こんばんは!

なかなか馬券的に難儀だったAJCCと東海S、そういう戦いができた事は自分を褒めつつ…変態的「天才」ふたりに痺れた土日について振り返ってみようと思います。

 

土曜日のノリさん(横山典騎手)とAJCCのデムーロ騎手。

騎手って本当に大事。

そう思う週末でした。旧ブログの頃と同じような事を書いても良いですが、ちょっとテイストも変えていきたいなーと思ったり。

それではお気楽にお付き合いください。

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天才横山典に痺れた土曜日!

「中山が庭」とは何度もお話している横山典騎手(2番手は田辺騎手)。この日は「ノリ無双」と呼べるものでした。

8Rインベタ後方で脚を溜め3〜4コーナーで無理なくポジションを上げ、その際外に出すポジションを見つけるや、周りに迷惑をかけない「ドゥラメンテ」をしてインサイドアウト。

後は前を交わすだけでした。

 

9R初茜賞:ハイランドピーク(1番人気)で先頭をとるとそのままグングン後ろを話す、淡くって周りが押し上げるタイミングで脚を溜め、追いついた頃にふっと解放して後は突き放すのみ。

JRAの発表がどこまで正しいかは?ですが、ラップタイム

12.8 – 12.1 – 12.4 – 12.1 – 12.3 – 13.1 – 12.2 – 12.0 – 12.9

明らかに緩ませていますよね、この区間後ろの馬はスピードアップして脚を使いあとは…です。ぜひ初茜賞は見ていただきたいです。

 

もともとムラっ気があり「ポツン」をアレコレいう人も居ますが、ゴールドアクターを宝塚記念で復活させたエピソード、シュウジに競馬を教え特徴を見出し復活させたように「感性」が比類ない騎手です。

月並みな表現ですが熟練の技ですよね。

【AJCC2018結果】デムーロの策略!

1着◯ダンビュライト
2着◎ミッキースワロー
3着…マイネルミラノ

ダンビュライトが勝つならこれしかない!といった競馬。キレる脚がない馬の特徴を完璧にとらえた騎乗。決して早くないペースの縦長、逃げ馬のすぐ後ろ。キレる脚がなくても戦える土壌を「作り」ました。

 

というのも1000mを過ぎたあたりでデムーロ騎手がこのままのペースより「確実」な形をとるためにマイネルミラノをつついてペースを上げさせました(多分)。

動画はJRAのHPでも見られるので1000m通過近辺を見てみてください。

その結果さらに前と後ろの差が広がり後ろの馬(ミッキースワロー)に負荷がかかるように仕向けレースを作り上げました。

これを見たら馬主は乗せたくなりますよね(苦笑)

 

結果、それが功をそうし、何もせずに終わらせることを避けるためにミッキースワロー/横山典騎手は早めに脚を使いまくらねばならず最後脚が上がってしまいました。

向いた馬(そういうレースにした)=ダンビュライト
向かなかった馬=ミッキースワロー

力関係はいうまでもなくミッキースワローの方が上ですが、展開で結果が変わる(変えられる)というレースをまざまざと見せつけられました。

 

今後に関してはダンビュライトは過信禁物。
阪神・中山で早めに動いてレースができれば良いですが、京都・東京だとできることも限られます。

ミッキースワローは向かず&仕上げもソコソコ。この馬も阪神・中山向きですがダンビュライトより持っているものはあるので上でも当然注目。

 

他のメンバーはまあいいところG3止まり。

気になるのはゴールアクターのシンガリ負け。乗っていた武豊騎手は…

「初めて乗りましたが、返し馬の時から良い走りではありませんでした。レースもこの馬らしくない内容で前脚と後脚のバランスが良くなかったです」

状態そのものか、精神面の問題か。今後が気になるところです。

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【東海ステークス2018結果】テイエムジンソクに死角なし!

1着◎テイエムジンソク
2着…コスモカナディアン
2着☆モルトベーネ

予想で書いた通り週中のテンション高い状態から、一気に馬券的テンション下がったレースでした。

結果、やはり外し(苦笑)危機回避能力は大事です。

(自身があるから当たる、無いから当たらないといった単純な話ではないですが)

 

レースはスタートから行きたがる馬も出て力をロスした馬も。ただ、自分のレースをできたテイエムジンソクが2着コスもカナディアンこそ迫られましたが3着までは6馬身開く圧勝。

先々へは…テイエムジンソクは東京1600mでどうか。溜めては良いところは出ず、かといって早めに動きすぎても厳しい。

持っている能力はありますがレースはし難い。

 

コスモカナディアンは拾えなかったなーと反省。馬場状態などこれまで向かないレースが続いており好転したこの場所で、、、ですよね。

フェブラリーSへという目でみると…ちょっとテイエムジンソク以外はかなり厳しいと思います。軽い馬場の東京コース&距離短縮が向く馬、、、

展開が向きに向けばクインズサターンと思いますが賞金的に厳しいか。

と、例年のことですがスピード的にはフェブラリーS向きではないメンバーたちのレースでしたね。

 

さてさて、気づけば東京開催へ突入。

3週しか行われていないので変な感じもしますが…私は昨年(というか例年)東京競馬場の成績がよろしくないのでどうやって戦っていくか、脳みそ使って考えていきたいと思います。

それでは今週も一週間頑張っていきましょう!
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