オークス2022予想オッズと傾向をみて穴馬の可能性を考える記事です。

 

オークスと言えば、ハープスターを負かしてやろう！…という気概で予想した2014年が思い出深いです。

現地で観ていてメチャクチャ興奮したんですよね～

ミーハー人気加わった追い込みの人気馬なんて嫌ってナンボです。

でも、切るほどの強靭な心臓はなくて▲〇◎決着でワイド2点でホクホクしたのでした。

 

今年はどんなレースになるでしょう？（獲れるレベルで）荒れて欲しいものです。

それでは（？）オークス2022予想オッズと傾向みて穴馬を考える、
お気楽にお付き合いください。

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オークス2022予想オッズの前に傾向とデータ

オークス2022予想オッズを見ていく前に予想に役立ちそうな傾向やデータをJRAのホームページからパク……引用の上咀嚼しご紹介します。

データは使い方を間違えると「ただの数字」ですが、そこから見えてくる「問われる適性」や「傾向」は役にたちます。バ〇とハサミは使いよう…ってやつです。

 

今日は…2つ紹介しましょうか。

1つは「あまり…」なやつ、もう一つは「見えてくるものがある」やつ。

まず「あまり」な方から。

 

◆前走の着順（過去10年）
3着以内【9,8,7,74】
4着以下【1,2,3,74】

みての通り馬券になった30頭の内24頭が前走3着以内です。……とこれが「あまり」ば理由お分かりになるでしょうか（ちょっと考えてみてください）。

…
…
…

そうですね、「前走」が桜花賞＝G1の馬もいれば、1勝クラスの馬もいます。4着でも価値がある4着もあれば、1着でも「で？」という1着もあります。

それを全てまるっと括って「前走」としているので「ただの数字」ということです。

 

まあ、そりゃ前走着順が良い馬の方が良いに決まってます（笑）極端な事を言えば、落ち目の桜花賞15着より、2000ｍの未勝利勝ったばかりの馬で急上昇という馬がいれば（そもそも出てこれるかは？ですが例として）後者の方に魅力を感じます。

そういうこと、です。

 

次に「見えてくるもの」があるやつ。

◆前走の4コーナー通過順（過去10年）
2番手以内【0,0,1,23】
3番手以下【10,10,9,125】

母数が違うのは格レース出走頭数の内2頭しか2番手以内の馬はいないわけですから、仕方ないです。この意味では「あまり…」とも言えます。

ですが、見ての通り逃げ苦戦傾向＝オークス2400mで問われるモノが見えてきます。

 

牡馬と違い多くの馬が2000ｍ以上の経験がない馬たちの争いとなるのがオークスです。そして有力馬たちは桜花賞＝1600ｍを一時目標として仕上げていきます。

で、それに足りない・間に合わない・適性無い馬が桜花賞をスルーしてオークスに向かってきます。

 

「そもそも」ですが「前向き」な気性の馬たちは東京2400ｍなんて持ちません。力の違いで前に自然と言ってしまう馬なら話は別ですが、多くの1600ｍ前後のレースでは「行かないとダメな気性の馬」もいるのが3歳戦です。

普通に考えてダメなのが分かりますよね？

 

その上でですが、桜花賞は例年厳しいレースになることがお好いです。1600ｍですが適性が1200、1400mの馬も出てくるため、スローのぬるま湯レースというより消耗戦になりがち。

つまり、そこで好走する馬の多くは逃げ先行ではなく差し追い込みであることが多いです。

 

そう、有力馬である桜花賞組の馬たち＝上位組は逃げ先行ではなく、差し追い込みなんです。だからこのデータ・区分けは当然の結果。

当然の結果ですが数字だけみて「差し追い込み」と考えるのと、構造を理解して「差し追い込み」考えるのでは……穴馬の考え方が出来る／出来ないにつながってきます。

 

メンドクサイですけどね（笑）

オークス2022穴馬・大荒れの可能性

オークス2022穴馬・大荒れの可能性を考えると…

・人気馬の凡走が前提

先ずはこれ。人気馬が凡走しないと穴馬の出番なんてありませんから。

 

