複勝の配当の決まり方、ご存知の方も多いと思いますが今一度確認をしつつ、馬券を組み合わせて【保険】として活用して「積極的トリガミ」を考えていこう…
そういった記事になります。
競馬はギャンブルですから前しか向かない!「攻撃10:防御0」だ!
…もひとつの選択で私もその選択を取る時も当然あります。
でも、攻防の比率を考えておくことも必要なのかな、と思います。
先日、私としてはかなりゆるい土日競馬を過ごす中で思いついた馬券の組み合わせというか「考え方」になります。
事例を交えて、書いていくのであなたの馬券購入の「引き出し」「選択肢」の一つとして活用して頂けますと幸いです。
それでは、複勝の配当決まり方をうまく活用して、保険とする馬券、
お気楽にお付き合いください。
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複勝の配当決まり方
おそらく多くの方は複勝の配当決まり方より「積極的トリガミ」というパワーワード、また「馬券を組み合わせて保険とする」の考え方の方が気になっていると思いますが、一応最初に複勝の配当決まり方について触れておきます。
ご存知の通り複勝オッズには「幅」があります。
1.2-1.7とか、1.7-2.8とか、2.6-4.8とか。
これなんででしょう???
単勝や3連単など他の馬券のように「当たり目が1点しかない」なら締め切り最終オッズが当然そのままのオッズとして払い戻しされます。
しかし、複勝(正確に言うとワイドも)は「当たりが1点ではなく3点(2点)」ある為、ゴールしないと、どの馬3頭が馬券になったか分かるまでオッズが確定しません。
複勝の配当決まり方としてJRAの発表では…
(W+D/P)×R 【+A/P】 ※【 】内は、WIN5の場合のみ
Wが何で…うんぬんかんぬん書かれていますが、これこそ誰も興味がないと思うので割愛・飛ばします!笑
ざっくり複勝の配当決まり方として覚えておくと良い事は…
「3着以内に人気薄が入れば入るほど=(1番)人気馬が飛べば飛ぶほどオッズは上限に近づく」
これだけ覚えておけば複勝の配当決まり方としては充分かな、と。
複勝オッズの上限とは1.7-2.8でいう「2.8」です。
例えば、4番人気馬の複勝を買っていて、3着以内に見事入線!この時…
残りの3着以内に入った2頭が1番人気と2番人気だった=配当は下限=1.7に近づく
残りの3着以内に1番人気が入らず変な馬が入った=配当は上限=2.8側に近づく
こんなイメージですね後者を2.8に近づくと書いたのは、2番人気と3番人気が入線したら2.0位でしょうし、3番人気と10番人気が入線したら2.5倍…こんなイメージです。
(ほんとざっくりですよ)
複勝の配当決まり方としては先の変な計算式なんか覚える必要はまーーーったくなく、これだけ覚えておけば充分です。
で、なんでこんな話を書いたかと言うと、先日の神戸新聞杯、オールカマー共に思うところがあって、いつもの3連系ではない馬券を買おうとしていて「アレ?」と思ったことがキッカケです。
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複勝を積極的トリガミに活用してみる
積極的トリガミ…なんだよそれ!って話ですよね。
まず、それを実行して狙い通り(?)トリガミとなったのが2020年オールカマー。
予想の中で書いた通り、◎ステイフーリッシュ〇ミッキースワローのワイドをメインでかるーく楽しもうと考えていました。
が!馬券を買う段階になって「あれ?なんかミッキースワロー怪しくない?」という思いがでてきました。
まあこれはウラで行われる神戸新聞杯のコントレイルがあまりにも堅いから相対的にそう思ったダケかも知れませんが。
という事で、ワイドの一部を(当初は馬連も考えていましたが)「複勝」に切り替えました。
で、買った馬券がコチラ。
相手のミッキースワローに違和感を覚えて1000円だけ複勝に切り替えてみた。この半分でも戻ってくる感覚は重要なのかも知れない………かも? pic.twitter.com/sOxKad0XwJ
