AJCC2023予想オッズと傾向、枠の有利不利などをみて穴馬の可能性を考察していく記事です。

 

AJCCが終わると(1月ですが)2月の東京開催が始まりますね!

そして3月の中山開催にもどると…

弥生賞の声が聞こえて春競馬という感じがでてきます。

 

その前段階としてAJCC2023当てていきたいですね!

それではAJCC2023予想オッズみてアレコレ考察、
お気楽にお付き合いください。

スポンサーリンク



AJCC2023予想オッズの前に傾向とデータ

AJCC2023予想オッズを観ていく前に予想に役立ちそうな傾向やデータをJRAのホームページをみてパク……引用の上咀嚼し使えるものはお伝えし、使えない場合は罵詈雑言……まではいきませんがキツイ言葉と共にお伝えします。

今回は…

 

【適性】を考える上で使えるデータとして

・芝2000メートル以上
・JRA重賞で
・3着以内に入った

経験の有無。

 

あり【10,9,8,77】
なし【0,1,2,36】

と母数の違いはありますが2000m以上の重賞で好走歴がない馬は厳しい結果となっています。

 

これは…

単純にハンデG3などごまかしが効きにくい条件ということもありますがシンプルに…

1月中山2200m(外回り)はタフなコースだから

でしょう。

 

東京1800mの重賞好走経験あり……なんて言われてもタフな中山2200mでも好走できるスタミナの証明になんてなりませんから。

上り33秒台のキレ味なんて自慢にもならないのがAJCC杯です。

 

過去10年で上り3ハロン33秒台の脚を使った馬はゼロ。つまりそんな速い脚を使えなくても35秒台だって上り上位になってしまう可能性がある条件なんです。

その理由としては…

 

中山2200mは「外回りコース」であることも大きな要因です。

内回りはトラック型のコースですが外回りは三角形に近いおむすび型のコース形態です。3コーナーがあって4コーナーがあって直線の内回りに対して

3コーナーと4コーナーが同化したような内回りはコーナーで加速しづらいですが外回りは

 

ここ(ピンク)がざっくり直線なので加速=まくりがし易いです。

 

だから「ロングスパート」が打ちやすい=瞬発力勝負ではなく持続力勝負になりやすい=スタミナが必要

これを「数字」で表現したのが先ほどのAJCCのデータ・傾向です。

 

仮に重賞での好走歴がない場合は能力としての証明は出来ていない状況ですが、最低限スタミナの証明は過去暦から欲しいところですね!

AJCCで枠の有利不利はあるのか

AJCC2023予想オッズを観てアレコレ各馬に書く前に…AJCC2023では枠順の有利不利があるのかどうか過去の結果からみてみましょう。

 

2022年
1着キングオブコージ(3番人気)1枠1番
2着マイネルファンロン(11番人気)8枠14番
3着ボッケリーニ(4番人気)6枠9番

2021年
1着アリストテレス(1番人気)5枠9番
2着ヴェルトライゼンデ(3番人気)2枠4番
3着ラストドラフト(6番人気)4枠8番

2020年
1着ブラストワンピース(1番人気)8枠11番
2着ステイフーリッシュ(5番人気)7枠10番
3着ラストドラフト(4番人気)2枠2番

2019年
1着シャケトラ(7番人気)7枠8番
2着フィエールマン(1番人気)4枠4番
3着メートルダール(5番人気)8枠10番

2018年
1着ダンビュライト(2番人気)6枠7番
2着ミッキースワロー(1番人気)3枠3番
3着マイネルミラノ(8番人気)7枠9番

過去5年の馬券になった馬と人気、枠順です。

 

AJCCで枠の有利・不利を感じるもの…でしょうか?

この時注意したいのが仮に過去5年でも10年でも一緒なのですが……人気馬が内枠に入っていただけで内枠有利と勘違いをしないことです。

人気馬なんて走って当然なんですから、「逆」です。

 

人気馬が多く凡走していたら内枠は不利、外枠が有利といった考え方です。

同様に人気薄の穴馬ばかりが内枠に入っていて好走していないから内枠が不利……は違いますよね?子供でも分かること(分かりますよね?)です。

 

その意味では…

内枠の人気馬も外枠の人気馬も、そして外枠の穴馬も走っている…と言えます(内枠の穴馬は上記ではサンプル不足ですが2014年は2,3着が11番人気6番人気の1枠2番と1番)。

ということは…

 

おしなべていうならAJCCの枠有利・不利はないと言えます。

枠有利・不利はないと言えますが……

 

【前提】
中山競馬場連続開催の最終週

これがポイントです。

内の馬場が荒れているようなら外の方が良いし、内の馬場が保たれているなら外の方が良い。

これが基本です。

 

そして当然ながら内外のポジション変更がしづらい短距離ではなく2200mなので脚質によっては内枠から外枠に動いたり外から内にいれたりも可能です(それが難しい脚質もあります)。

内枠なのに外から追い込んだり。

 

