NHKマイルカップ2024予想オッズをみて人気馬の不安をエグリにエグって、穴馬の可能性を探ります。

 

また、NHKマイルカップといえば荒れるG1、その荒れる理由も解説していくので腑に落として予想のスパイスにしていただけると幸いです。

3年前ですかね、穴◎ソングライン(当時は穴馬だったんですよー)で◯◎▲決着と気持ち良い的中をしたり、昨年は穴▲シャンパンカラーが勝ち切ったり。

なんなら昨年は同日の新潟大賞典で大穴◎イクスプロージョンが3着(12番人気)と大穴を開けたり、この週はキレッキレになる……と毎年信じてます(笑)

 

今年はどうなるか…楽しみですね!

 

それでは、NHKマイルカップ2024予想オッズみてアレコレ考察
お気楽にお付き合いください。

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NHKマイルカップ2024予想オッズ

1番人気 ジャンタルマンタル 3.1
2番人気 アスコリピチェーノ 3.9
3番人気 ゴンバデカーブース 9.9
4番人気 ボンドガール 12.7
5番人気 ノーブルロジャー 12.7

netkeibaさんのNHKマイルカップ2024予想オッズより。
以下、出走予定各馬に対する思い込みと偏見です。

 

◆ジャンタルマンタル
NHKマイルカップ2024予想オッズ1番人気はG1朝日杯FSの勝ち馬で、皐月賞3着のジャンタルマンタル。その皐月賞で私は距離が長いとして人気馬だし評価を△に落としましたが、直線早め先頭であわや勝ち切るか!…まで粘り込み3着。能力で適正不足を補った結果でした。鞍上の川田騎手も「バタっと止まった」と評しており、NHKマイルカップなら…なんなら斤量優遇ある安田記念でも、と思えるレースでした。距離短縮に関してはいうまでもなくプラスというかベストの舞台、あえてマイナスポイントをいうなら…キレずバず(高いレベルでですよ)の馬なので東京代わりがプラスになることはない、また皐月賞を本気で勝ちに行ったとするなら(したでしょうけれど)そこから中2週での競馬で「お釣り」がどこまでか。能力・適性は間違いなくありつつも、馬券的には勝ち切る馬券はリスクあると考えることが打倒ではないでしょうか。本命にしても後悔しない馬といえますが、その条件は3着以内として、かなと。

◆アルコリピチェーノ
NHKマイルカップ2024予想オッズ2番人気は阪神JFの勝ち馬で、桜花賞2着のアルコリピチェーノ。ジャンタルマンタル同様に距離ベストのマイル路線へ。こちらは桜花賞からで中3週になる&阪神JFから直行で桜花賞にいったので(勝ちに行ったことは間違いないですが)1戦少ない分余力はある可能性が高いか。マイナスポイント…はジャンタルマンタルほど大きいものはないのかな、と。関東馬だし輸送もないですからね。個人的には北村宏騎手継続でもうひとつG1を勝って欲しいろころですが。。2列目の一頭として重用する予定です。

◆ゴンバデカーブース
NHKマイルカップ2024予想オッズ3番人気は昨年のG3サウジアラビアRCで豪快に差し切ったゴンバデカーブース。ホープフルSは直前で取り消しとなったため(距離も長かった)、そのサウジアラビアRC以来のレース。あまりにも鮮やかすぎたので「ハマった」と捉えるか、能力・実力ととらえるか非常に悩ましいお馬さんです。そもそも新馬戦は逃げて勝利、サウジアラビアRCは最後方から豪快に突き抜け…モレイラ騎手が今回逃げるとは思えませんが予想で計算がしづらいということは確かです。こういう場合はグジグジ考えるだけムダで、来たら来た、としてお茶濁しの△とするのが吉(リスクを背負って本命=1着を狙うなら別の話ですが)。レース後に評価すればよいでしょう。割り切りが大事かと。

◆ボンドガール
NHKマイルカップ2024予想オッズ4番人気はG3サウジアラビアRC、G2ニュージーランドT2着のボンドガール。正直、中山代わりで休み明けのニュージランドTは人気で凡走候補でしたが内からしぶとく伸びて2着とよく頑張ったと思います。東京代わりはプラスで一度叩いた効果も見込めるといえます。マイナス点をあげるならパンチ不足感があるのかな、と。ダイワメジャー産駒なのでそりゃそうだといえばそれまで…ですが、変に差し脚を意識せず、中段から長く良い脚を使うイメージでレースができれば、でしょうか。新馬戦ではキレる脚を使っているように見えますが、スローペースでストレスなくレースを運んだからといえ、本質的にはキレ味勝負は向かないと思います。だからこそ…前走のように位置を。もし控えるようなコメントがあったら気をつけたいです。

◆ノーブルロジャー
NHKマイルカップ2024予想オッズ5番人気はG3シンザン記念の勝ち馬で毎日杯2着のノーブルロジャー。シンザン記念でかなりタフな競馬で勝利、重馬場の毎日杯で2着と、タフな条件を苦にしないタイプ。新馬戦は東京競馬場で上がり最速の脚を使っていますが、ボンドガール同様でドスローのため本質的な部分でキレるとは言い切れないお馬さんです。その意味ではスローペースからの瞬発力勝負は避けたいクチで、前が流れてくれると良さがでそう。絶対に買いたい!とも、嫌いたい!とも言えず、馬場や枠順をみて印が厚くも、薄くもなるお馬さんかと。

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NHKマイルカップが荒れる理由を解説!