とはいえ今年は大荒れまである、とみています。

その理由は上述した「桜花賞組」にあります。

 

桜花賞は「内＋前」の決着でした。そして私はそれを狙ってタテ目の端っこですが3連複万馬券当たったレースでした。ハズカシイですが、、（苦笑）

そう、例年と違い先行馬に分があるレース＝ゆるいレースだったので距離が伸びて自力でなんとかなる…と言う馬ではない馬も上位に来れてしまっていたということです。

桜花賞は内＋前じゃないと話にならないレース＝桜花賞を外・差しで見どころあった馬は上昇の可能性あり

↑まずはこれ。

 

そして、桜花賞組が抜けて強くも見えないので「別路線組」にもチャンスはあると考えています。

 

別路線組＝距離適性ある可能性がある馬

です。

これを加えて考えると昨年のオークス16番人気3着の大穴ハギノピリナが見えてきます。

 

ハギノピリナは「桜花賞何それオイシイの？」と言わんばかりに眼中になくデビューから2000m超えのレースばかり使ってきて、オークスの前走も1勝クラスの矢車賞＝阪神2200ｍ1着という「距離に不安は全くない」馬でした。

そして「人気も全くない」ので無欲の競馬＝後ろからついて行き前が勝手にバテて上り3位で突っ込み大穴を開けました。

 

仮にこれが6番人気だとしたら「色気をもって」早めの競馬をしてグダグダになっていたかも知れません。スタミナもあって無欲でもあったから、と言えます。

 

レースは違いますが「無欲」の「漁夫の利」としては記憶に新しい2022NHKマイルカップの18番人気3着カワキタレブリーでしょう。このレースは前に行った馬が全滅で後ろの馬しか上位に来れないレースでした。

人気薄の穴馬…という格言は正しいですが、無警戒ならの条件付き。

同じような条件をつけると「ハイペース、タフなレースのバテ合い」なら「無欲の差し馬」となります。

 

オークス＝東京2400ｍという条件はペースも当然関わっては来ますが、「そももそもが3歳牝馬にとってはタフな条件」なので……

・桜花賞上位組にアテにならない馬がいる

以上、大穴第二のハギノピリナを探す作業というのも楽しめるのでは？と思います。

 

……大荒れといっても獲れるレベルにして欲しいものですが（笑）

と、このようなことを前提にしつつ、
オークス2022予想オッズをみていくと…

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オークス2022予想オッズ

1番人気　サークルオブライフ　　2.6
2番人気　スターズオンアース　　4.9
3番人気　ウォーターナビレラ　　6.8
4番人気　アートハウス　　　　　7.0
5番人気　ナミュール　　　　　　8.2
6番人気　エリカヴィータ　　　　12.6
7番人気　プレサージュリフト　　18.8

netkeibaさんのオークス2022予想オッズより。
以下、私の各馬に対する思い込みと偏見です。

 

◆サークルオブライフ
オークス2022予想オッズ1番人気は桜花賞4着馬のサークルオブライフ。その桜花賞は「内＋前」前提の外枠16番枠で厳しい競馬をした一頭。そのため4着は「悪くない」……ので予想オッズ1番人気なのでしょう。「ベタ」ですけども。安定感とキレ味より、ヌゴゴゴという持続系の脚なので合うだろう、と考えることはできます。距離経験は新馬戦の新潟1800ｍまでで2400ｍはお初。桜花賞組では有力馬の一頭ですが、凡走しても「だよね～」かなと。一応の2列目の一頭候補ですが信頼の〇とまではいかず。

◆スターズオンアース
オークス2022予想オッズ2番人気は桜花賞馬スターズオンアース。桜花賞は川田騎手の代表レースの1つになると言える好騎乗がハマったレースでもありますが、馬自身に力があることは事実。今回は大人の事情で川田騎手ではなくルメール騎手騎乗。初めての騎乗ですがどうしようもないクセがある馬もないのでこれは問題ないでしょう。桜花賞は内ではありますが後ろだったので評価は「悪くない」としています。距離経験は新馬が新潟、未勝利が東京で1800ｍまで。こちらも2列目の一頭として扱いたいですね。

