天皇賞秋2025予想オッズをみて、人気馬の不安点、アラ探しをしていきます。

その上で、そのアラを付ける穴馬、その可能性をいつも通り探っていこうかと!

 

天皇賞秋は、毎年本当に楽しみで^^

昨年はドウデュースのキレッキレの脚にシビレ、
おととしはイクイノックスの完成度にシビレ、
一昨々年はパンサラッサの大逃げに血が沸き、、、

毎年のように、よだれが垂れるようなレースが続いています。

 

2017年、不良馬場の中で行われキタサンブラックが出遅れ→馬場の悪い内を通りワープ、最後ふらふらになりながら追撃を抑えて勝利も良かったですねー。

 

また、地味(失礼!)ですが、2025年のラブリーデイも思い出深いです。

当時、京都大賞典組は相性が悪いから切り!…的な「自称データ派」の「数字遊び」が好きな「ゴ〇予想」が散見されましたが(これは今もか…)

真っ向から、「天皇賞秋向きの馬がいなかっただけ」「適性を見れば買える」と言い切った記憶があります(1着)。

 

ようは、

データ=数字から何をみるのかが大事であって、データはデータただの数字ってこと。

 

…なーんかいいこと言った気がすので(というかずーっと言い続けていますが)、サクッと…

それでは天皇賞秋2025予想オッズみてアレコレ考察、
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。



天皇賞秋2025予想オッズ

1番人気 マスカレードボール  3.0
2番人気 ミュージアムマイル  5.4
3番人気 ロードデルレイ    10.2
4番人気 シランケド      10.6
5番人気 メイショウタバル   10.6

netkeibaさんの天皇賞秋2025予想オッズより。
以下、私の出走予定各馬に対する思い込みと偏見です。

 

◆マスカレードボール
天皇賞秋2025予想オッズ1番人気は3歳、今年のG1皐月賞3着、ダービー2着のマスカレードボール。今回はルメール騎手が初めて騎乗します。この馬の特徴は、なんといっても祖母のビハインドザマスクを思い出させるような直線の末脚。…というと、ダービーは上がり2位で、上がり1位じゃないじゃないか!という浅い人が出てくるのですが(主に自称データ派)、上がり1位は14番手で競馬して5着のエリキング、ようは届かない位置から上がり最速=無価値なワケです。もちろんダービーは1着ではなかったのでそれも届かなかったと言えばそれまでですが、勝ちに行くポジションにいたかいないかの差です。馬のキャラ的にルメール騎手にはマッチしそうですし、古馬相手でも1番人気(になるであろうこと)は納得です。あえてアラを探すなら、これまでざっくり2カ月間隔で使ってきた馬が5カ月ぶりのレース。相手ではなく自分に負けるというのは競馬あるある。こればかりは事前には読みづらい部分ですが、馬の適性、能力は足りるので、どう馬券に組み込みか、がポイントになりそうです。

◆ミュージアムマイル
天皇賞秋2025予想オッズ2番人気は3歳、今年のG1皐月賞1着、ダービー6着のミュージアムマイル。前走G2セントライト記念を制し、天皇賞秋に挑みます。…仕方ない部分もありますが「節操ないなー」と思うのが、昨年のG1朝日杯FSから、Cデム、幸、モレイラ、レーン、戸崎(騎手)と乗り継いで今回Cデム騎手。馬の特徴としてはそこまでキレないけれどある程度の位置からある程度の脚を使えるタイプ。皐月賞は展開がドンピシャ&それを引き出したモレイラ騎手がすごく、ダービーは距離、前走セントライト記念は順当ながら相手も楽、と言ったここ3戦です。馬券を当てるのではなく、高配当(好配当)目指すなら、仮にマスカレードボールを評価するなら、こちらを下げる、と言ったバランス感覚でいたいと考えています。もちろん、馬として軽視をするという意味ではなく、本命・対抗にしてゴリゴリ2頭から買うようなことをしない、という意味です。ここらへんはスタンスによりますが、人気通りマスカレードボール>ミュージアムマイルのイメージでいます。

