつつ、予想オッズ順に各馬の考察をしていこうと思います。
先週秋華賞ではリアアメリアなどをバッサリと軽視する考察をしていたので(まあアレは分かりやす過ぎましたけどね)多少はお役に立てるのかな、と思います。
出走予定馬(登録)も多く、コントレイルの無敗の3冠どうなるか、楽しみなレースですね!
本当は京都改修前最後のG1という事で京都競馬場に行きたかったのですが、、、残念!
という事で、菊花賞2020出走馬×賞金ボーダーをみつつ、
菊花賞2020予想オッズ順に各馬を考察していこうと思います。
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菊花賞2020出走馬・賞金ボーダー
菊花賞2020賞金ボーダー/出走馬/登録馬をまず最初に観ていきましょう!
【優先出走権】
~神戸新聞杯組~
コントレイル、ヴェルトライゼンデ、ロバートソンキー
~セントライト記念組~
バビット、サトノフラッグ、ガロアクリーク
【出走予定】
ディープボンド、サトノインプレッサ、ビターエンダー、レクセランス、ヴァルコス、ブラックホール、マンオブスピリット、キメラヴェリテ
【抽選対象】←賞金ボーダーライン
アリストテレス、アンティシペイト、ココロノトウダイ、ダノングロワール、ターキッシュパレス、ディアマンミノル
賞金ボーダーラインの馬は6頭。賞金1500万円の馬たちですね。4/6の抽選を潜っての出走を望んでいるお馬さんたちです。
そして、賞金ボーダーライン上にいるアンティシペイト(武豊騎手)が後述する、菊花賞2020予想オッズ5番人気と言う状況です。
菊花賞に限らず賞金ボーダー抽選の陣営はヤキモキするでしょうね~。もちろんこれはG1に限らず起こりうることではありますが、やっぱり…G1に出る!が目標の馬主さんもいるでしょうから。
そして、菊花賞2020賞金ボーダーとは無縁の無敗で皐月賞・ダービーを制しているコントレイル。
先週同じく無敗の牝馬3冠馬・デアリングタクトの誕生で盛り上がりましたが、果たして今週は??
秋華賞とは違い「全頭初めての経験」である京都3000mで波乱の余地があるのか?楽しみですね!
それでは、先ほどの通り菊花賞2020出走馬の中、賞金ボーダーライン上にいるアンティシペイトも人気上位である、菊花賞2020予想オッズもみていくと…
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菊花賞2020予想オッズ
1番人気 コントレイル 1.1
2番人気 ヴェルトライゼンデ 6.3
3番人気 バビット 11.9
4番人気 サトノフラッグ 37.3
5番人気 アンティシペイト 46.3
netkeibaさんの菊花賞2020予想オッズより。
以下私の各馬にたいする思い込みと偏見です。
◆コントレイル
菊花賞2020予想オッズ1番人気は当然のように皐月賞・日本ダービーを無敗で制しているいるコントレイル。操縦性良く父ディープインパクトの3歳時より乗りやすいのではないでしょうか(ディープインパクトは出遅れありーの、菊花賞1週目でスパートしたがりーの)。とあえずこれだけの馬の良い点なんて書いても仕方ないのでマイナス点を書いておくと、当然ながら「お初」距離。これは他の馬も一緒ですが3000mという距離は初めて。キセキが勝った菊花賞の様な馬場になれば当然どうなるかなんて誰にもわからない(週中は雨予報も土日は晴れ予報)。一応京都も初めてですね。今年の馬場はどうかですが例年外枠は結果が出にくいのでどうなるか。頭固定以外の馬券の軸なら抜けた1番人気でも本命で良いかと。
※抜けた1番人気の頭固定は、馬連/馬単、3連複/3連単の配当関係性をみての通り「ハネ」ません。そのくせ2着、3着に負けたらリターンゼロの為私は推奨していません。もちろん当たれば良いのですが。外れた時の後悔が一番強い馬券です。安いリターンを狙いリターンゼロ(馬連・3連複なら当たるのに)はツライのです。
◆ヴェルトライゼンデ
菊花賞2020予想オッズ2番人気は日本ダービー3着のヴェルトライゼンデ。崩れたのは外枠不利となった皐月賞のみ。なんていうのかな…兄は昨年の菊花賞馬ワールドプレミアですし変に嫌う必要もないのですが、、、抜けた1番人気のコントレイルを普通に評価する以上この馬も評価してもなぁのスケベ根性。堅い馬券にドカンと買うのは私の競馬ではないので(秋華賞の2番人気リアアメリアは逆に買い要素が見つからなかった)。例えばコントレイルを逆転する馬券として1着馬券を買うならアリですが、コントレイルを正面から力で倒すイメージはわかず、相手のしくじり待ちな感じか。普通に買うなら重用、でも…といったところ。