次にNHKマイルカップが荒れる理由を書いておきますね。

NHKマイルカップの傾向は……「大穴馬」もバンバン馬券になっている荒れる傾向があるレースと言えます。

 

二桁人気の馬が過去10年で6頭も馬券に!

一昨年も「18番人気=最低人気の」カワキタレブリーが3着になりました。

 

でもなんでこんなに荒れるのか、、、理由は?

過去「普通に逃げ先行」が好走しているいっぽうでほぼ最後方からの追い込みも届いているのがNHKマイルカップです。カワキタレブリーも追い込みでした。

穴馬と言えば逃げ馬が競馬の基本のキですがその逆。

 

結局は展開次第だろう!

↑まあ言ってしまえばそれまでなのですが、、、展開次第とはいえココマデ大穴馬が好走して荒れているのには理由があるはず。

 

さらーっと考えられる理由を上げていくと、、、

 

①東京1600mは3歳馬にとってはタフなコース

②馬場がキレイでスピードもまた直線が長く最後まで走り切るスタミナも問われる

③1200~1400mベストの馬もいて、また馬場がキレイなので騎手の意識も前に向いてペースが流れる

 

言い換えると…

◆1200~1400mに慣れている馬は「追走は楽」だがスタミナ面は?

◆1600~1800mに慣れている馬は「スタミナ面は良くても」追走でいっぱいいっぱいになる可能性も

 

後者の1600m~1800mに慣れている馬、が分かりづらいので補足すると…

1600m~1800mでスローペースのヨーイドンしか経験していない馬はついて行くのに体力を使ってしまって伸びないor届かない位置から上り最速で突っ込んでくるのが負けパターン。

 

ちなみに「前走1800m以上」を使っていた馬は過去5年で3頭馬券になっていて…

【2021年】
1着シュネルマイスター(2番人気)→前走G2弥生賞2着(2000m)

ただし1500m、1600m勝利あり

【2019年】
1着アドマオヤマーズ(2番人気)→前走G1皐月賞4着(2000m)

ただしG1朝日杯FS(1600m)勝ち馬

2着ケイデンスコール(14番人気)→前走G3毎日杯4着(1800m)

ただしG3新潟2歳S(1600m)勝ち馬

その頭は仮にスローペースからのヨーイドンであってとしてもも1600mでの勝利経験あり、でした。

 

スタミナは期待できスピードの裏付けがある馬ということですね。

こういった着眼点で考えるのも面白いかも知れません。

 

 

NHKマイルカップが荒れる理由としてまとめると…

①東京1600mは3歳馬にとってはタフなコース

②馬場がキレイでスピードもまた直線が長く最後まで走り切るスタミナも問われる

③1200~1400mベストの馬もいて、また馬場がキレイなので騎手の意識も前に向いてペースが流れる

→その年のメンバー・ペースによって本質的に問われる適性が変わる。結果、チャンスがある馬が増える→向く馬は激走するし、向かない馬は凡走する。

だから思わぬ穴馬が走って、結果荒れる、となるわけです。

 

「決め打つ」ことでその方向性が当たれば良い結果が出る可能性が高いし、逆を引けばサッパリな予想にもなります。

 

まあ…シンプルに言うと…

・皐月賞→ダービー路線に乗れない馬
・桜花賞→オークス路線に乗れない馬

たちの戦いです。

距離が長くてあきらめた→1600mがベストなら良いですが1200、1400mベストの馬には厳しい。

間に合わなかった→スピード不足の可能性があって厳しい。

 

ようはそういう馬たちのレースなので、力量差が少なくちょっとしたことで着順が入れ替わります。

荒れる理由としては…シンプルですよね。

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NHKマイルカップ2024穴馬候補は?

NHKマイルカップ2024予想オッズをみてアレコレと人気馬について書きつつ、荒れる理由=根本に関して解説をしてきました。

最後にNHKマイルカップ2024で穴馬として面白うなお馬さんを書いておきます。

先週はこの時点で2択としてあげたうちの一頭ディープボンドが天皇賞春で好走!(私は逆をひきました…)

 

今回も2頭を上げておくと…
(2頭の内から本命を決めるという話ではないですよ)

 

・アルセナール

(出られるかしら…)

デビューから2戦しかしておらず、2戦目はG3クイーンCで2着。不利を受けつつのレースで持っているモノはありそうです。

人気も控えめでしょうし、東京1600m適性で上手くハマれば。

 

・ロジリオン

上記と反することですが「体力面」には?が突くつくものの、本命にしてお世話になった京王杯2歳Sの末脚、前走ファルコンSでどん詰まりで何もできなったなかでも、5着に来ていた能力、「ハマ」れば。

 

現時点では、この2頭に穴馬としての魅力を感じています。

果たして、どんなレースになるか……楽しみですね!

--余談--

それにしても…アレンジャー(アーリントンカップ2着/15番人気)にノリさん乗らないで、新潟大賞典にまわるもよう。

なかなか乗り難しい馬だけにデビューからずっと乗っていたのですが、和生騎手が騎乗とのこと。騎乗もそうですが(先約うんぬんはしりませんが…)想像もつかないことを沢山する騎手ですね~

だから面白いのですが。

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