フェブラリーステークス2023予想オッズをみて脚質・展開なら穴馬を探るべく……「使える」傾向やデータを活用して予想に役立ててしまう、そんな記事です。

 

正直言うとギルデッドミラーが出走してきたら人気馬でも本命、もしくは信頼の相手として活用をする予定…でしたが故障のため引退。。

こうなってくると一気に混戦模様で距離はギリギリのレモンポップが1番人気になる予定。

 

つまり……「悪い顔」して穴馬探しがはかどりますね!

それではフェブラリーステークス2023予想オッズみてアレコレ考察
お気楽にお付き合いください。

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フェブラリーステークス2023予想オッズ

1番人気 レモンポップ   2.0
2番人気 ドライスタウト  3.4
3番人気 メイショウハリオ 10.5
※ギルデッドミラー 12.3→引退
4番人気レッドルゼル    16.6
5番人気スピーディキック  16.7
6番人気シャールズスパイト 22.6
7番人気テイエムサウスダン 26.0

netkeibaさんのフェブラリーステークス2023予想オッズより。
以下私の出走予定各馬に対する思い込みと偏見です。

※ギルデッドミラーが残っておりオッズは参考にもなりませんが…
人気順に各馬にアレコレ書いていきます。

 

◆レモンポップ
フェブラリーステークス2023予想オッズ1番人気は東京大得意、1400m超スイートスポットのレモンポップ。フェブラリーステークスが東京1400mだったら歴代でも上位に来たのではと言えるお馬さん……ですが当然ながらフェブラリーステークスは東京1600m。1600mの武蔵野S2着は逃げるバスラットレオンを一完歩一完歩追い詰め交した…と思ったらギルデッドミラーに差された形。先行して最後まで脚を使えるという点においては有力であることは間違いありませんが…距離はベストよりながく、ゴリゴリの逃げ馬はいないものの先行馬多数。例えば内で包まれたり、外枠でずっと外を回らされたりした場合どうか。1400mなら踏ん張り効いても1600mではどうか?などツッコミどころはあります。……とはいえ、ギルデッドミラーも出走なくメンバーレベルは例年以下。「馬券圏内」という意味では大きく嫌う事はできない。乗りなれた戸崎騎手がドライスタウトに騎乗で今回は坂井騎手。乗りにくいタイミングですね。。

◆ドライスタウト
フェブラリーステークス2023予想オッズ2番人気はドライスタウト。JRAの重賞未出走ながら予想オッズ2番人気は買いづらい……と字面の戦績をみると考えますが…バトルクライ基準でいうなら充分やれる。前走すばるSは直線バトルクライに内に押し込められスパートができず。進路を確保してから猛追するも届かずの2着でした。このときバトルクライは56キロ、ドライスタウトは58キロ。そのバトルクライは根岸S3着。ポテンシャルで言えばバトルクライよりは上。こんな流れです。ただ芝スタートでスタートが遅くなる可能性、後方からの競馬になる可能性が高くペース次第では差して届かずも。レモンポップにとってキツイ速い流れになれば一気の戴冠の可能性もありますが、昨年のように前にいないと話にならないレースになると?G1で使う言葉ではないですがここで判断するお馬さん。

◆メイショウハリオ
フェブラリーステークス2023予想オッズ3番人気はみやこS、マーチSの1800mG3勝利、大井2000mの帝王賞1着のメイショウハリオ。能力だけならこのメンバーでは当然上位ですが「適性」という意味では距離短縮&東京のスピード勝負はマイナス(後述します)。1800mでも短い位では?これが8番人気ですと言われたら…庁ハイペースになってスタミナ問われたらチャンスありとなりますが人気の一角となるとワザワザ買う理由は見つかりません。ここは重用は避けて、3連系を買う場合のお茶濁し△やレモンポップやドライスタウトを本命にするなら妙味の観点からも軽視が妥当でしょう。

