オークス2024予想オッズをみて人気馬にイチャモンをつけつつ、荒れる可能性・大穴馬の可能性を探っていきます。
人気馬を嫌う＝高配当の可能性を探るという大事な作業です。
私は大阪杯でタスティエーラを嫌い、桜花賞でクイーンズウォークを嫌い、アンタレスSでヴィクティファルスを嫌い、ヴィクトリアマイルでナミュールを嫌いました。
（まあ、馬券が獲れたレース獲れなかったレースがありますが、笑）
人気馬が凡走する＝穴馬の3着以内馬券枠が生まれるわけなので…積極的に「悪い顔」してアレ探しをしていきましょう！
それではオークス2024予想オッズみて荒れる可能性・大穴馬の可能性を探る…
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。
ｽﾎﾟﾝｻｰﾘﾝｸ
オークス2024予想オッズ・人気馬評価
1番人気 ステレンボッシュ 2.0
2番人気 ライトバック 8.2
3番人気 スウィープフィート 8.4
4番人気 クイーンズウォーク 8.6
5番人気 チェルヴィニア 8.6
netkeibaさんのオークス2024予想オッズより。
以下、私の出走予定各馬に対する思い込みと偏見です。
◆ステレンボッシュ
オークス2024予想オッズ1番人気は阪神JF2着、桜花賞1着のステレンボッッシュ。能力・安定感はいうまでもなく世代トップ。阪神JF、桜花賞とタフな流れ、タフなコースで走り切っており、またデビューが札幌1800mということからも「全頭初めての条件」である東京2400mでも走れる「だろう」という推測は立ちます。後述しますが、桜花賞とオークスで求められる能力は当然違いますが、ステ練ボッシュに関しては正直大きく嫌う要素が見つからないかなーと（もちろん初めての条件なので全く問題ないなんてことはないですが）。あえていうなら前走桜花賞はモレイラ騎手が完璧に乗った結果＝後任は誰が乗っても何かしら言われるという状況で、かつオークス2024予想オッズ1番人気で初めての騎乗となる戸崎騎手がソツなく乗れるかどうか。2列目として重用するもよし、本命にするもよし（仮に凡走しても後悔はしない1番人気かと）でしょうか。
◆ライトバック
オークス2024予想オッズ2番人気は桜花賞で7番人気3着と穴馬として好走したライトバック（本命でしたー！！）。さすがに予想オッズ2番人気はやりすぎで多少は人気が落ち着くとは思いますが、人気を考えると買い時はいうまでもなく前走でしたね。能力の証明は桜花賞でできていますが、そもそもこの馬は「気象面・折り合い」に大きな問題を抱えていて、距離延長やスタンド前発走のオークスがプラスになることはないです。桜花賞は展開も・位置も・焦らない騎乗もバチン！とハマった結果で、一気の人気アップとなれば…嫌ってナンボかなと。前走本命にした身からすると大衆と同じこと＝人気になって飛び乗ることはしたくないです。もちろん、まだ見せていない能力がある可能性があるのが3歳牝馬ですが…
◆スウィープフィート
オークス2024予想オッズ3番人気はG2チューリップ賞1着、桜花賞4着のスウィープフィート。もともと永島騎手が乗っていてチューリップ賞から武豊騎手に乗り替わり、結果が出ています（流石に比較をしたら可哀想ですが）。桜花賞は外に出したくても出せないロスがありましたが最後の脚をみる限りオークスで…と思わせるものでした。おばあちゃんがスイープトウショウで父がスワーヴリチャード（ハーツクライ－トニービンの系譜）となれば血統面では2400mも走れるのでは？と思わせてくれます。お初条件としては距離は当然のことながら東京競馬場・関東遠征が初めてでその影響が出なければ良いのですが。
◆クイーンズウォーク
オークス2024予想オッズ4番人気はG3クイーンカップ1着で、桜花賞で3番人気8着と人気を裏切った形のクイーンズウォーク。その桜花賞は（陣営も距離が短いと話していたことと）内枠がプラスに働かず、そして速いペースの経験がなく良さが生きなかった。川田騎手含めてオークスの方がという話もあり、また距離も伸びた方がよいと思われるので巻き返しに期待がかかります。一応…ちまたでは大型馬はオークスで成績が…というデータがあり510キロを超えるクイーンズウォークはどうか。馬体重はパワーに通じる部分もあり…オークスが阪神2000mだったらぐりぐりの本命にしていたかもしれません（笑）とはいえ過去のデータはあくまでただの数字なので距離延長自体がプラスである以上、馬体重をメインの理由に軽視はしづらいです。
◆チェルヴィニア
