秋華賞2024予想オッズをみて人気上位馬の不安点を探っていきます。

その上で、穴馬のツッコミの可能性を探っていく記事です。

 

先週は、古馬のG2が2つありましたが、毎日王冠でのローシャムパークの「嫌いどころ」は分かりやすかったですよね?

で、結果敗戦。

京都大賞典のブローザホーンも嫌うべきポイントは明確で的確だったと思いますが、まさか最下位とは……適性云々以前の問題だったようですね。

 

このように、常に人気馬の嫌いどころを探ることで高配当が見えてくる。

競馬予想の大事な部分です。

 

それでは……(?)秋華賞2024予想オッズみてアレコレ考察、
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。




秋華賞2024予想オッズ

1番人気 ステレンボッシュ  3.3
2番人気 チェルヴィニア   3.5
3番人気 クイーンズウォーク 4.3
4番人気 ボンドガール   16.1
5番人気 ミアネーロ    19.9

netkeibaさんの秋華賞2024予想オッズより。
以下、出走予定各馬に対する思い込みと偏見です。

 

◆ステレンボッシュ
秋華賞2024予想オッズ1番人気は桜花賞馬で、オークス2着馬のステレンボッシュ。オークス以来のレースになります。桜花賞も阪神JFから直行で休み明け自体は問題ないでしょう。1番人気らしい1番人気といえ、大きな欠点はないのかな、と。ただし、中段・後方出競馬をする以上リスクは少なからずあり、下手に内枠を引くと競馬がしにくい(1番人気でずーっと内を走って直線もドン詰まったら笑えない)ので真ん中くらいの枠が欲しいところ。後述しますが、チェルヴィニアより計算が立つので、仮に人気馬を本命にするならこちらにします。不安点を上げるとしたら内回りコースは初めて。窮屈なレースになると差し損ねがあっても。

◆チェルヴィニア
秋華賞2024予想オッズ2番人気はオークス馬のチェルヴィニア。こういってはアレですが、オークスでチェルヴィニアが2番人気だったこと(もっと人気無いと思った)、1着だったこと、共に驚きで。おそらく、競馬になれている(心が汚れている!)人ほど「買えない」という選択をしたと思うんです。それは今回も同じで。右回りは大敗した桜花賞だけ(休み明けも同様)、内回りの忙しいレースはじめて、ルメール騎手の神通力(東京競馬場)は弱まる…正直、来たら来たで諦めるとしか言えず。ポテンシャル適に勝つ可能性がある馬ではありますがだからってこの人気、この条件で本命にはできないです。ギャンブラーですからね。

◆クイーンズウォーク
秋華賞2024予想オッズ3番人気はG3クイーンC、G2ローズSの勝ち馬。今のところ前哨戦番長感がプンプンしますが、桜花賞は距離が短く、オークスは距離が長く、秋華賞の条件が「距離は」ベストであることは間違いありません。いっぽうで、牝馬にしては恵まれた馬格で(520キロ)、小回りがプラスになることもないのかな、と(相手関係があってのことですが)。中段より前で競馬をして、人気上位2頭を迎え撃つような競馬が理想かな、と。その競馬の形は鞍上川田騎手のスタイルでもあるので、できることなら前走のようにセキトバイースト他逃げ馬に引っ張ってもらい縦長で位置の利も欲しい所です。正直、ここ以外今後のG1で買えるレースがないのでは?とも。

◆ボンドガール
秋華賞2024予想オッズ4番人気はG3クイーンS2着、G2紫苑S3着のボンドガール。春は始動が遅れ、不利があって大敗となったNHKマイルC17着のG1成績でした。良い馬なのですが、もともと前々で競馬をしていた馬が後ろからの競馬となっているのは、武豊騎手が距離を持たせるための試行錯誤なのかなーとも。紫苑Sにしても、ものすごいタイムが出るなか後方から3着は偉いですが、早めに動くとスタミナに不安があるからかな、とも。牝馬限定の1600~1800mが持ち場になりそうで、予想オッズ上位人気馬を嫌ったところでボンドガールを本命に…とはならないかな、と。内枠を引いてインベタ一発狙いでどこまでか…でしょう。関西圏でのレース初めて(輸送は北海道などなれている)

