秋華賞2022予想オッズと傾向をみて穴馬の可能性をみつつ、天気予報では日曜日雨マークがついているので雨に強い馬についても掘っておこうと思います。

 

秋華賞と言えば2年連続で…

ゴリっと当てているレースなんですよね^^
今年も!3連連続で!といきたいところです。

 

それでは秋華賞2022予想オッズと傾向をみて穴馬考察、
お気楽にお付き合いください。

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秋華賞2022予想オッズの前に傾向とデータ

秋華賞2022予想オッズを観ていく前に予想に役立ちそうな傾向やデータをJRAのホームページからパク……引用の上咀嚼しご紹介します。

データはデータ、過去の数字が基本スタンスですが、そこから見えてくる傾向は「問われる適性」を知る上で役にたちます。

 

そしてその適性は、

・人気馬を嫌い
・穴馬を拾う

役にたつのでとても有用です。

 

今回は…2つ。

※今年も京都競馬場ではなく「阪神」で秋華賞が行われます。その上での過去10年秋華賞のデータです。

それでも「有用」と判断したのでご紹介します。

 

◆前走着順

5着以内【10,10,8,89】
6着以下【0,0,2,56】

この手のデータ・傾向には「前走」がG1もG2もG3も、3勝クラスも同列で扱ってしまっているという大きな欠点はありますが「そうであっても」、馬券になった30頭の内28頭が条件に当てはまる以上無視はできません。

 

ちなみに2/30頭となった秋華賞で好走した2頭は

・2017年
モズカッチャン3着(5番人気):前走ローズS7着ですが、その前はオークス2着。フローラS1着なのでその「前走がたまたま凡走」しただけと充分、誰でも考えられます。

・2013年
リラコサージュ3着(15番人気):OPスイートピーS勝利後はオークス8着、ローズS18着と非常に買いにくい

 

単なる数字遊びではなくアナログ的目視でモズカッチャンは拾えると考えると秋華賞で馬券になった29/30頭は上記データの範疇に収まるといえます。

 

また、もう一つ。

これは秋華賞の本質を教えてくれるデータです。

 

◆前走の4コーナー通過順位

4番手以内【1,3,3,65】
5番手以降【9,7,7,80】

これも境目を4と5にしたのは「その方がデータのインパクトが映えるから」でしょうけれど、この境目なんてどうてもよくって。

 

私が言いたいのは…

「競馬は先行有利が大前提」ですがこと秋華賞においては先行力はプラスにならないよ!

これが言いたいのです。

 

……なんで?

京都2000mは「内回りコース」で直線短いから差しより先行有利じゃないの?

↑このように考えた巡った方、さすがです。
競馬上手い方だと思います。

 

でも、もう一歩踏み入って考えてみると…

1,小回りコースで開幕3週だと内の馬場が良く前が止まらないという意識
2,直線短いから早めに動く

みんなこうやって動きます。

 

動くから…競馬は基本前に入れば有利…ですが
後ろの馬からのプレッシャーが早めにかかり厳しい展開になる。

だから上記のように(あくまで前走の位置ですが)
先行力を武器にしたい馬には分が悪くなる、こういう型があるのが秋華賞です。

 

そしてこうした傾向から見える「問われる適性」は

・鈍足性
・キレずバテずの持続力

です。

 

もちろん上記展開=早め早めのタフな競馬にならなければ問われる適性になりますが、過去の結果から求められやすいのはドチラ?と聞かれるとこの持続力です。

早めにスパートする=息切れしない持続力が問われる。

 

そして、この息切れしない持続力というのは多くの牝馬にとっては苦手ジャンルの適性です。

一般的には牝馬の方が牡馬よりキレ味に優れ
牡馬の方が牝馬よりタフさ・持続力が優れる

つまり、「一般的」とは違う適性が問われます。

 

ここに考えが至ると…

先のリラコサージュ3着(15番人気)→「ブライアンズタイム」でタフさがウリとなり買える(要素が生まれる)。

また、条件馬の立場で…
なんなら1勝クラスを勝ったばかりのマキシマムドパリは8番人気3着と穴を開けましたが…

この馬のウリは持続力でした。

 

キレないがバテない。

そしてそのストロングポイントを活かして「前々から」粘りに粘っての3着。

 

先行・前々で競馬をする馬を買うならどういったタイプの馬か、わかりますね?

