ジャパンカップ2024予想オッズの人気上位馬のアラ探しをして、そのアラを付ける穴馬の可能性を探っていきます。
まあ昨年も同じようなことを言いつつ、最終的には…
◎スターズオンアースで満足な◯▲◎のワイドダブルでした✨終わってみたら1〜5番人気が掲示板を占める力通りの結果。パンサラッサのお陰でレースが締まってよいですねー pic.twitter.com/nVFal9Trsq
— 190→IKU (@ikuo1983) November 26, 2023
人気的に抜けている2頭のワイドダブルを狙って、ハデでは無いですが「良」といった結果でした。
今年はどうなるか…その下準備をしていきましょう!
それでは…
ジャパンカップ2024予想オッズみてアレコレ考察、
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。
ジャパンカップ2024予想オッズ
1番人気 ドウデュース 2.2
2番人気 チェルヴィニア 2.6
3番人気 ジャスティンパレス 9.4
4番人気 オーギュストロダン 10.2
5番人気 スターズオンアース 12.3
netkeibaさんのジャパンカップ2024予想オッズより。
以下、私の出走予定各馬に対する思い込みと偏見です。
◆ドウデュース
ジャパンカップ2024予想オッズ1番人気は2,3,4,5歳と4年連続でG1を制しているドウデュース。前走、天皇賞秋はスローペースの前残りレースの中、ただ一頭そとから「ぶっ飛んで」きて差し切り派手な勝利!インパクトあるレースでした。この馬に関しては鞍上の武豊騎手自身が常にハイパフォーマンスを出せる馬ではないと話している通り、最大出力はトンデモナイですが負ける時はコロッと負ける。それでも国内に限れば武豊騎手騎乗なら馬券圏外はドロドロ馬場で外を通らないとダメなレースで内を通った宝塚記念だけで、やはり能力としては現役随一。マイナス点をいうなら言うまでもなく「脚質リスク」。天皇賞秋の末脚は凄まじいですが、仮に、仮に、前に先行力+最後の脚をもった強い先行馬がいたら届いたのか?
昨年、イクイノックスについて書いた言葉を引用すると…
良い点:ハイペースを前付けしてそこから脚をつかう強い競馬ができる(リバティアイランドには体力的にできない)。
言いかえると→スローペースからのヨーイドンならリバティアイランドがイクイノックスを上回る可能性があるなー
ドウデュースは前者のクイノックスのような競馬はできないので、やはりリスクを考えるなら後者。
競馬は結局「位置取り+速い脚」ですからね。
軽視をするという意味ではなく、しっかりとアラはあるよ、ということです。今年はパンサラッサ大先生もいないですからね。
◆チェルヴィニア
ジャパンカップ2024予想オッズ2番人気は今年のオークス、秋華賞の勝ち馬チェルヴィニア。天下のルメール騎手騎乗。正直、オークスを勝った時点では大したことないと考えていたのですが、前走秋華賞のレースは秀逸。馬群を上がり、直線狭くなるところもありつつ、前が開いたらギュンとギアを入れて加速…目算の大違いでゴメンナサイでした。能力面でいうと、古馬牡馬と比べて体力があるはずもなく、3歳牝馬・軽量の恩恵を受けてスローペースの瞬発力勝負となるのが理想。言いかえると、ドウデュースが一番嫌がるレースが理想です。ジェンティルドンナがオルフェーヴルに勝った絵面。まあおそらく、両頭ともにそれぞれの馬より後ろで競馬するでしょから単純ではないですが、「位置取り+速い脚」を活かしたいです。悩ましいのは枠順、内で距離ロスを防ぎたいが動きたい時に動けないリスク、外は自由に動けるいっぽうで体力ロスがある。私自身、本命にすることは全く考えてませんが、ドウデュースに勝つならこういう競馬というのをルメール騎手がやってくると想定されます。
◆ジャスティンパレス