だから…

先週の、前日の馬場をみて枠の有利不利の有無を確認、枠の並びを確認、展開を妄想……基本に忠実に予想をしていく。

「前も後ろも」「内も外も」あるレースは能力より展開・適性が重要になってきます。

これが前提として、、、
AJCC2023予想オッズの人気上位の馬たちについてアレコレ書いていきます。

スポンサーリンク



AJCC2023予想オッズ

1番人気 ガイアフォース  1.6
2番人気 エピファニー   4.3
3番人気 ユーバーレーベン 8.5
4番人気 ノースブリッジ  9.7
5番人気 バビット    16.1

netkeibaさんのAJCC2023予想オッズより。
以下私の出走予定各馬に対する思い込みと偏見です。

 

◆ガイアフォース
AJCC2023予想オッズ1番人気はG2セントライト記念勝ち馬のガイアフォース。そのセントライト記念はアメリカジョッキークラブカップと同じ中山2200mです。その時は「ロングスパート」でのっしのっしと進出し4コーナーでまくりきり後の菊花賞馬アスクビクターモアを競り落とす競馬。菊花賞は1番人気に支持されましたが最内枠で思うような競馬が出来ずの敗戦。決して器用ではなく外からのっしのっしと進出したいので内枠より真ん中から外枠が欲しいのでは。セントライト記念は中段からの競馬でしたがもともと前々で競馬していた馬ですから状況に応じて位置を変えられる強みがあります。大きく嫌うことはないですがスローペースで位置取りを落としているとキレ負けする。

◆エピファニー
AJCC2023予想オッズ2番人気は未勝利戦、1,2,3勝クラスと4連勝中のエピファニー。この人気では買えない。1800mしか使ったことがなくまた元々気性面に難があった馬。過去のデータが全てではないですが上記2000m以上重賞好走経験どころか重賞も2000mも初。持っているモノは高そうですがだからってこの人気でここまでお初条件がそろって本命にするのは……ギャンブルに染まっている人ほどできないです(笑)純粋に応援したい方はどうぞ。

◆ユーバーレーベン
AJCC2023予想オッズ3番人気は2021年のオークス勝ち馬ユーバーレーベン。2022年は5戦して馬券内好走なし…ですが京都記念は開幕週の立ち回り戦はこの馬の範疇ではなく、海外はおいておいて…札幌記念はハイレベル戦の先行決着で後ろのまま、天皇賞秋はスローペースからの瞬発力勝負で範疇外、ジャパンカップもまくる形をとるも同様の瞬発力勝負で範疇外。適した条件=タフな体力勝負で走れていません。このように競馬玄人層が考えるのである程度売れると思われます。ピュアな人に売れるエピファニー、汚れ…玄人に売れるユーバーレーベンといったところでしょうか。結果ピュアの勝利がアルアルでしょうか(苦笑)

◆ノースブリッジ
AJCC2023予想オッズ4番人気は昨年のG3エプソムカップ勝ち馬ノースブリッジ。2000mまでの勝利はありますが重賞はG3エプソムカップ1800m、G2毎日王冠1800m、G1天皇賞秋2000mしか経験なく、中山2200mでロングスパート合戦となったらスタミナ面で不安も。ただ見え見えの逃げ馬はバビット一頭で(シャムロックヒルも登録されていますがさすがに厳しく)すんなりと隊列がきまってスローペースとなるならこの馬の範疇になってもよいです。その場合は嫌いたいエピファニーにも向く展開になりそうで…買うならセットで、でしょうか。

◆バビット
AJCC2023予想オッズ5番人気は2020年中山2200mG2セントライト記念を逃げ勝ったバビット。長期休養明けの2走前中山2200mのオールカマーで無警戒の逃げとは言えあわやの4着とらしさを見せました。とは言え内の馬場が良かったという状況も向きました。今回枠の有利不利がないとはいえ内が良いというわけではなく「馬場面」での恵まれは期待できなく展開面に期待。予想オッズで一つ上のノースブリッジと行った行ったとなるか。とは言えエピファニーも、場合によってはガイアフォースも先行するタイプでどこまでか?

スポンサーリンク



AJCC2023穴馬候補は?

AJCC2023予想オッズ人気上位馬にアレコレ書いてみました。

人気馬が比較的先行タイプで先行馬にとっての恵まれは生まれづらい状況か(場合によっては早めに先頭に立ちたくないからかわいがられることもありますが)。

 

そうなると穴馬候補としては先行馬多数となってさらにガイアフォースのまくりが発動するタフなレースが向きそうな馬と考えられます。

 

・エヒト
・レッドガラン

エヒトは前走チャレンジカップ◎で3着(8番人気)

とお世話になったお馬さんですが2000mのG3で1着と3着があり、昨年のG2京都記念でで遅れながらも前のこりレースを2着とコンマ2秒差7着とまとめています。

 

レッドガランも同京都記念で6着、また昨年中山金杯、新潟大賞典と2000mG3を2勝。後者は新潟の長い直線で長く良い脚を使っての勝利。

それぞれ「恵まれれば」穴馬として好走したとき多くの方が後付けで買い要素はあったという馬です。

 

土曜日の競馬を観てからになりますがこうした穴馬の出番と考えるか、人気上位勢のレースととるか。「前残り」とするか。予想のスタンスが分かれるレースになりそうですね!

以上、AJCC2023予想オッズと傾向、枠の有利不利みてアレコレ考察でした!

スポンサーリンク