◆レッドルゼル
フェブラリーステークス2023予想オッズ4番人気はレッドルゼル。過去の戦績から1200~1400mがベスト。フェブラリーステークスは過去2回挑戦して4着と6着。去年の6着は「前にいないと話にならない」レースだったので仕方ない部分もあります。1600mがプラスにならないという点ではレモンポップと同じ立ち位置で、「前有利」ならレモンポップ、そのレモンポップに厳しい展開にとなるとレッドルゼル好走の可能性が上がりますが、タフすぎると1600mが長いレッドルゼルにもマイナスという状況。メンバーレベルが下がるという点では能力落ちが無ければ昨年よりやれてよいです。おそらく上記メイショウハリオに関しては適性合わないという情報が飛び交うのでレッドルゼルの方が人気になると思います。

◆スピーディーキック
フェブラリーステークス2023予想オッズ5番人気は地方の星スピーディーキック。ですが、メイショウハリオ同ように東京のスピード勝負はマイナス。地方の2100mで勝つなどスタミナがあるのは分かりますしそういうレースの質になればよいですがフェブラリーステークスは良馬場でも上り3ハロン35秒台の脚を求められるレースです。軽いダートで走ったことがないので走ってみたら速い脚が使えたという可能性はもちろんあるものの37秒台までしかだしたことがなく少なくても本命にする理由はどこにもないです。メイショウハリオ同よう3連系を買う場合のお茶濁し△まで。まあ……元も子もないですが今年はメンバーレベルが低いので走れてしまう可能性は例年よりありますが…

◆シャールズスパイト
フェブラリーステークス2023予想オッズ6番人気はシャールズスパイト。海外馬なので割愛。まあ実際どうなの?が知りたい所ですがそこに時間を割く必要はなく「相手の一頭として買う」のスタンスでいきます。

◆テイエムサウスダン
フェブラリーステークス2023予想オッズ7番人気は昨年のフェブラリーステークス2着のテイエムサウスダン。昨年は根岸S1着→フェブラリーステークス2着と連続好走。この馬に関しては完全に岩田父騎手が作った馬と言えルメール騎手乗り替わり&前の馬に厳しいレースとなり前走根岸Sは惨敗でした。昨年はすんなり逃げたことで&前残りのレースとなって2着。昨年よりメンバーが落ちるとはいえ昨年以上にむくレースになるとは思えず…相手の一頭として買うくらいがちょうど良いのでは?もちろんゆるいをレース想定して前残りのレースになれば…ですがその場合レモンポップが普通に勝つ可能性が高いです。

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フェブラリーステークス2023傾向・データ

フェブラリーステークス2023予想オッズと人気順にアレコレ書いてきました。

 

その上で「フェブラリーステークスってそもそもどんなレースなの?傾向は?」について以下で書いていきます。

フェブラリーステークス2023予想につなげるために傾向やデータをJRAのホームページからパク……引用の上咀嚼しご紹介します。

 

データはデータ、過去の数字。

基本はこのスタンスですがそこから読めてくる「問われる適性」は予想をする上で大いに役に立ちます。

 

今回ご紹介するのは…「戦歴」。

・JRAの左回りコース
・1900メートル未満の重賞

の1着経験の有無。

 

あり【9,9,9,62】
なし【1,1,1,66】

まずシンプルに考えると重賞優勝経験あり/なしは能力の証明ができているかどうか。

ダートレースは全体では施行数が多い割に重賞は芝のレースと比べると少ないです。

 

そのため一つの重賞に出走したい馬がゴロゴロいるため(地方もありますが)重賞を勝つ=ライバルが多いレースで勝ち切るという一つのステータスになります。

そして「JRAの左回りコース」は東京と中京、新潟のみ。その対象重賞レースは…

東海ステークス(中京)ダ1800m
根岸ステークス(東京)ダ1400m
フェブラリーステークス(東京)ダ1600m
ユニコーンステークス(東京)ダ1600m
プロキオンステークス(中京)ダ1400m
レパードS(新潟)ダート1800m
武蔵野ステークス(東京)ダ1600m
チャンピオンズカップ(中京)ダ1800m

