ダイワスカーレット……大好きなお馬さんでした。
毎年桜花賞、天皇賞秋が近づくと同じようなことを書いている気がします。
でも今回は…「ダイワスカーレット産駒が走らない理由」というチャレンジング(?)な事をかいてみようと思います。
あくまで私の考えなので異論反論は認めません\(゜ロ\)(/ロ゜)/
ダイワスカーレットが好きだったからこそ書く、愛ある内容です。
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ダイワスカーレット産駒が走らない!
ダイワスカーレットと言えば……って経歴を知っている方が多いでしょうから一から十まで書きませんが……
12戦8勝2着4回という「崩れ知らず」の名牝。
G1は桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念の4勝。その有馬記念は逃げて上り3位の脚を使う完璧なレースで、乗っていた百戦錬磨のアンカツ(安藤勝己元騎手)が「負ける気がしなかった」と語ったほど。
同期のウォッカが日本ダービーを勝ったり、ジャパンカップを勝っているとはいえ得意条件(東京競馬場)ばかり走る&コロコロ凡走するいっぽうで、ダイワスカーレット競馬場を選ばず上記成績を残していることから…
「玄人」ほどダイワスカーレットの方が強いという、お馬さんです。
ちなみに直接対決では…
◆チューリップ賞
1着ウォッカ
2着ダイワスカーレット
◆桜花賞
1着ダイワスカーレット
2着ウォッカ
◆秋華賞
1着ダイワスカーレット
3着ウォッカ
◆有馬記念
2着ダイワスカーレット
11着ウォッカ
◆天皇賞秋
1着ウォッカ
2着ダイワスカーレット
といった結果。
このような成績を残しているダイワスカーレットだから「子供」には大きな期待をしていました。
が!
まーーったくダイワスカーレット産駒は走らない(活躍しない)。
ダイワスカーレット産駒をみてみると…
2021年グランスカーレット/牡 父ロードカナロア
2020年スカーレットアリア/牝 父ロードカナロア
2019年スカーレットオーラ/牝 父ロードカナロア
2018年アンブレラデート/牝 父エイシンフラッシュ
2017年ダイワクンナナ/牝 父ノヴェリスト
2015年ダイワメモリー/牝 父ノヴェリスト
2014年ダイワエトワール/牝 父エンパイアメーカー
2013年ダイワウィズミー/牝 父キングカメハメハ
2012年ダイワミランダ/牝 父ハービンジャー
2011年ダイワレジェンド/牝 父キングカメハメハ
2010年ダイワレーヌ/牝 父チチカステナンゴ
どうでしょう?
知っている馬いますか?苦笑
(ってゆーか牝馬だらけ!!)
ダイワスカーレットの代表産駒は?と聞かれると、、
ダイワクンナナ…2勝クラス勝ち
ダイワメモリー…1000万下(現2勝クラス勝ち)
ダイワレジェンド…1000万下(現2勝クラス勝ち)
2勝クラス勝ちまで。
2021年グランスカーレット/牡 父ロードカナロア
2020年スカーレットアリア/牝 父ロードカナロア
スカーレットアリアが2023年4月時点で3歳、新馬戦1戦して8着。
グランスカーレットはデビュー前。
このような成績です。
現役時代の母ダイワスカーレットの成績を考えてしまうと「ダイワスカーレット産駒が走らない!」とぼやきたくなってしまいますよね、、
(まあ未勝利の馬も多い中2勝クラス勝ちが3頭いるという見方もできますが、、)
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ダイワスカーレット産駒が走らない理由
ダイワスカーレット産駒が(期待ほど)走らない理由を考えてみました。
ダイワスカーレット自身の血統を観てみると…
父アグネスタキオン
(母父ノーザンテースト)
アグネスタキオンはサンデーサイレンス産駒、アグネスタキオン産駒は短い世代しか世に出ず、他の代表産駒はディープスカイ、キャプテントゥーレ、リトルアマポーラの3頭のG1馬。
父がサンデーサイレンス産駒ということで「お相手」選びが難しかった……という部分はあります。何せサンデーサイレンス2世が「めっちゃ」増えているタイミングでしたから。
これはちょっとかわいそうな部分もありますがストレートにいうと「相手選定」を「大いに」間違えた結果かな、と思います。
だって最初の相手がどこの馬のホネか分からない(どうなるか分からない)チチカステナンゴだなんて!
「結果的に」ですがチチカステナンゴは大成せず代表産駒がピークトラム(OP特別勝ち)。
産駒の特徴は「スピード不足」。
この一点です。
その後、つけた種牡馬の名前を見ても
・キングカメハメハ
・ハービンジャー
・エンパイアメーカー
・ノヴェリスト
・エイシンフラッシュ
キングカメハメハこそ馬によってはキレ味ある馬も出ていますが、ダート馬も多く輩出された種牡馬。
他は、
ハービンジャー→持続力型
エンパイアメーカー→ダート
ノヴェリスト→持続力型
エイシンフラッシュ→小粒
ダイワスカーレット産駒が走らない理由=圧倒的スピード不足の種牡馬たち
もちろん、種牡馬が全てではないことは有識者である方ならご理解頂いていると思います。思いますが、有識者であれば上記種牡馬たちのキレ味不足はめちゃくちゃ感じますよね?
で、「ようやく」事態の重さに気づいたのかスピードを求めてロードカナロア(短距離馬)をつけるという。遅いよ!
こちらは3頭のうち2023年4月時点で1頭が現役、1頭がデビュー前なのでどうでるかなぁ(`・ω・´)
これまでの種牡馬たちよりスピードが出てくれれば、、と思いつつロードカナロア産駒は晩成の馬もいるのでそこまで耐えられるか。
これが私が考える(ってゆーか、みんなが思いつく!笑)ダイワスカーレット産駒が走らない理由です。
世間いっぱんでは現役時代に力を使い果たしたから(良い成績を残したから)産駒が走らない説などもありますが……実際のところは因果関係不明。
「ようやく」生まれた牡馬のグランスカーレットが大成してダイワスカーレットの血を広く残してくれないかなーっと妄想をしております。
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牝馬がこんなに残ってるので、孫がG1馬とかになりそうな予感。
というか希望(笑)
>いちえもんさん
こんにちは!
確かに孫の代でG1制覇というのも良いですね!
そこならサンデーもつけやすい!