— 190→IKU (@ikuo1983) September 27, 2020
みての通りワイドは外れ(ミッキースワロー5着)、複勝のみ的中のトリガミ。
トリガミですが、「半分戻ってきている」と考えると保険としての役割は充分果たしてくれたように感じます。
この時のワイドと複勝の比率は、上記の複勝の配当決まり方ではないですが、複勝オッズとワイドのオッズをたぶんこれくらいと想定して…
①ワイド1点3000円的中
→3000×2.8倍=8400円
②ワイド1点2000円/複勝1000円的中
→2000×2.8=5600/1000×1.6=1600=7200円
③複勝1000円的中
→1000×1.6=1600円
(実際のオッズのブレは飲み込む)
当然、当たるなら①がベストですが、当然◎が来ても〇が来ないとリターンはゼロ。
これに対して②の場合①よりリターンは少ないですが、③の複勝のみ的中=3000円が0円か1600円になるかの保険を考えたらこの目減り分を私は「可」としました。
でもワイドと複勝の比率を入れ替えたとしたら、複勝のみでも3200円のリターンで微増まで持って行けた(トリガミにはならない)と考えることもできます。
ただ、この場合は、複勝は保険ではなくメイン馬券となってしまう為、「ワイドを前提としていた」私のとる手ではありませんでした。
そういう意味で、「せっかく本命来たのに相手が来なくてリターンゼロは嫌だよね?」だったら①より目減りするけれど「半分は戻ってくる②③の選択の方が良い」としました。
みみっちい話ですが、ゼロか半分か。お金持ちなら気にしないことかも知れませんが、こうした積み重ねが一か月、半年、一年となる内に大きな意味を持つ…と思ったのでした。
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ち!な!み!に!
神戸新聞杯は◎ディープボンドで相手を鉄板の〇コントレイルとして、こちらもワイド1点を選択!
……の予定でしたが、オールカマーの馬券検討でいろいろ考えた結果、「こっちもやっておくか」と思い…
◎ディープボンドの複勝を500円だけ買いました。
こちらもその時の思考を書いておくと…(コントレイルがかぶっていたので「複勝の配当決まり方」から2パターンのオッズで計算)
①ワイド1点3000円的中
→3000×2.5=7500円
②ワイド1点2500円/複勝500円的中
→2000×2.5=5000円/500×2=1000円=6000円
③複勝500円的中
→6.5×500=3250円
参考までにディープボンドの複勝は1.9-8.8でした。めちゃくちゃオッズの「幅」が広いのは、1番人気のコントレイルの人気がかぶっていたから。
②はコントレイルが来る前提ですから複勝オッズは「下限」に近づき、③はコントレイルが凡走しますから「上限」方向にブレます。
まあそんな杞憂はコントレイルに必要なかったわけですが。というか◎ディープボンド(4着)なのでそもそものお話なのですが(苦笑)
一応ね、内枠だったし包まれたら…のリスクを考えて保険の複勝も買った、という事です。
まとめ
複勝の配当決まり方から、「積極的トリガミ」の話いかがでしょうか?
冒頭で書いた通り、常に「攻撃10:防御0」だ!の方はおそらくこの記事をここまで読んでいないと思いますが、ここで書いた通りに馬券を買いましょうといったお話ではありません。
馬券において保険と言うと、神戸新聞杯の③のようなそれ単体でプラスになる馬券を考える方が多いのか、点数を広げる発想の方が多いのか…ですが、
「トリガミ前提」であっても何割か戻ってくる、半分戻ってくるって発想も「あり」なのではないかな、と。
あくまで選択肢の一つとしてのご紹介でした!
馬券の買い方の引き出しはあった方が良いですからね!
→単勝から他の馬券へ展開してみる?【競馬】
→追加馬券購入の是非・抑え馬券?保険?ボーナス?
ここら辺の記事も合わせてお読み頂くと多少は競馬を楽しむネタになるかな、と思います。
楽はない!脳みそに汗かいて競馬を楽しんでいきましょう!
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