弥生賞2025予想オッズをみて、穴馬の可能性を考えていきます。

 

弥生賞の声を聞くと「春」って気分が湧いてくる=競馬の番組表で季節を感じる、正しい反応なのか、異常な感覚なのか……

は、さておき。

いつも通り、人気馬の嫌うポイントを探って、穴馬の好走の可能性を探していきます。

弥生賞は分かりやすいレースなので(昨年外したけど…)毎年楽しみです!

 

それでは…

弥生賞2025予想オッズみてアレコレ考察、
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。



弥生賞2025予想オッズ

1番人気 ナグルファル    2.9
2番人気 ミュージアムマイル 3.7
3番人気 ヴィンセンシオ   6.1
4番人気 ジュタ       8.1
5番人気 クラウディアイ   15.8

netkeibaさんの弥生賞2025予想オッズより。
以下、私の出走予定馬に対する思い込みと偏見です。

 

◆ナグルファル
弥生賞2025予想オッズ1番人気は新馬戦、1勝クラス・エリカ勝を連勝してきた2戦2勝のナグルファル。京都2000mを2戦なので、距離・小回り適性は見えていますが、中山や阪神のような直線の上り坂は未経験=やってみないと分からないと言えますね。後述しますが、「以前の」弥生賞なら前に行けるだけ、立ち回りが上手いというだけでなんとでもなったのですが、メンバー・展開をよく吟味する必要があるかなと。去年のような出入りの激しいレースだと苦戦しそう。一度これは置いておいて…2戦とも2番手から上がり最速は偉いですが、自分の競馬が出来なかった場合?外枠だった場合(外々を走らされる)?関東への輸送?坂は?と若駒らしくツッコミどころはたくさんあります。冷静に考えて、これが人気であれば本命はさけて相手の一頭として来ても来なくてもいいよ(人気馬だからできれば来ないで)、という扱いが私たちの戦い方かなと。

◆ミュージアムマイル
弥生賞2025予想オッズ2番人気はG1朝日杯FS2着のミュージアムマイル。その前走は2000m→1600mが鍵でしたが、ぬるま湯のようなスローペスのおかげで追走に苦労せず好走できたと考えます。言いかえると、距離は戻ることは当然プラス。Cデム騎手から幸騎手への乗り替り(手戻り)となりますが、デビューから1,2戦で騎乗し1勝2着1回とイメージは持っているでしょうし、積極性という点でも問題はないでしょう。若駒あるあるの、初めての関東遠征?中山?などはありますが、ナグルファルを買うならコチラを買いたいな、と週中時点では考えています。目標は先なので、どの程度の意識でここを使うのかにも注目です。

◆ヴィンセンシオ
弥生賞2025予想オッズ3番人気は新馬戦、1勝クラス・葉牡丹賞を勝って2戦2勝で弥生賞に挑むヴィンセンシオ。中山2000mで1勝クラス勝利している=一定以上の適性あると考えられ、またルメール騎手騎乗ということでさらに人気にもなります。前走葉牡丹賞は2000mにも関わらずタフなペースで、前半3ハロンはぬるま湯だった朝日杯FSより1秒以上速い。今年、ペースが流れるようなら、「経験値」として走れることが分かっている馬として期待をしやすいです。いっぽうで、ゆるいレース=瞬発力勝負を想定するなら前走はともかく新馬戦の良スローでも大した上がりじゃなかったので(周りもですが)、怪しい可能性が。想定する条件次第で印は厚くも薄くもなるかと。

◆ジュタ
弥生賞2025予想オッズ4番人気はG1ホープフルS4着で、前走LS若駒S1着のジュタ。関西馬ですが、すでに東京、中山への遠征も経験済みという強みがあります。ここ2戦をみると期待の方が大きいですが、いっぽうで先週の開幕週中山の馬場&時計をみると、ここ2戦の良パフォーマンスが時計のかかる、パワーが問われる条件だっただけに対応できるかどうかは…未知です。確認時点での天気予報では土曜日に雨の予報があり、その影響があるようなら「持ち場」となる可能性はありますが、スピードを競うような馬場、ペースとなると不安の方が大きくなります。状況をよく見て判断したいですね。

◆クラウディアイ
弥生賞2025予想オッズ5番人気はG1ホープフルS5着のクラウディアイ。小柄な馬なだけに、ホープフルSの頃の馬場と比べたら、今の馬場の方が走り易そうにも感じます(パワー=馬格が全てということはありませんが、押しなべて)。G3京都2歳S3着もあり、こまわりのレースはあうのかなと。勝ち切るにはもうワンパンチ欲しいかな、とも思いますが走っても良い一頭といえます。馬群で慌てず騒がずのレースが出来ているので、優等生競馬が活きるレースとなれば。



弥生賞2025穴馬の可能性は?

弥生賞2025予想オッズをみて、人気が想定される馬たちについてアレコレと書いてみました。

どうしても昔と比べてしまうので小粒感は否めませんが…

もう9年前ですか。2016年の弥生賞は現地でみていた(というか、ほぼ毎年弥生賞は現地でみていました)のですが、興奮しまくりでした。

 

1着マカヒキ
2着リオンディーズ
3着エアスピネル

4着は5馬身離され、3頭の競馬というレースで。

エアスピネルに騎乗していたのはレジェンド武豊騎手で、弥生賞マイスターと言える存在がレース後に…

「不思議な感覚です。いいレースができて、馬自身は最後までしっかり走っています。普通なら勝てるレベルの内容で3着でした。今年の馬たちは強いです。本番は巻き返したいです」

凄いコメントですよね。

「そういう馬達のそういうレースだった」

 

……ってのは今回の弥生賞に関係ないのでいいか。

 

弥生賞予想の基本は…

・先行立ち回り力

実際、私はここ5年で…

・2024年
9着◎ダノンエアズロック(2番人気)

・2023年
1着◎タスティエーラ(3番人気)

・2022年
3着ボーンディスウェイ(9番人気)

・2021年
1着タイトルホルダー(4番人気)

・2020年
3着オーソリティ(3番人気)

ちょっと昨年のダノンエアズロックは生き恥みたいな本命ですが、4/5で本命好走、9番人気も含んでいるので、ちょっとはエバれるでしょう。

今からするとダノンエアズロックはないわー苦笑

 

ただし。

 

昨年、コスモキュランダがまくったように、時計が出る馬場でキレ味がない馬は早めに動くしかないワケです。

そうなると、単なる立ち回り戦になるか?

先週の馬場をみると、各騎手、陣営も考えるところがあるでしょうし、出走権どりに意欲を燃やしてくると……

もちろん、本番を見据えた前哨戦なので、折り合いを気にしてスローもまた競馬です。

 

「どっちのレースか」を想定することが弥生賞2025で一番のポイントになりそうですね。

 

で、

週中時点で穴馬の可能性を探ってみると…

 

・アスクシュタイン
・ファウストラーゼン

 

アスクシュタインは逃げて2戦2勝で挑んだ札幌2歳Sは重馬場もあってか何もできず。前走、ホープフルSはスタートで失敗し、これまでと違う後方から。

何も考えずに逃げれば可能性はあるかと。

 

ファウストラーゼンはホープフルSで道中まくって一気に先頭、3着に粘った馬で(動く馬は大抵レースを壊し、かつ自滅しますが)、それでも残った体力はみりょく。

スピード不足は目に見えているので、同じようなレースがハマるなら(それがハマるとアスクシュタインは厳しくなるが)。

 

あとは、いつも通り枠順みて、馬場をみて、展開妄想してエイや!ですね。

以上、弥生賞2025予想オッズみてアレコレ考察でした!