ローズステークス2024予想オッズをみて人気馬にイチャモンをつけつつ、「アラ」を探していきます。
で
そのアラをつけるような穴馬を探していこう、とういう記事です。
人気馬の凡走あっての穴馬好走。その可能性を探していこうぜ！というお話です。
今年のローズSは中京競馬場で行われることもしっかりと頭にいれておきたいですね！
それでは…
ローズステークス2024予想オッズみてアレコレ考察、
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。
ローズステークス2024予想オッズ
1番人気 レガレイラ 2.0
2番人気 クイーンズウォーク 3.9
3番人気 カニキュル 9.3
4番人気 タガノエルピーダ 12.7
5番人気 フレミングフープ 14.2
netkeibaさんのローズステークス2024予想オッズより。
以下、私の出走予定各馬に対する思い込みと偏見です。
◆レガレイラ
ローズステークス2024予想オッズ1番人気は昨年牡馬相手に2歳G1ホープフルSを勝ち、春はG1皐月賞6着、ダービー5着と奮闘したレガレイラ。5戦全て上がり最速の脚を使っていつつ、ホープフルSのようにタフな展開でもしっかり脚を使えるという意味で、いろいろなレースに対応できる、平均点が高いといえます。いっぽうで、出遅れがち、後方脚質という競馬においてはそれ自体がマイナスというポイントも。それがもろに出たのがダービー。ダービーは例年「先行力」「立ち回り力」が問われます。結局のところ上がり最速の脚を使おうと、届かない位置からでは無価値。それが結果です。今回、中京2000mという舞台はしっかりと体力も問われるので牝馬相手ではアドバンテージ、いっぽうで前哨戦は比較的スローペースになりがちで、「モデルチェンジ」ができない＝先を見据えていつも通り後方から…だと差し損ねリスクはある、これは念頭に入れておきたいところです。
◆クイーンズウォーク
ローズステークス2024予想オッズ2番人気はG3クイーンSの勝ち馬で、桜花賞8着、オークス4着のクイーンズウォーク。桜花賞では危険な人気馬として軽視が成功、これは距離不足、向かないであろう内枠などの要因からの判断でした（人気ほどの魅力がない）。いっぽうオークスでは距離延長で4着と好走。もともと1600mは短く2000m前後かなーと思える馬だったので、2400mは長いかなと思いつつ、「もっと」向かない馬たちが脱落するなか着順を上げた形かな、と。今回距離はおそらくベスト、またオークスではやや早仕掛けかなとも思いましたが、「それ」が功を奏するのがトライアルレース。ここで好走して、京都内回りの窮屈な競馬でどこまでやれるか、そういう視点で考えています。
◆カニキュル
ローズステークス2024予想オッズ3番人気はG2フローラS3着、前走1勝クラスを楽に勝ったカニキュル。といっても、前走は先行できて、そこから良い脚が使えるレースだったから。後方からだったらやはり届かない、それが競馬です。馬券圏外に敗れたのはG3フラワーカップの6着だけですが、これは「内＋前」有利のレースで、出遅れて、外を通った……ね、こういうことです。今回もどういったレースになるのか次第ではありますが、秋華賞に出るためには好走が必須という意味で、予想オッズ人気上位の2頭よりモチベーションが高いことは確か。能力はあるので、枠の並び、隊列を考えて印をあげるか、向かないと考えて下げるかを検討していきたいところです。
◆タガノエルピーダ
ローズステークス2024予想オッズ4番人気は、G1朝日杯FS3着、LS忘れな草賞1着のタガノエルピーダ。前走G1オークスは16着と大敗しましたが、残り300m位でバタっと止まっていたので距離が長かったといえます。今回、条件としては悪くないのですが（牝馬らしいキレ味タイプではなく、タフさを活かしたい）、じゃあレガレイラやクイーンズウォークより利点があるのかと言われると、条件面での利点はなく、本気度・展開でどこまで利が生まれるか。人気がないなら狙ってもよいですが、現状飛びつきたいほどの魅力があるかと言われると？人気馬が極端な枠に入って、恵まれれば…でしょうか。
◆フレミングフープ
ローズステークス2024予想オッズ5番人気は前走1勝クラスで目の覚めるような末脚を見せたフレミングフープ。未勝利戦の勝ち上がりも加速したら一気の脚だったので持っているモノに魅力はあります。いっぽうで、スタートは…下手。出遅れがちで、前走も躓いたりと、後方からのレースを想定するべきです。コース設定自体は合うので、ビタっと末脚がハマれば人気上位勢に食い込む可能性はあるものの、変に道中動かして良いタイプかは？動きたがりのデムーロ騎手が出遅れからどういった競馬をするか。魅力もありますが、不発（自滅）もあるので、ギャンブルとして面白いお馬さん、です。