以上のようなことを念頭に置きつつ
秋華賞2022予想オッズをみていくと…

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秋華賞2022予想オッズ

1番人気 スターズオンアース  2.1
2番人気 スタニングローズ  4.3
3番人気 ナミュール     5.2
4番人気 アートハウス    5.3
5番人気 ウォーターナビレラ 24.9
6番人気 プレサージュリフト 32.2
7番人気 ライラック     33.4

netkeibaさんの秋華賞2022予想オッズより。
以下出走予定各馬に対する私の思い込みと偏見です。

 

◆スターズオンアース
秋華賞2022予想オッズ1番人気は桜花賞・オークスを制しているスターズオンアース。オークスから直行で秋華賞に挑みます。正直桜花賞は「内枠」が効き、また騎乗した川田騎手が上手く乗った勝利という印象でした。しかしオークスでは今度は大外枠からルメール騎手がソツなく騎乗し堂々の2冠達成。全てのレースで3着以内の安定感もある。一応の不安点は「小回り経験なし」でしょう。これまで新潟(外回り)、東京、中山(外回り)、阪神(外回り)の経験しかなく小回り特有のタフなレースは未経験。勝って驚かず、負けたら「小回りが向かなかった…」も競馬アルアルです。一応故障明けでもあります。2列目として重用しますがワザワザ人気でお初要素ある馬を買うのも?(まあデアリングタクトも小回りお初だったのですが、加速に手間取ったの覚えていますか?ルメール騎手は下手にのりましたが、能力でなんとか勝ったレースです)

◆スタニングローズ
秋華賞2022予想オッズ2番人気はオークス2着、前哨戦のG3紫苑ステークス1着のスタニングローズ。システマチックに上記データに当てはめてしまうと、紫苑Sを2番手で競馬したスタニングローズは「じゃない方」に当てはまりますが、キレ味タイプの馬ではなく中山1800mの重賞を2つ勝っている=小回りなれているといえます。とはいえ勝ち切るには多少展開利が欲しいところ。逃げ馬ではないのである程度融通は利きますが、立ち回りがプラスになりにくいレースだけにその点は気になります。2列目の一頭としての活用がベターかと。

◆ナミュール
秋華賞2022予想オッズ3番人気はオークス3着馬のナミュール。2歳時は赤松賞の良いパフォーマンス→阪神JF1番人気で4着(これは騎乗も…アレでしたが)、春はチューリップ賞勝利→桜花賞1番人気で10着(内枠決着の大外枠で情状酌量可)。これまでは体重の維持に苦労した馬でオークス以来のぶっつけが良い方向に出れば、でしょうか。良いのか悪いのか出遅れ標準装備なので前がやり合って潰れる展開=秋華賞のデフォルトのレースになれば展開利が生まれそうです。もう少し人気がないと買いやすいですが、大箱しか経験ないとはいえ展開を重視して考えるなら候補の一頭と言えます。

◆アートハウス
秋華賞2022予想オッズ4番人気は前走ローズSを制したアートハウス。そのローズSは4コーナー3番手なのでスタニングローズ同様「じゃない方」です。この馬もキレるタイプではなく持続力系と言う点では「可」と言えます。これは乗っている川田騎手も当然分かっているので、差し馬のスターズオンアースに勝つにはある程度早いタイミングでアクセルを踏んでいく必要があり……2020年のデアリングタクトのレース同様前がつぶれて後が突っ込んでくるレースになる可能性も考えられます。枠順
をみてどう考えるかです。ただ1着をイメージするとしたらこの馬自身重馬場経験ありませんが、雨が降ってスタミナが問われるドロドロ馬場のバテ合い以外考えにくいです。2,3着なら。ちなみに母パールコードは秋華賞2着馬。

◆ウォーターナビレラ
秋華賞2022予想オッズ5番人気は桜花賞2着馬のウォーターネビレラ。その後オークスは13着、1番人気に支持されたクイーンステークスは10着と惨敗しています。そのクイーンステークスで私は「オークスより距離が短くなることはプラスですがそれでも洋芝で1800mは推測の範囲ではプラスとは言えない。走っても驚かないですがまったく走らなくても驚かない1番人気なんて本命にするのはギャンブルじゃあないです」と軽視していました。この流れで言うと雨想定、距離延長、先行に厳しい展開想定…まったく買いたい要素がないです。超穴馬を本命にして3連系を買うなら抜けた時に大悶絶するので△つけますが、基本は買っても100円だけとして扱いたいです。

◆プレサージュリフト
秋華賞2022予想オッズ6番人気はG3クイーンカップ1着、オークス5着のプレサージュリフト。全4戦全て出遅れておりここでも出遅れが想定されます。ストレートに言うなら不器用な馬なので展開利があったとしても小回りはどうか?余程強烈な「後ろ」想定でない限り△でのお茶濁しが心地よいところだと思います。