◆ウォーターナビレラ
オークス2022予想オッズ3番人気は桜花賞2着のウォーターナビレラ。レースセンスがあり「自分の持ち場」であれば大きく崩れないタイプ。ですが、ここは自分の持ち場外。桜花賞は内＋前の恩恵をもろに受けたので「あれ以上」が「自分の持ち場外」であるとは思えず。ここは人気馬の中では一番怪しい馬でしょう。大穴馬を本命にして3連系の馬券を買うなら一応100円だけ押さえてもよいと思いますが基本的には手を出したくないタイミングです。

◆アートハウス
オークス2022予想オッズ4番人気はわすれな草賞勝ち馬のアートハウス。桜花賞組以外では一番人気を集めそうな馬です。デビューから2000ｍばかり3戦と距離という面では上記3頭より計算ができます。ただし、初めての東京遠征、またこれまでの先行脚質とプラスになる要素もなくこの人気なら無欲の…ともならず。情報過多の今の時代桜花賞組以外から馬券を買う人が狙いやすい立ち位置で妙味も少ない。ウォーターナビレラよりは買いたい…程度でお茶濁しの△かな、と現時点では考えています。

◆ナミュール
オークス2022予想オッズ5番人気は桜花賞10着のナミュール、阪神JF、桜花賞ともに1番人気だったお馬さんです。出遅れ標準装備のため計算しづらく、また持っているモノはありますがレースで発揮しづらい状況です。ただ阪神JFは弟デムーロ騎手の下手乗り、桜花賞は大外枠という言い訳があるだけになんとも取り扱いに困る存在です。もっと人気が落ちるなら…という部分もありますが印は打っておきたいお馬さんと言えます。距離は全戦1600m課題もあり馬場など上手くハマると考えて良くて2列目といったイメージです。

◆エリカヴィータ
オークス2022予想オッズ6番人気はフローラステークスを制したエリカヴィータ。そのフローラステークスは桜花賞6着のパーソナルハイを降しての優勝、といえども、フローラステークスも「強烈な」内＋前のレースでそれを最大限活かしたレースだっただけにどこまでか…。一応字面通り東京2戦2勝の適性と2000ｍ勝ちは評価のポイントとなりますが。この馬の良さを言葉で表せないので本命にするとしたらコメントに困るというホンネもあります（苦笑）とはいえ、内前有利のレースで、前々から上り3位の脚を使っている事実から無視はできません。土曜日の競馬をよくみたいです。

◆プレサージュリフト
オークス2022予想オッズ7番人気はクイーンCの勝ち馬プレサージュリフト。桜花賞は前述の前＋内が大前提の中、外枠＋出遅れでノーチャンスでした。スタートがそもそも出遅れ標準装備なので後方からのレースは織り込む必要があり、私は4番人気だったこの馬を自信の無印にしていました。この通り「不器用」というか出来ることが限られているので今回のように人気控えめの時ではないと重用はし辛いです（今回するかは別の話）。母親シュプリームギフトは1200ｍで良さがでた馬ですし距離延長もどうか？

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オークス2022穴馬候補は？

オークス2022予想オッズをみてアレコレと書いてきました。

一応、オークス2022予想オッズ人気上位の2頭は「まあ」走るかな、といったところですが人気で本命にしたいかと言われても当然NO。

 

上記には出てきていない穴馬について考えようとするとどうしても「こいつは厳しそう」とアラが目立ってしまうんですね。

大荒れの使者はこう行った馬から出てこそ、なのですが。

中山向き（と思われているし実際そうだと思う）の、ルージュエヴァイユやライラックあたりは人気にもアラが反映されていてハマれば……でしょうか。

 

もっともっと人気がない馬は……抽選にも関わってくるし枠順みて、土曜の競馬みて可能性を探っていきたいと思います。

（獲れるレベルで）荒れろーーーー！

以上、オークス2022予想オッズと傾向みて穴馬に関してアレコレでした！

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