大阪杯2021予想オッズをみて出走予定馬に対してアレコレ考察を書く記事です。

大阪杯2021は短距離王（女）グランアレグリアの参戦が大きな話題になっています。こういうチャレンジは競馬を面白くしてくれますね！

先日のマーチSの様な美味しい的中ができるよう…とは言え、人気馬はしっかり走りそうなので「どう馬券を買うか」にもこだわって楽しんでいきたいものです。もちろんG1だから勝負度上げるという愚行はせずレースを選んで勝負していきます。

 

それでは、大阪杯2021予想オッズをみて出走予定馬に対してアレコレ考察、
お気楽にお付き合いください。

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大阪杯2021予想オッズの前に出走予定馬をみてみる

大阪杯2021予想オッズを見ていく前に、大阪杯2021の出走予定馬をみていこうと思います。出走予定馬を見るだけで、なんとなく印の強弱を決める人もいると思いますし、フラットな目線で馬柱でてから出走予定馬について詳しく考える方もいると思います。

 

【大阪杯2021出走予定馬】

アドマイヤビルゴ(57)
アーデントリー(57)
カデナ(57)
キセキ(57)
ギベオン(57)
グランアレグリア(55)
クレッシェンドラヴ(57)
コントレイル(57)
サリオス(57)
ハッピーグリン(57)
ブラヴァス(57)
ペルシアンナイト(57)
モズベッロ(57)
レイパパレ(55)
ワグネリアン(57)
（五十音順）

の15頭が大阪杯2021に出走予定（登録）です。これらを見た段階で予想オッズ（人気順）がどのようになっているか考えると、自分と世間のズレ（良い意味でも悪い意味でも）が分かるのでおすすめです。

 

阪神芝2000mのフルゲートは15頭ですから全頭フルゲート内。優先出走権は中山記念（ヒシイグアス：出走予定ではない）・金鯱賞（ギベオン）の勝ち馬に与えられますが、全頭出走が可能な状況です。あなたが出走して欲しいと思っていた馬の名前はあるでしょうか？

4月1日（木）に枠順のない出馬表（要は出走予定馬の最終確認）、4月2日（金）に枠順発表があります。

 

それまで私たちにできることは、大阪杯2021出走予定馬をみて、また予想オッズをみて、出走予定馬の特徴が阪神2000mに合うのか合わないのを考える。展開のあたりをつける（枠順・土曜日の馬場みて最終的に考える）ことです。

仮に「例年通り」となるなら、キタサンブラック、スワーヴリチャード、アルアイン、ラッキーライラックの勝ち馬を見ての通り、2000m以上のG1で活躍している馬で、切れ味より体力勝負の馬。

 

◎アルアイン（8番人気1着）は渾身のここしかない！という予想ができました。

また、冒頭でも書きましたがG1だからって勝負度を上げる（掛け金を上げる）必要はありませんが、勝負度が上がる可能性があるかないかも大阪杯2021出走予定馬をみて考えておきたいですね！

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大阪杯2021データと傾向

大阪杯2021予想に役立ちそうなデータや傾向をJRAのホームページからパク…引用の上咀嚼しご紹介します。

このデータというものは曲者で「ただの数字」であることもあるし「傾向・問われる適性」を示すものもあったりします。

前者は恣意的に見せたい方向に誘導もできてしまうただの数字ですから精査が必要です。その咀嚼を私がして余計な情報をシャットアウトしご紹介します。今回はややパンチ不足ですが2つご紹介（引用元：JRA）。

 

※G1となった2017年以降の過去4年です。G2も同じコースで行われていますがG1とG2では陣営のやる気が違うため、ペースや仕上げ状況が違います。そのため参考にはなりにくいです（ならないのではなく、なりにくい）。

 

◆前走の人気順
1～3番人　 【4,4,4,26】
4番人気以下【0,0,0,16】

と、みての通り前走人気＝強いと思われてる馬が馬券になっているということです。これはG1ですし人気になりやすい馬が走るのは当たり前といえば当たり前です。

 

