皐月賞2023予想オッズをみて人気上位馬のアラを探しつつ荒れる・穴馬の可能性をゴリッゴリに探していきます。
先週、桜花賞の同様の記事をみて予想オッズ2番人気のライトクオンタムを買おうと思った方はいなかったはず＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／最終的にも完全に無印予想でしたー
どうように不安点を探しまくっていきます。
桜花賞と違い抜けた馬はいないので……荒れる可能性を探るテンションも上がってきますね！
それでは皐月賞2023予想オッズみて荒れる・穴馬の可能性を探る…お気楽にお付き合いください。
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皐月賞2023予想オッズ・評価
1番人気 ファントムシーフ 3.6
2番人気 ソールオリエンス 3.7
3番人気 フリームファクシ 7.8
4番人気 トップナイフ 7.9
5番人気 タッチウッド 8.8
netkeibaさんの皐月賞2023予想オッズより。
以下、出走予定馬に対する思い込みと偏見です。
◆ファントムシーフ
皐月賞2023予想オッズ1番人気は共同通信杯の勝ち馬ファントムシーフ。4戦全て違う競馬場（阪神・中京・中山・東京）で前残り決着で4着までだったホープフルS含め、大きく崩れず3勝と安定感あるお馬さんです。大きな欠点もなく、前々で競馬しちょい脚を使うので大きく崩れにくいいっぽうで爆発力という観点では？も。ホープフルSは唯一位置を落として（最内枠のリスクがそのままマイナスに）敗戦しているだけに、ある程度位置を取って競馬したい。ルメール騎手は東京＞中山の騎手ですが状況に応じて位置を取る騎手。アラを探す前提で書いていますがホープフルS同様最内枠を引くなどして「外的要因」のマイナスがなければ好走率としては高いといえます（もちろん出遅れ・不利などのリスクは常にありますが）。皐月賞2023予想オッズ1番人気は単勝ベースですが、どちらかというと複系ベースの方が売れるのでは？
◆ソールオリエンス
皐月賞2023予想オッズ2番人気はG3京成杯を粗削りな競馬で圧勝したソールオリエンス。素質・ポテンシャルはある。でも…スローペースからのヨーイドンの2戦しか経験していない＆少頭数9頭立てのレースしか経験していない＆粗さある…など未知の要素が強烈過ぎます。桜花賞のライトクオンタムよりは「なんとかなる」かもしれませんが「人気で」わざわざ本命にするのは違うかな、と。もちろん単勝3倍ついていて3回に1回は勝つと考えるなら良いですが。最内枠だと何もできずに敗戦、大外枠だと引っ掛かって暴走などのリスクあり。リスクとリターンのバランスを考えてどうするかでしょう。勝つ可能性がある一頭ではありますが…
◆フリームファクシ
皐月賞2023予想オッズ3番人気はきさらぎ賞の勝ち馬フリームファクシ。4戦3勝、レーン騎手を配し人気になっていますが…全て2000ｍのスローペースぬるま湯。後述しますが皐月賞はペースが流れるため「ついていく」のに苦労するのがこのタイプ。もちろん耐性・適性がある可能性もありますが「人気で合うかもしれない」とポジティブに考えるのはギャンブルではありません。皐月賞2023予想オッズ1,2番人気を評価するならコチラを下げるなどの相対的上げ下げが重要になってきます。着差はあったとはいえきさらぎ賞の3,4,5着は次走見せ場なく凡走（僅差2着オープンファイアは未出走）とわざわざ買う理由もないかな、と。
◆トップナイフ
皐月賞2023予想オッズ4番人気はホープフルS2着のトップナイフ。そのホープフルSは完全前残り決着ということもあり恵まれたことは事実。事実ですが、恵まれやすい競馬が出来るという強みがあることもまた事実。だからここまで崩れること少なくG3京都2歳S2着、ホープフルS2着、弥生賞2着と好走を続けています。いっぽうで言い換えるとパンチ不足感も否めず。勝つとしたらグラニットが大逃げして、縦長隊列の2,3番手からのイン付きなだれ込みというかなり限定的なイメージ。弥生賞は明らかなたたき台だったので上昇は見込める点はプラス。真ん中から内枠が欲しい。
◆タッチウッド
皐月賞2023予想オッズ5番人気は共同通信杯2着のタッチウッド。その共同通信杯は出遅れからの禁を犯すような一気のまくり逃げで粘り込むというひとり相撲。能力の高さは見受けられますが、それがレースで上手く発揮できるかは…ソールオリエンスどうように未知です。加えて今回は「ゆずってくれない」逃げ馬グラニットがいて、その他有力どころに先行馬がいる。＝2戦で経験している楽逃げが叶わないとなると…？ソールオリエンス同様ポテンシャルはあるが今回どうかは（なげやりですが）やってみないと分からないと言えます。兄はノースブリッジと言えば…先行粘り込みの馬のイメージが降りてきますね。それが叶うかどうか。
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皐月賞2023が荒れる可能性を探る
皐月賞2023予想オッズ人気上位馬に対してアレコレ書いてみました。
ざっくり予想オッズ人気上位5頭をイメージで分けると…
◆安定好走／でもパンチは？
→ファントムシーフ、トップナイフ
◆能力はある／でも課題山積
→フリームファクシ、ソールオリエンス、タッチウッド
皐月賞2023予想のポイントとしては…
「人気馬に先行馬が多い」こと。
過去、人気馬が差し馬で差し遅れ→人気薄の先行馬狙いでわっしょい＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／
が皐月賞の買いやすいフォーマットとしてありました。が！
上記5頭のうち、ファントムシーフ、フリームファクシ、トップナイフ、タッチウッドが先行して結果を残してきました。
その上で皐月賞2023が荒れる可能性を考えるなら…
・それでも前残り（それぞれがけん制するパターン）