ローズステークス2024はどんなレースになる？
ローズステークス2024予想オッズをみて人気上位馬にアレコレ書いてみました。
ところでローズSってどんなレースなのか…ですが。
・本来は阪神外まわり1800m（2020〜2022年は中京2000m）
・秋華賞トライアル
超、雑にいってしまうとこれ、でも重要なポイントです。
阪神の外回り1800mはおそらく差し馬がとても走りやすいコースで（そういう馬が全てとは言いませんが）、過去の勝ち馬タッチングスピーチやラビットランが穴馬として勝利していますが…
ともにそれが（JRAでの）最後の勝利。
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たまたまの激走じゃない？
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という考えもできなくはないですが、タッチングスピーチはエリザベス女王杯3着があるし、ラビットランもその後ダートでそれなりに。
能力がないのではなく「適性が合う舞台が少ない」馬が、ドハマる舞台だったといえます。
まあ、言いたいことは阪神1800mは先行馬に厳しくなりがち、差し馬に優しくなりがちなコースということです。
いっぽうで、今年ローズSが行われる中京2000mは…
狙い目は内＋前……
これは金鯱賞などが行われる舞台と一緒なので「なんとなく」レベルでは感じると思うのですが、、
でも、開催時期が違えば馬場も違うし、出走メンバーが違えばレースの質も違う。一概には言えません。
ただし、
・タフな舞台
であることは間違いないです。
■2020年
1着リアアメリア（3番人気）先行
2着ムジカ（14番人気）追い込み
3着オーマイダーリン（1番人気）追い込み
■2021年
1着アンドヴァラナウト（4番人気）先行
2着エイシンヒテン（12番人気）逃げ
3着アールドヴィーヴル（1番人気）差し
■2022年
1着アートハウス（1番人気）先行
2着サリエラ（2番人気）追い込み
3着エグランタイン（7番人気）差し
大穴で逃げたエイシンヒテンが馬券になったり、牝馬らしいキレ味がないリラアメリアがなだれ込んだりできていることからも一定以上「前」の利は見込めますが…
差して穴馬として好走した馬は…
・ムジカ→主な勝ち鞍：未勝利戦（3勝クラスでの馬券圏内多数）
・オーマイダーリン→その後2勝クラス勝てず
・エグランタイン→現在も2勝クラス勝てず（現役）
これはどうみても「恵まれた」競馬だったことがわかります。
●まわりがバテる
→牝馬は基本的に短距離・キレ味勝負が合う馬がおおく、中京2000mのタフな舞台では走れる馬が少ない
→結果、最後まで走れる馬が前がバテた頃に後方から差してきた
もちろん、この馬たちが悪いというわけではなく、ローズSに出走している馬のほとんどが「生涯そのレベル」であり、一部の上位の馬たちがOPで活躍していくだけです。
それが、本来合わないはずのタフな舞台だったら？
「それが合う馬が走れちゃう」
これは覚えておきたいですね。
その意味では予想オッズ人気上位で手厳しいことを書いてはいますが、人気上位の差し馬たちを、差し馬というだけの嫌うのはちょっと違う、ともいえます。
体力があれば、という条件はつきますが。
ローズステークス2024穴馬候補は
ローズステークス2024予想オッズをみてアレコレ書いて、ローズSってどんなレース？という部分にも触れてきました。
最後に、ローズステークス2024の穴馬候補を書いておきます。
・チェレスタ
…タフさと言えばのハービンジャー産駒。1勝クラスとはいえ2200mで好走、2000mの稍重で勝利と体力の基準はクリアしているかと。まあ能力はやってみて、ですが。
・ラビットアイ
…何気に（？）フラワーカップ4着馬。といっても後方から内に入れてロスなく回ってのもので、横山典騎手の好騎乗があっての結果ですが。ただ、前でも後ろでも競馬ができるというのは不気味。
・サンセットビュー
…1勝クラスですが2200mで2着2回。体力だけに全振りして考えるなら。
まあ、これらの馬も結局のところ能力面でレガレイラやクイーンズウォークを上回っているなんてことはないので…
展開・馬場を味方してどれだけやれるか、ですね。
本命にするにはちょっとギャンブルが過ぎると思いますが、穴馬なんて一芸があれば成立するので、どんなレースになるか妄想してエイや！になると思います。
以上、ローズステークス2024予想オッズみてアレコレ考察でした！