◆ロードデルレイ
天皇賞秋2025予想オッズ3番人気は今年のG1大阪杯(本命でお世話になりましたm(__)m)2着のロードデルレイ。前走宝塚記念は8着とデビュー以来初めての大敗となりましたが、稍重の2200mは合わなかったように見えます。今回、人気が落ちれば…とは思っていましたが、、、まず大阪杯は「ドンピシャ」でハマった競馬でした。高速馬場、ハイペースの耐久レースで中断からの持続力ある脚が活きた形。今回、金曜・土曜日の雨の影響がどれくらい残るかですが、状況がととのえば距離・左回りと合う可能性は十分あります。いっぽうで、大阪杯をみてしまうと、小回り、内回りでの持続力勝負の方があうのでは?とも。過去東京で3勝していますが、新馬戦含めてすべて緩いレースからの瞬発力勝負。今回想定されるレースとは違うものなので…だからこその「人気が落ちれば」と考えていました。

◆シランケド
天皇賞秋2025予想オッズ4番人気は今年G3中山牝馬S1着、G1ヴィクトリアマイル3着、G3新潟記念1着と自慢の「キレ味」で戦績を積んできたシランケド。デビュー以外、11戦連続好走、今でこそ、追い込み、末脚がキレるイメージですが、2勝クラス時は逃げ、番手で勝つという競馬もしてきています。今回、牡馬、G1で人気を受ける立場なのは、前走G3新潟記念で下したエネルジコが、先週菊花賞を制したことも要因のひとつかと。ポジティブなことを付け加えると、1600mでハイペースのヴィクトリアマイルで好走=天皇賞秋2000mのハイペース程度では戸惑わないこと。特別、大きく嫌う要素もないですが、出遅れが多いこと、横山武騎手は初騎乗であること(ならすと父同様中山の方が買いやすい)は念頭に入れておきたいですね。本命にする手と、2列めに入れる手、また想定するレースによってはお茶濁し△の手と幅広い考えが持てるお馬さんなので、最後までよく見当したい一頭です。

◆メイショウタバル
天皇賞秋2025予想オッズ5番人気は前走G1宝塚記念を逃げ勝ったメイショウタバル。G3毎日杯、G2神戸新聞杯、G1宝塚記念と逃げ勝っている一方で、OPに上がって以降国内に限れば1着か2桁着順かという、父ゴールドシップ大先生かという極端な戦績のお馬さんです。加えていうなら、重賞3勝とも雨の影響を受けた馬場=他の馬能力(特にキレ味)が発揮できない条件であったことは覚えておきたいですね。この意味では雨の影響が色濃く残ってくれた方がよいと言えます。いっぽうで時計が出る馬場だったら?ですが、仮に好走する目があるとしたら、ハイペースで後ろに脚を使わせる逃げ=肉を切らせて骨を…です。まさに、これまでの戦績通り、勝つか大敗か…というレースをしかければ可能性はあるかと。スローの逃げに勝ち目がないことは陣営もわかっているので、博打に出る価値・可能性はあると思います。



天皇賞秋2025穴馬の可能性は?

天皇賞秋2025で人気が想定される5頭に対して、アレコレを書いてきました。

 

いやー楽しみですね!!

人気が想定される馬たちも、切り口次第で買いたい馬、買いたくない馬分かれます。

そうなってくると…狙える穴馬も変わってくるわけですが、、

週中時点で、枠も、馬場もわからない状態で穴馬候補を上げておくとすると…

 

・ブレイディヴェーヴ
・ジャスティンパレス
・セイウンハーデス

ブレイディヴェーヴは「枯れてなければ」、条件ベストで巻き返しがあっても、です。合わないマイルを使われたりしてきてかわいそうな馬なので頑張ってほしいですね。

ジャスティンパレスは全盛期は過ぎた感がありますが、前走宝塚記念のように、消耗戦となれば最後突っ込んで来ても良いかと。天皇賞秋は2着→4着と、イメージより好走しています。

セイウンハーデスは、ここ3戦本命にし続け、前走回収…した若干ひいき目もありますが、レースっぷりはなかなか。着差を付けたドゥラドーレスはオールカマーでレガレイラの2着と一定の能力をみせていて、ワンチャン?

 

人気馬にしても、穴馬にしても、雨の状況次第で予想はガラッと変わるので、、、天気予報と実際の状況とにらめっこしつつ、予想を組み立てる…

悩ましくも面白い週末になりそうです(#^.^#)

楽しんでいきましょう!

以上、天皇賞秋2025考察でしたー