競馬において血統を勉強することは、より良い予想が出来るようになる可能性が上がります。その意味では血統を勉強することは重要です。

 

ただし、〇〇系がどうとか、インブリードがどうとか……マニアになれ!という意味ではなく、「予想に活かすように」勉強をすることが重要です。知識があっても使えなければ意味がない。

あくまで血統は「数ある競馬予想ファクターのうちの一つ」です。

 

今日は、そんな競馬で血統を勉強する時のポイントについてまとめておきます。

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競馬で血統を勉強するメリット

競馬「予想」において血統を勉強するメリットは「適性」を知ることができる、ということです。誰々の子どもだから応援するといったカワイイ話ではなく、ストレートに言うとあくまで馬券の為、です。

 

また競馬予想においては血統が全てという訳ではなく、この血統ならこんな適性がある「はず」。だからこのレースでは好走できるのではないか。

この様な推測をする手段として活用できます。血統を勉強する目的は「適性を知る」ため、血統はその適性を知る手段のひとつです。

 

そのため競馬で血統を勉強することで…

・距離適性
・スピード系orスタミナ系
・タフさ
・操縦性の良さ
・騎手との相性

などなど、特に「未知の要素」を推測することができるようになる、ということです。競馬においてこの、未知の要素を推測するということは馬券に繋がることです。

 

血統を勉強することで未知の要素を推測ができる

競馬で血統を勉強することは、「未知の要素」を推測することに繋がります。

戦績を重ねてきた古馬ならいろいろな条件を走ったことがあり実際の適性が分かると思いますが、若い馬は「お初の要素」だらけです。

 

初めての距離、初めての登り坂、初めての左回り、初めての遠征、初めての重馬場、初めての洋芝、初めての……

こうした馬が出走している時に、この血統だから走れるだろうと推測して買う事ができます。

 

もちろんこれはこれまでのレース映像をみて推測することもできます。繰り返しですがあくまで競馬において血統は適正を知る手段の一つです。全てではありません。

血統を勉強することは重要ですがそれだけではない、と改めて認識をお願いします。

 

・タフなレースになりそうだからこの血統なら「走れそう」
・距離延長になるがこの血統なら「大丈夫だろう」
・重馬場は「向くだろう」

として、初めて・経験が浅い条件でも買える要素をみつける役にたちます。

どちらかというと、血統を勉強して推測で買うのは「人気薄」が多いです。

人気馬だったらお初要素と言うだけで嫌う対象になりますが、血統から条件が合うなら「仕方ないから買ってあげる」対象になります。

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血統を勉強して人気馬を嫌う

何度もこのブログで書いていることですが、2歳馬の新馬戦1戦だけで判断してはいけません。「たまたま」条件があって生涯最高のパフォーマンスを発揮したダケの馬なんてゴマンといます。

 

それ以降尻すぼみなんて「普通のこと」です。適性がたまたま合っただけ。

それなのに、次走お初だらけの条件で単勝1倍台。で、凡走して本命党が涙する…こんな歴史を繰り返してきています。

そう、競馬においては血統を勉強することで「買い要素」を見つけるだけではなく、「嫌う要素」をみつける役にも立ちます。

 

むしろこちらの方が重要といっても過言ではないです。競馬予想とはいかに人気馬のアラ探しをするか、ですから。

この馬人気だけれど…

・器用なレースはできなさそう(小回り?)
・タフなレース向かないのでは?
・キレる脚ないよね?

などなど。適性を推測する手段の一つとして血統を活用することができます。

血統の勉強方法

競馬における血統の勉強方法はいろいろあります。

本を買う、ネット検索、詳しい人に聞く…正直どれでも良いのですが冒頭で書いた通り「頭でっかち」にならないよう注意です。

 

血統の知識があるから競馬予想に上手く活用できているかどうかは別の話。覚える必要はそこまでありません(もちろんある程度以上の知識は必要ですが)。

私の場合幸運なことに、中学生時代ダビスタにハマったことで、ある程度以上の知識がつきました。その後も各レースをみてアップデートしてきていますが、しっかりと覚えているのかどうかと言われると…NO。

というか、もう覚えられなくなっています(苦笑)

 

覚える必要はないけれど見れば思い出す、理解ができるだけの知識は必要です。この匙加減は難しいところですが…

「覚える」ではなく「活用する為」の血統の勉強方法としては…まず極端なレースの時の血統傾向をみてみます。

(ぶっちゃけパンパン良馬場だったらディープインパクト産駒が走るので勉強も何もいらない…)

 

例えば2021年3月13、14日は雨の影響で各地重馬場で競争が行われました。「こういうときに」どういった血統の馬が(父・母父)走っているのかを覚える、と言うことです。

そういう特徴的なレースで走る血統と「普通の時」に走る血統の違いをみることで、適正が覚えられます。

馬場は上記の通りですが、ハイペースなのか、スローペースなのか。立ち回り戦なのか、タフなレースなのか。バテあいレースだったのか、瞬発力勝負だったのか。あとはこの反復です。

 

こうして適性を覚えていくことで、「お初条件」の時の予想=推測に役立てることができます。

日本の義務教育の弊害でどうしても勉強というと座学で覚えることから始めようとしてしまいますが、この様な実践を(馬券で痛めをみながら)積むことで、「使える」血統の知識が身についてきます。

座学私は好きなので全否定はしませんが、、

 

「覚える」のではなく必要があって「見る」時に私が利用している血統の本は

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これです。

コース別のグラフなどもあるので、先ほど私が話した、結果から覚えるのではなく始めから知ることができる…いわばカンニングもできます(笑)条件別の種牡馬ランキングもあります。

 

年度ごとにアップデートされていきますが私は数年に一回買う程度なので結構一冊を使い倒しています(いい値段するから毎年は買わない笑)。

あくまで確認のため、座学として覚えるのではなく上手く活用するには数ある血統本の中でおすすめです。

 

あと何気にエピソードというか物語(?)も現役時代を知っている種牡馬だと読み物として楽しめます。

まとめ

競馬で血統を勉強する意味と、その活用方法に関して書いてみました。

私自身血統をメインで予想はしておらず、レースっぷりをみてその補完で血統をみています。

血統だけでいったら買えない馬なんて沢山います。あくまで個を見た上で補完の血統です。

 

競馬予想は奥が深く難しいものです。血統が良くても、調教がよくても、厩舎が良くても…出遅れて終わり、どん詰まりで終わり、不利を受けて終わり、これが日常です。

でも、馬券が的中する可能性を少しでもあげるために…血統を勉強することは良いことだと思います。

あくまで予想ファクターの一つであると言うことを忘れずに、マニアにならないように、頑張ってみてください。

それでは良いkeibaライフを!

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