◆ミアネーロ
秋華賞2024予想オッズ5番人気はG3フラワーカップ1着、G2紫苑S2着と中山で良績があるミアネーロ。春はオークスに出走しましたが見せ場無く14着でした。フラワーカップも紫苑Sも津村騎手が内枠から最高の立ち回りを見せた結果で、あれ以上がG1であるかと言われると?重用というより、3連系のヒモ△まで、がよいところでは?と考えています。ちなみに関西圏でのレースは初めてです。ちょっと予想オッズ5番人気はやりすぎでは?と。




秋華賞2024ってどんなレース?

秋華賞2024予想オッズをみてアレコレと書いてみました。

それでは…秋華賞ってどんなレースかみておきましょう!

 

・京都(内回り)2000m
・案外差しが届いている

開幕2週目、内回りコースとなると「前」を狙いたくなりますが、人気薄の逃げ馬が恵まれて残るレースではなく、「最後の一冠」を目指して前掛かりになり、先行馬が苦しくなったところに…

がスタンダートで狙い目。

 

だからもう4年前になりますが、◎マジックキャッスル2着(10番人気)で◎デアリングタクトに迫る競馬を魅せられ「ドカン!」ができたのでした。

 

また、これを補完するのが2000mという距離で。

牝馬限定で2000m以上の重賞は稀で、1800m以下のレースが主流です。

一般的に牡馬の方がスタミナ、距離融通が効くタイプが多く、反対に牝馬はスピード、キレ味に優れる馬が多いです。

だから、そもそも2000mは距離が長い馬が多いのが牝馬、それらが前掛かりになればバタっと止まる。結果、ひと溜めできた馬が差してきたりする。

 

とはいえ、「内回り」が故に、不器用だから差し・追い込みになっている馬はダメで。

それは、阪神外回り1800mのローズSで強烈な差しをみせ→秋華賞人気で凡走のタッチングスピーチやラビットランのようなエンジンがかかるのが遅いタイプは「内回り」だと差し損ねるわけです。

 

案外差しが届いているからって全ての差し馬に向くわけじゃない。

結構な名言!

 

むしろ、マイラーの器用さがあるマジックキャッスルのような馬の方が狙いが立ちます。ボンドガールは人気が無ければ買っても良いのですけどね。




秋華賞2024穴馬候補は?

秋華賞2024予想オッズをみてアレコレと書いてきました。

最後に秋華賞2024の穴馬候補を考えておきます。

 

・タガノエルピーダ
・ランスオブクイーン

先ほど差し馬にも分が…と書いてたわりに先行馬ですが(苦笑)

ともにキレる脚はないですが、前々からしぶとい脚を使うタイプ。

タガノエルピーダはオークス16着と大敗していますが、あのハイペースを外枠から前・外を通って止まるのはしかたないもの。

ランスオブクイーンは同じく外枠でしたが思い切った騎乗が向いた。

今回、セキトバイーストが逃げてその後ろ2,3番手をランスオブクイーン、その後ろにタガノエルピーダが位置すれば…

ステレンボッシュ、チェルヴィニアは中段より後ろ、つまり、人気上位2頭が後ろから競馬するようならやはり穴は「前」と考えるのが妥当です。

 

穴馬は一芸があれば成立する。

それがハマるかどうか。

 

まあ、穴馬本命ではなく引っかける形で十分なので、どちらかハマってくれるとよいですね!

もちろん、枠順みて、土曜の馬場状態みてエイヤ!なので、まったく違う結論になる可能性もありますが。

楽しみですね!

以上、秋華賞2024予想オッズみてアレコレ考察でした!