ジャパンカップ2024予想オッズ3番人気は昨年の天皇賞春の勝ち馬、天皇賞秋2着のジャスティンパレス。今年は、前走天皇賞秋4着からの臨戦となります。前走はドウデュースのちょっと前から上がり2位の脚を使って4着。前がなかなか開かず進路取りに困ったと言えば、昨年より着順を落としていても悲観することではないです。もともとキレ味より体力を活かす競馬の方が良さが出るタイプ(天皇賞春の勝ち馬ですからね)ですし、「昔」のような好位からの競馬ができれば(最後の脚は多少鈍っても)、位置取り+速い脚でひと泡吹かせることは可能かと。Cデムーロ騎手が一発狙ってくることは確実で。ただし、そういった変化のあるレースは大敗も起こりうるので難しいところです。
◆オーギュストロダン
ジャパンカップ2024予想オッズ4番人気は「ディープインパクト産駒」で英ダービーやら、BCターフやら(雑!)を制している「海外馬」オーギュストロダン。実績面は過去、ジャパンカップに出走してきた海外馬の中で一番じゃないでしょうか。加えて、日本大好きのオブライエン厩舎、ムーア騎手となればライト層が買うので人気の上乗せがありそうですね。戦績を観ての通り突如大負けをする馬なのでなんとも言えませんし表面的な事しか言えませんが…私のスタンスではこの人気で本命にすることはないのかな、と。マイルCSのチャリンではないですが、想定で予想して人気になるのであれば本命にするのはオイシクないのかな、と。
◆スターズオンアース
ジャパンカップ2024予想オッズ5番人気は昨年お世話になったスターズオンアース。一昨年の桜花賞、オークス勝ち馬で昨年大阪杯2着、ジャパンカップ3着、有馬記念2着と牡馬相手に互角以上のレースをしています。今年は春のドバイシーマC以来のレース&桜花賞を勝った時の鞍上川田騎手で出走となります。正直、東京2400mで川田騎手とマッチするかは?ですが、昨年のジャパンカップ、有馬記念の様に先行すれば「位置取り+速い脚」で今年も好走する可能性がでてきます。いっぽうで、5歳牝馬の飽きとなると能力落ちも迫ってきています。こればかりはやってみないと分からず…
ジャパンカップってどんなレース?
ジャパンカップ2024予想オッズをみて人気が想定される馬たちについてアレコレ書いてみました。
ところでジャパンカップってどんなレースなのでしょう。
それはね…
むかーしむかし、あるところに…的な歴史はどうでもよくて。
東京2400mらしく直線しっかり脚を使いきる馬が好走している(超ザックリ)レースです。
でも。
追い込み馬、道中二桁の位置取りの馬が直線だけで…ってのは案外少なくて。
差し馬のイメージが強いかもしれませんが…
アーモンドアイ→2,3番手と4,5番手からの勝利
イクイノックス→3番手
すべてルメール騎手が騎乗だし、スーパーホースなので考えても仕方ないことですが、「勝てる競馬」を考えると「前」が正解だった年といえます。
いっぽうで、一昨年のような超スローでG2のようなメンバーだと、直線でスムーズに脚を使った馬が後方から…ということもあります。
4角二桁の位置取りから勝った馬はここ10年で2015年のショウナンパンドラくらいです。
結局、時計が出やすい東京競馬場なので、前の馬も一定以上速い脚を使って上がります。「それ以上」の脚を使わないと差して届かない道理なので……
イクイノックスのような自在性がないドウデュースはやはりリスクを背負っていると言えますよね。
(まあ似たような条件だった天皇賞秋の脚をみると…アレですが苦笑)
ジャパンカップ2024穴馬の可能性は?
ジャパンカップ2024予想オッズをみて、ジャパンカップとは?の確認をしてきました。
最後にジャパンカップ2024の穴馬候補を考えておきます。
まあ変な穴馬が好走する感じもないのですが、可能性という意味では…
・ドゥレッツァ
・シュトルーヴェ
ドゥレッツァは昨年の菊花賞馬。それ以降良いところはなく、ベストパートナーのルメール騎手不在ですが…天皇賞春は特殊条件だし、前走は海外と言い訳はできる。
ある程度の位置から良い脚を使える馬でもあります。
ただ…状況が見えないだけに推しきることは難しいのですが…
シュトルーヴェは能力・実績が落ちることは誰の目にも明らかです。ですが、今年2500mのG2・2勝はお見事だし、前走宝塚記念は先の通り内の馬には酷なレースでノーカウント。
ともに穴で本命に…というよりヒモとしては拾っておきたい、程度の穴馬後方なのかな、と。
以上、ジャパンカップ2024予想オッズみてアレコレ考察でした!