※プロキオンSは京都競馬場改修工事のため2021、2022年は中京1700で代替開催。

と考えると結構「狭い門」ですよね。

 

上記の通りプロキオンSはここ2年小倉競馬場(右回り)で行われているため実質的に中京競馬場対象のレースは東海Sとチャンピオンズカップのみです。

そして東京競馬場のダートコースは1800mのコースがないため1400、1600mのみ。

その上で…

 

「東京ダート1600m」

は非常に特殊な条件なので走れる馬と走れない馬に分かれます。

 

・何が特殊?

JRAで唯一の1600mという距離。加えて「スピードが出やすいダート」です。

紹介されているデータで1900m未満と区切られているのは1900m、2000mじゃダメなんですか?能力の証明にはなるんでしょ?と突っ込みたくなるところ。

でも、ここにダメな理由が明確にあるんです。

 

【東京ダート1600mはスピードが問われる】

だから中京1800mのチャンピオンズカップよりフェブラリーステークスの方が元芝馬の好走が多いです。

 

【2022年】
3着ソダシ(G1阪神JF、G1桜花賞他)

【2021年】
2着エアスピネル(G1朝日杯2着、G3富士S1着、京都金杯1着他)

【2020年】
1着モズアスコット(G1安田記念他)

3年連続元芝馬が好走しているのもこれが大きな理由です。

 

おいおいダート馬頑張れよ!

ってツッコミがあるのはもっともですが「問われる適性」が「ダートなのにスピード」だから「そういうもの」なんです。

この意味では「左回り実績」というよりダートであれば「東京実績」がある馬の方がスピードの裏付けとして分かりやすいと言えますね。

(※元芝馬がみんなOKという意味ではありません。そもそも砂を被るのが嫌いな馬はダートではリスク高いですから。)

 

ちなみに上記データの

なし【1,1,1,66】

で好走した3頭の内訳は…

 

2022年ソダシ3着
2021年エアスピネル2着
2020年ケイティブレイブ2着
2019年ユラノト3着
2014年コパノリッキー1着

あれ、、5頭じゃん!って思ったらさすがJRAの公式記事のデータ(皮肉です)……

 

ソダシ→G3アルテミスS芝1600m
エアスピネル→G3富士S芝1600m

まさか芝のレースを「含んで」のデータを採用するとは(笑)

 

たしかに

・JRAの左回りコース
・1900メートル未満の重賞

「ダート」とは一言も言っていません。

ぐぐぐ……って思ったのですが。

 

あれ?

あれれー?

ーー
元芝馬

【2022年】
3着ソダシ(G1阪神JF、G1桜花賞他)

【2021年】
2着エアスピネル(G1朝日杯2着、G3富士S1着、京都金杯1着他)
ーー

先ほど確認したこの2頭と一致しますね!

 

この(間違ったとは言いませんが)なぞの芝重賞を含めたデータを深堀することでフェブラリーステークスで求められる適性がハッキリと分かります。

・東京ダート1600mという特殊コース=スピード問われる

 

そして当然、スピードという意味での芝馬や東京戦績がある馬だけではなく

・中京1800m=東海S勝ち
・新潟1800m=レパードS勝ち

1800m左回りでの重賞勝ちがある馬も好走の条件になっていることから…人によっては右・左の上手い下手は気にしない方もいますが少なからず影響あると考えられ…

 

またダート1800mは分岐点という視点。

 

2000m以上がベストのスタミナタイプだけど1800mも相手関係・展開で勝ててしまった馬→東京1600mではスピード不足。

1600m~1800m(2000mはギリ)ベスト→東京1600mでも勝負になる。

この区分け・発想が大事です。

 

当たり前ですがスピードだけではなくスタミナがあるに超したことはありません。ペースが速いタフな流れになったら1600mギリの馬より1800m走るスタミナがある方が良いに決まっています。

ここは非常にアナログにそのレースのペースを考えてスタミナ問われると考えたら1800m実績馬をプラス評価。

2022年のスローペースの前残り戦を想定するなら1400~1600mベストの馬を評価。

 

過去のデータ=数字だけでは判断できない部分は人間が補ってあげる必要がありますね!