オークス2024予想オッズ5番人気はG3アルテミスステークス1着のチェルヴィニア。休み明けの桜花賞は文字通り何もできずの13着。母チェッキーノはフローラS1着からオークス2着と好走した馬。桜花賞に関しては順調に使えなかったことや、タフなレースを経験していなかったこと、初めての右回りなど敗因はいくらでも出てくるので巻き返しの可能性は十分あります。個人的にはあまり買いたくはない…のですがルメール騎手というだけで東京のG1は買わざるを得ないというジレンマ。最後まで悩む一頭になると思います。3連系をメインに買うならお茶濁しの△が有力かと。
ｽﾎﾟﾝｻｰﾘﾝｸ
オークスが荒れる理由を深堀り！
オークスが荒れる理由…
さすがにこれは競馬をやっている人なら分かりますよねー
・東京2400m
という、初めての条件（距離）。
桜花賞を目指していた馬はスピードとパワーが問われる阪神1600mにアジャストするように調教され、そのようにお馬さんも作られていきます。
そして桜花賞路線にはいうまでもなく能力が高い馬が集まる。
でも、いうまでもなく阪神1600mと東京2400mでは問われるモノ・適性が違うので「合うか合わないか」の判断が必要。これは推測するしかない。
いっぽう、桜花賞路線に行かない馬は…
・距離が明らかに短い
・能力が足りない
のどちらか。
前者は、2000m〜に適性があり、無理をすれば桜花賞に出走することもできるが「あえて」ベストのオークスに照準を合わせるタイプ。こちらは距離の不安がないいっぽうで、スピードにやや不安あり。
後者はスピードが足りずちょっと距離を伸ばしていたら走れちゃった、あれ？オークス出られるぞ！のパターン。もちろん足りない。
「こういった」状況・下地の中で行われるレースがオークスなのでフタを開けてみたら…
・東京2400mは「合わなかった」
という人気馬が能力はあっても「合わず」敗戦する。
／
そんなこと
あるわけなーい！
強い馬は強いんじゃーい！
＼
…なんてピュアな人がいるかもしれませんが。
ついこの前みたじゃないですか。
マスクトディーヴァが、テンハッピーローズに負けるところ。
距離だけじゃなく、展開など複雑に絡むのが競馬です。強いから好走すると考えるのはゲームの世界の話だけ。
そのいっぽうで…
・これまで適性外のレースで目立たなかったけど、水を得た魚的に走れちゃった
という大穴馬が好走する。
だからオークスは荒れる時は荒れる。
もちろん堅い時は堅いですよ。過去10年で1番人気は8頭馬券になっているし、リバティアイランドやデアリングタクト、アーモンドアイら抜けた1番人気がしっかりと勝っているので。
でも…
・2023年
3着ドゥーラ（13番人気）
・2022年
2着スタニングローズ（10番人気）
・2021年
3着ハギノピリナ（16番人気）
・2020年
3着ウインマイティー（13番人気）
・2019年
2着カレンブーケドール（12番人気）
なんと、「5年連続」で二桁人気の大穴馬がオークスで穴を開けているという事実。
ドゥーラは桜花賞大敗からの巻き返し→桜花賞の条件に適性がなかった
他の4頭は桜花賞とは別路線からオークスで好走した大穴馬たちです。
穴馬の好走理由はまさに「これまで適性外のレースで目立たなかったけど、水を得た魚的に走れちゃった」パターンなのかな、と。
オークス2024穴馬の可能性は？
オークス2024で穴馬・大穴馬の可能性を考えてみます。
先ほどのとおりオークス2024予想オッズ人気上位馬には少なからず不安点があり（ステレンボッシュは初めての距離くらい）、穴馬の出番は十分にありそうです。
仮に上記予想オッズ人気上位5頭以外を穴馬とするなら…
・タガノエルピーダ
・アドマイヤベル
・ミアネーロ
うーん、大穴って感じではないですね～(´▽｀*)
タガノエルピーダは牝馬・新馬勝ちの身でタフな流れを前受けして3着に粘り込んだタフさあり、前走LS忘れな草賞は3頭が「ぶっ飛ばす」レースを4番手から競馬して勝利。阪神2000ｍ＝川田騎手の庭ではありました。
まあ今回動きたがりのデムーロ騎手の動きに耐えきるスタミナあるかは？ですが。
アドマイヤベルはG2フローラS1着（◎でお世話になりました！）で、横山武騎手の余裕をもった追い出し。桜花賞組とスピード勝負はどうにもならないですし、東京2000ｍで3戦している中距離型はよいものの…
そうはいっても例年それより距離が長いオークスの方がペースが流れているのがどうか＝未経験。
ミアネーロはG3フラワーカップの勝ち馬でレースの上手さが特徴。それが活きればよいですが…2走前は2度のどん詰まりで何もできずで奥がありそう…も中山ばかり3戦で……
あれ？
穴馬なので良いところを掘るだけにすればよいのにマイナス点も拾ってしまった(;´Д｀)
週末までまだまだ時間があるので他の馬含めて再検討してみようと思います。
以上、オークス2024予想オッズみて、荒れる可能性・穴馬の可能性を探る！でした。
ｽﾎﾟﾝｻｰﾘﾝｸ