ただし、4年しかサンプルがないこと。また前走G3で3番人気の馬は「可」、前走G1で4番人気の馬は「不可」の括りになってしまうのがこの大阪杯2021データが示すことです。

あくまで一つの指標としての参考程度とし、自身の目で補正をする必要があります。

 

もう一つのデータは…

◆前走4コーナーの位置取り
5番手以内【4,2,3,21】
6番手以下【0,2,1,21】

と、見ての通り「位置取り」「脚質」として、参考になる数字となっています。

 

阪神2000mは「内回り」コースです。阪神競馬場は大きい……という認識は正しいですが、内回りと外回りがあること、お気をつけてください。

このデータが示す通り、阪神2000ｍの内回りコースで行われるレースですから、競馬の基本通り「前」有利であることを示しています。

 

ただし、今年は週末ごとに雨が降り、内の馬場がどうなっているか、力のいる馬場か・スピードが問われる馬場か……によってまた変わってくるものがあります。

これは土曜日の競馬をみて、また枠順発表をみてからの判断になりますが、先ずは「基本は前・内で脚を溜められる馬」を考えておきたいです。確認時点では日曜日にまた雨…どうなりますかね。。

 

ちなみに、後者のデータを元に考えると予想オッズでも人気が想定されるコントレイルは前走ジャパンカップで4コーナー9番番手。3冠馬の取りこぼし＝差して届かずが想定されます（G1に取りこぼしという表現は良くないですね、苦笑）。

単勝1倍台の馬が負ける／馬券圏外に飛ぶことで美味しい馬券が生まれる…がギャンブルの常。予想の時点では「悪い顔」して可能性を探っていきましょう！

この考えが先般のマーチSにつながったりするのです。もちろん「結果堅かった」という事もありますが、そんな馬券獲れなくても悔しくないじゃないですか！！

このようなことを考えつつ、大阪杯2021予想オッズをみて出走予定馬に対してアレコレと考えていきます。

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大阪杯2021予想オッズ

1番人気　コントレイル　　　　1.6
2番人気　グランアレグリア　　2.3
3番人気　サリオス　　　　　　6.5
4番人気　レイパパレ　　　　　17.0
5番人気　ワグネリアン　　　　90.9
6番人気　アドマイヤビルゴ　　95.4
7番人気　キセキ　　　　　　　108.2

netkeibaさんの大阪杯2021予想オッズより。
以下、私の出走予定各馬に対する思い込みと偏見です。

 

◆コントレイル
大阪杯2021予想オッズ1番人気は2020年の牡馬クラシック3冠馬コントレイル。前走ジャパンカップこそ「アーモンドアイに勝つために」一発狙いで後方から競馬をしましたが、コントレイルの良いところは好位から競馬ができ、そこから速い脚を使えるところです。菊花賞を制していますが本質的には距離が長く2000ｍくらいが丁度よいです。先行しロスない競馬ができればそこから抜け出す力がありますが、タフな馬場がプラスになるタイプではなく割り引く必要はあります。また外枠引いたとして枠の並び次第では内に入れず外々、また後方からの競馬となった時に直線の短い阪神内回りでは速めに動く・大外ブンまわし＝体力を使う、これを避けると4コーナー後方となり競馬が難しい。馬場次第ですが外枠は極力避けたいです。器用なタイプですから、これらは杞憂になる可能性もあるとは言え、条件が合うとは言えず予想オッズ抜けた1番人気で本命にするのはリスクとリターンのバランスを考えてギャンブルとしてはNG。

◆グランアレグリア
大阪杯2021予想オッズ2番人気は短距離女王のグランアレグリア。デビュー以来マイル路線で活躍し昨年は1200mにも挑戦。安田記念、スプリンターズS、マイルCSを勝つ大活躍でした。この馬に関しては能力云々ではなく初めての2000mがどうでるかだけ。1200mは距離が短いながら力で勝った印象でベストは1600m。ここから400mの距離延長（1600ｍまでしか走ったことはない）、力のいる馬場となっている場合余計に体力を使うことからも最後まで走り切れるかのみが焦点。これに関しては事前にアレコレ理由をつけて考察する人がでると思いますが「走ってみないと分からない」ので時間のムダです。嫌う事は簡単、買う事も簡単。グランアレグリアの距離を考える時間があるなら他の馬の考察に時間を使いましょう。一番楽なのは無条件2列目。来ても良いし、来なくても良い、それが大阪杯でグランアレグリアとの正解に限りなく近い付き合い方ではないでしょうか。