◆ライラック
秋華賞2022予想オッズ7番人気はG3フェアリーS1着、G3紫苑ステークス3着のライラック。良くも悪くも大味の競馬が持ち味。中山で好走しているように坂はOK/パワーもあるが桜花賞16着(輸送も課題か)、オークス11着とG1でどうかと言われると?がつく。「後ろ」前提の予想で△までかな、と。

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秋華賞2022雨に強い馬は?重馬場成績

秋華賞2022予想オッズの人気上位馬についてアレコレ書きました。

それぞれの馬の特徴がなんとなーく見えたところで雨予報が出ている以上、秋華賞2022雨に強い馬・重馬場実績がある馬について。

 

先ず大前提として「重馬場が得意」な馬は、芝レースにおいて良馬場より重馬場の方が速く走れる馬がいない以上存在しません。

ですが、雨の影響・重馬場の影響が強く出る馬と「そこまでな馬」がいて、このそこまで影響がない馬が相対的に雨に強い馬となります。

……分かりづらいですね。

 

要は雨・重馬場によるマイナス幅が少ない馬が「他の馬より雨に強い馬と言える」というわけです。

また、キレ味系の馬は雨でそのストロングポイントが消されるからマイナスになりやすく、鈍足系の馬は逆にキレ味問われなくなる分プラスになりやすいと言えます。

↑これらの考えは秋華賞に限ったことではないので覚えておきましょう!

 

……で。

秋華賞2022で重馬場好走経験がある馬は以下の馬たちです。

 

・サウンドビバーチェ(未勝利戦重馬場1着)

ただ一頭が重馬場での勝利経験あり。

 

付け加えると重馬場で走ったことがある馬がほぼいないので雨量によっては人気馬がコケる要素が上がると言えます。

また、「血統」やその他の要素で雨に強い馬だろうという推測される馬は…

・エグランタイン(父キズナ)
・エリオトローピオ(父ゴールドシップ)
・ビジン(父キズナ&ダートで2勝クラス勝利)
・ラブパイロー(父パ色&ダート馬)
・ライラック(騎手:デムーロ)

穴馬だらけですね。

 

基本的に穴馬はキレ味不足の鈍足タイプが多いので想定できることではあります。

雨に強い馬・弱い馬に関してはあくまで「相対的にみて」です。能力が絶対的に抜けていたらキレ味系の馬でも関係なく走ります。

 

ただ、「極少数」なので積極的に人気馬の評価をさげて穴馬を狙っていきたいところです。

秋華賞2022穴馬候補は?

秋華賞2022の傾向、予想オッズ、雨に強い馬の条件など書いてきました。

まとめとして秋華賞2022の穴馬候補について考えていきます。

 

これは展開が大きく関わるので枠順と天気・馬場をみないと何とも言えない…が正解ですが……

それでも秋華賞の傾向として「前はプラスではない」を前提に、出走予定馬に一定以上逃げたい・前に行きたい馬がいて、人気馬にもアートハウスのような強気競馬しか活路が無い馬がいるなら…

2022年の◎マジックキャッスル(2着/10番人気)のような差しの穴馬を見つけたいところ。

候補は…

 

・エグランタイン

正直、オークス上位組が能力的に上なのは事実。ただ競馬は能力で結果が決まらないのも事実。

漁夫の利でもなんでもよいので人気馬たちがスターズオンアースを意識して早めの競馬をし自滅するようなら…前走のように一発があってもよい。

 

でも、ですよ。

 

秋華賞2022は穴馬から入るか、「スターズオンアース以外」から入るかの2択です。

正直コレを書いている時点では迷っています。

 

いつも通り枠順みて、馬場状態みて、展開を妄想して結論を出していきたいですね!

以上、秋華賞2022予想オッズ×雨に強い馬×穴馬についてでした!

 

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本命馬の解説本命ノッキングポイント
同舞台で行われた、新馬を3馬身差をつけて楽勝。
スローペースでタイムは平凡も、
余裕で上3F33.2秒をマークし直線突き抜けたのは評価出来ます。
相手関係的にも、ココは通過点とする可能性大です。

穴馬の解説
穴  グラニット

前走の新潟2歳Sは、0.5秒差の6着。
残念な結果も、一定の力は示しました。キレる脚が無いので、
楽勝した未勝利戦の時の様に逃げて粘る形に持ち込めればチャンスはありそう。

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