◆バビット
菊花賞2020予想オッズ3番人気は重賞2連勝中のバビット。おそらく多くの方がコントレイルを倒す一発があるのがこの馬、と考えるのではないでしょうか。逃げて、最後粘り腰を見せるレースは追いかける方としては厄介な存在。溜めてもキレ負けするというネガティブな面を「だったら前にいけばいいじゃない?」とポジティブに体現している。当然距離はやってみないと分からないが直線迎えるまでに5馬身貰っていて且つ、馬体が合わさるようなら一発あるかも知れない。もちろん逆噴射もあるが…。馬券的魅力はヴェルトライゼンデよりこちら。
◆サトノフラッグ
菊花賞2020予想オッズ4番人気は弥生賞の勝ち馬サトノフラッグ。その弥生賞は重馬場、前走セントライト記念のレースをみても父ディープインパクトの様な瞬発力に秀でた馬ではなく、長く良い脚を使うタイプ。タフなレースになってくれれば馬券圏内はありそうですが、先々を含め人気先行となり勝ちで「弱い馬相手に強いレースをするタイプではない=キレ負けする」という事は覚えておきたいです。バビットがタフなレースを作り上げてくれたら。
◆アンティシペイト
菊花賞2020予想オッズ5番人気は上記、菊花賞2020賞金ボーダーライン上にいるアンティシペイト。春の活躍馬とは未対戦の面白味…と言う事と、札幌2600mというタフなコースで前々で押し切る競馬を見せたことからも、賞金ボーダーラインで出走可能かどうか分からない状況ですが菊花賞2020予想オッズ5番人気となっています。前々で競馬できるのは魅力(コントレイルより後ろで競馬しても仕方ない)も、バビットほどの味があるか、ヴェルトライゼンデほどの底力があるかは…。中途半端に色気出して溜めると前(バビット)後ろ(コントレイル)両方の脅威にはなり得ない。強気の競馬で。
…と菊花賞2020予想オッズ人気上位馬たちをみてみました。
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菊花賞2020データ
最後に菊花賞2020予想に役立ちそうなデータをみておこうと思います。
JRAのホームページから使えそうなデータのみパク…引用してご紹介します。…が、今回は力に関してはガチンコ、あとは適性という事が分かりやすいデータが多く、さらさらっとご紹介します。
1、前走の着順(過去10年)
3着以内【10,9,8,74】
4着以下【0,1,2,76】
「前走」の格を無視した人括りのデータですが馬券になった27/30頭が前走3着以内という事は母数からも結構な分かりやすい結果ですね。
2、前走の上りタイム(JRAレース)
3位以内【8,8,8,65】
4位以下【2,2,2,84】
1番ほどではないですがそれでも前走の上り速い馬優位です。ただ勝ち馬含め上り4位以下でもしっかり馬券にはなってるので1番と2番を合わせた前走3着以内で上りが遅い馬を簡単に軽視は禁物。
3、その年の4月以降でG1・G2で4着以内経験の有無
あり【9,10,7,63】
なし【1,0,3,87】
これも分かりやすい結果ですね。上記賞金ラインボーダーのアンティシペイトなどはG2出走経験すらないですから、これを覆すような適性を見せられるか。
といったところです。
データはデータ過去のもの…ですが、菊花賞という特殊な・全馬初めての条件だからこそ活きる/参考になるものもあると思います。
過去の格言で菊花賞は強い馬が…(皐月賞:速い、ダービー:運)というものがありますが、晩年マイラーとして活躍した(まだ現役か…)エアスピネルは地力で菊花賞3着。
適性も必要ですが上記データの特に3番などはここら辺の情報が後押ししているのかも…しれないですね。
まとめ
菊花賞2020出走馬や賞金ボーダーをみつつ、予想オッズや過去データなどをみてみました。
先週のデアリングタクト程コントレイルは(初めて条件なので)盤石ではないと思いますが、風穴を開けるような力がある馬がいるかというと?
最後は未知の条件でそれがプラスに向く馬がいるかどうか、ですね。
明日は菊花賞2020の穴馬たちについてみていこうと思います。お時間あったらまた観てやってください。
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