◆サリオス
大阪杯2021予想オッズ3番人気は昨年の皐月賞、日本ダービー2着馬サリオス。前走マイルCSは大外枠、出遅れ・後方からの競馬で前決着だったためノーカウントでOK。本質的にはマイラーだと思いますが、クラシック路線に乗せるため作り上げえため1800～2000mが現状は良さそうです。馬格がありパワーもあるためタフな馬場になって他の馬が苦労するようなら相対的に有利になると言えます（毎日王冠を見る限り軽い馬場の東京がもっともパフォーマンスを上げると思います。あくまで相対的にです）。あとは位置取り次第。今回は松山騎手が初騎乗となるためどういった位置取りになるかも注目。チャンスのある一頭。

◆レイパパレ
大阪杯2021予想オッズ4番人気は5連勝でG1の舞台へと挑むレイパパレ。先行し良い脚を使う大きく崩れにくいタイプですがさすがにここは一気に相手が強くなり、また斤量も新馬戦で54キロ背負ったあと52、53キロしか経験せず今回55キロ。新星登場の話題提供として頑張って欲しい気持ちはありますが、ギャンブルとして予想オッズ人気上位で本命にするのは…違う。「前」「体力いらない」競馬になってどこまで…か。

◆ワグネリアン
大阪杯2021予想オッズ5番人気はワグネリアン。3年前のダービー馬ですが、神戸新聞杯以来勝ち星なく、好走止まり。さすがに成長・プラスαは望めない状況。2019年大阪杯で3着と好走していますが、内から潜り込んだ形でした。外から差して現状どうこうできるとは思えず、内が良くて内からロスなく立ち回ってどこまでか。これが叶う状況なら良くて2列目、本命となると勇気がいるが、2,3着付けができる状況なら（あくまで条件が向く場合）。

◆アドマイヤビルゴ
大阪杯2021予想オッズ6番人気はTHE人気先行のアドマイヤビルゴ。前々で競馬が出来ていることは良いですがそこから際立った脚が使えるかというと疑問。向くのは馬格もなく、タフな馬場より軽い馬場でしょう。ここで負けたあとG2～3あたりで人気するようなら嫌って妙味です。ポジティブな事も書いておくと2000mという距離は合うと思います。買いたくない、お茶濁しの△まで。

◆キセキ
大阪杯2021予想オッズ7番人気はレースを面白くし、予想を難しくするキセキ。前走金鯱賞を大波乱の結果としたのは、ペースを作ると想定された（まあ出遅れることも想定された）キセキの出遅れ。この馬は軽い馬場でアーモンドアイの最高のパフォーマンスをジャパンカップで2度引き出した名助演男優ですが、現状はタフな馬場の体力勝負向き。その意味では雨がたっぷり降って他の馬がパフォーマンスを落とすことを願うばかり。楽に逃げられるのが一番良いですがごり押ししても行かない可能性もあり、、、やはりお茶濁しの△が今回は良いかと。

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まとめ

大阪杯2021予想オッズをみて、出走予定各馬についてアレコレ書いてみました。

展開はレイパパレ、ギベオンあたりが「どうぞどうぞ」しながら逃げてその他の馬がゆったりついていく流れでしょうか。スパートポイントがどこになるか、雨の影響は？など考えるポイントはありますが、、、

 

総合力のコントレイル、爆発力のグランアレグリア。この2頭に他の馬がどう絡むか…をじっくりと考えることになりそうです。

 

また、考えても仕方ないことはグランアレグリアの距離がどうか、キセキが逃げるのか逃げないのか、です。これらは何をどうほじくって考えても「ゲートが開かないと分かりません」。

それ以外のできる事でウンウン脳みそに汗かいて予想を楽しんでいきたいですね！

大阪杯2021予想オッズをみて出走予定馬考察、の記事でした！

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