・共倒れ（若さで自爆／意識し過ぎて早仕掛けなど）
こういった形で人気馬たちの「凡走」によって穴馬の好走が生まれることで荒れる結果となります。
この解説をする前に…
ひとつお話をしておきたいデータというか傾向があります。上記フリームファクシの欄でチラッと書いたことですが…
皐月賞の基本の「形」
皐月賞は中山2000ｍ＝内回りコースで行われるレースです。
言うまでもなく直線は短く直線だけの勝負となると、馬群や展開などが相当向かないと厳しいもの。
そして…
「そんなことはみんな分かっている」
ので、早め早めの競馬になることが多いです。
この早め早めの競馬はスパート位置が早くなるという側面と、前半からあまり緩まずレースが進むという側面があります。
これがどっちになるかで「立ち回り勝負」か内回りなのに「差し脚勝負」になるかが決まります。決まりますが…後者の場合先日の大阪杯ではないですが「追走力」も問われてきます。
皐月賞は後者が多いです（若さと色気といろいろと）。
さて！ここで…
以下の馬たちに共通する戦績分かりますでしょうか？
【2022年】
1着ジオグリフ
3着ドウデュース
【2021年】
3着ステラヴェローチェ
【2020年】
2着サリオス
【2019年】
1着サートゥルナーリア
3着ダノンキングリー
【2018年】
1着エポカドーロ
【2017年】
1着アルアイン
2着ペルシアンナイト
3着ダンビュライト
【2016年】
該当なし
【2015年】
該当なし
【2014年】
1着イスラボニータ
3着ウインフルブルーム
【2013年】
1着ロゴタイプ
2着コディーノ
……
…
答えは1600ｍ好走歴（G1は掲示板、重賞は2着以上、それ以外は1着として）です。
先の通り皐月賞はペースが流れる可能性が高く、これまで2000ｍ前後のスローペースからのヨーイドンしか経験したことがない馬は「経験したことがない速いペース」で走ることになります。
つまり、息を入れにくく脚が溜まらない。結果、凡走する。
再三書いていますが「経験したことがないだけで走れる可能性は当然ある」が大前提です。ですが、「未知の魅力」は穴馬に使う言葉であって人気馬にとってはリスクでしかありません。
スタートからペースが流れると想定するなら狙うべき馬は1600ｍのペース（2000ｍとは全然違います参考→ユタカ！ルメール！ノリ！…な大阪杯振り返り）で好走していてかつ2000ｍ走るだけのスタミナがある馬が穴馬になります。
もしくは1800～2000ｍでもハイペースで好走経験している馬。
皐月賞2023でこうした穴馬が好走するなら荒れる結果となると言えます。
ちなみに、、、
皐月賞2023予想オッズ人気上位5頭で1600ｍ経験があるのはファントムシーフ（新馬戦1着）だけでした。果たして結果やいかに！？
ちなみに×2
その他の4頭でタフレースを経験してる馬は、、、タッチウッドは前走共同通信杯で「ひとりで勝手に」タフなレースをしていました（笑）出遅れ→ギュイーンってマクって逃げ。果たして？
ちなみに×3
先の1600ｍ経験結果で2016年2015年はともに該当なし＝馬券になった馬たちに1600ｍ経験はありませんでした。この年のレースどんなレースだったか気になりませんか？
【2016年】
1着ディーマジェスティ
2着マカヒキ
3着サトノダイヤモンド
→超ハイペースで体力＝持続力が問われた。皐月賞含めて3頭ともG1馬に。
■2015年・良馬場・15頭立て
1着ドゥラメンテ
2着リアルスティール
3着キタサンブラック
→前残り2頭＋ドゥラメンテが「ぶっ飛んで」きた。3頭の名前を見ての通り強い馬たちだった。
1600ｍ適性云々以前の「めっちゃ強い」馬たちが上位に来ていたことが分かりますね＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／
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皐月賞2023穴馬候補は？
皐月賞2023予想オッズをみてアレコレ書きつつ、皐月賞で問われるモノ・荒れる可能性など予想のヒントになるものを解説してきました。
じゃあどの馬が穴馬候補に当たるのかって話ですよね。
一応上記5頭以外の候補としては、、、
・ベラジオオペラ
…速い時計決着になるとどうかですが、前走スプリンターズステークスはロス覚悟で大外ブンまわして勝ち切りました。今回田辺騎手騎乗ということで「前であっても」「後ろであっても」極端な競馬になることが想定されます。
ハマれは一発あるのはこの手のタイプ。
・タスティエーラ
…弥生賞で本命にしてお世話になったお馬さんですが…ローテーションを考えるとその弥生賞が明らかにムダ（挙動通信杯の4着が痛恨）でした。
キレる脚はなく持続力勝負、押して押してグイグイ伸びるタイプなので乗り方次第。追い出しが遅れると置いていかれるのでやはり乗り方次第。ハイペースの消耗戦が理想。
最後に一頭大穴馬としては、、、
・ショナンバシット
未勝利戦1着時が1800ｍのハイペースの追走力問われるレースでの勝ち切り。皐月賞の「テーマ」としてクリアしています。2200ｍの重馬場での好経験からスタミナもある。
人気馬と同じ先行馬という難点もありますが、その先行馬たちが逃げるであろうグラニットを無視して競馬するようなら…思い切った先行策＆中山大味競馬のデムーロ騎手で一発があっても。
以上の3頭を土曜日の馬場を観る前（雨予報？）＆枠順発表前の穴馬候補として上げておきます。
以上、皐月賞2023予想オッズみて荒れる・穴馬の可能性を探るでしたー！
脳みそに汗かいて楽しんでいきましょう！
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G1以外もよくきてます！
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