1800mの重賞でしか好走歴なくてもフェブラリーステークスで好走している馬がいるのはこういった理由ですね~

フェブラリーステークスの傾向とデータから「適性」や予想の方法性が見えてきたのではないでしょうか(`・ω・´)

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フェブラリーステークス2023展開・脚質予想

フェブラリーステークス2023展開を予想していきます。

(枠順確定前の「馬としての」特質として)

 

フェブラリーステークス2023の出走予定登録馬は…

 

–JRA–

アドマイヤルプス
オーヴェルニュ
ケイアイターコイズ
ケンシンコウ
ゴールドパラディン
ジャスパープリンス
ショウナンナデシコ
セキフウ
ソリストサンダー
タガノビューティー
テイエムサウスダン
ドライスタウト
ヘリオス
メイショウハリオ
レッドルゼル
レモンポップ

–地方馬・外国馬–
スピーディキック
シャールズスパイト

 

コパノリッキーのような「明確な」逃げは不在もヘリオスが主張して逃げる展開となりそうです。

他にも2,3番手での競馬がベストという馬はたくさんいますが無理して逃げるほどではないというタイプ。

 

フェブラリーステークス2023の展開・脚質としては

逃げ=ヘリオス
先行=たくさん(レモンポップ含む)
差し・追い込み=たくさん(ドライスタウト含む)

 

レモンポップは1400mがベストで1600mはギリ走れる。

武蔵野Sでは逃げたバスラットレオンをやっとこさ捉えたところでキレるギルデッドミラーに差された経験からあまり早く抜け出すことは避けたいと考えるのが自然です。

とは言え先行馬多数で外々を回らされたり、内枠を引いて閉じ込められるのもイヤ。

 

案外乗りにくいレースになるんじゃないかな、が所感。

 

競馬予想は「いかに人気馬を嫌うか、人気馬を倒す馬を探すか」ですから、予想をする視点は…

 

展開からレモンポップの動きを想定する。

そのレモンポップを倒せる馬を探す。

いないならレモンポップが勝つとしたらセットで走れる馬を探す。

 

こういった流れで予想を展開していきます。

フェブラリーステークス2023大穴馬の可能性は?

フェブラリーステークス2023大穴馬の可能性を考えると…

 

◆フェブラリーステークスで求められる適性

→スピード(当然長い直線を走り切るスタミナ)

 

◆フェブラリーステークスで想定される展開(枠順見る前段階)

→ヘリオスが逃げその他先行したい馬多数がついていく→レモンポップ(先行馬)が入る以上スローにはならない

以上2つを掛け合わせると…

 

「前残り」となるなら狙うは脚質=先行

・ソリストサンダー
…昨年のフェブラリーステークス4着馬

「脚質=差し届く」となるなら狙うは脚質=差し

・ケンシンコウ
…前走根岸S最後方からの競馬で参考外も、距離が伸びることは確実にプラス。そして58キロは背負いなれているし、「後腐れないバシュロ騎手」が一発狙いでくるなら印は回しておいた方がよいのでは?と。

 

前者は東京1600m適性あり(武蔵野S1着あり)、後者は東京1600mは微妙も距離延長プラス、一応「左回り1800m重賞」のレパードS勝ちにも該当。

最終的には枠順みて、土曜日の馬場見てまったく違う予想になる可能性もありますが(そういうメンバー)週中時点で面白い穴馬、大穴馬たちです。

 

どんなレースになるか楽しみですね!

以上フェブラリーステークス2023予想オッズみて脚質・展開から穴馬を探るでした!

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