菊花賞2025予想オッズをみて人気想定馬にアレコレとイチャモンをつけつつ、穴馬の可能性を探っていく記事です。

・人気馬を嫌う
・穴馬を見つける

競馬の基本とも言える動作(?)なので、しっかりと掘っていきましょう!

 

先週は、最終的に秋華賞で1番人気のカムニャックの印を落とせたように、人気馬の付け入るスキを見つけることで、高配当への道が見えてきます。

イヤラシク、ネチッコク、シツヨウニ…

を、目標に、です。

 

それでは、菊花賞2025予想オッズみてアレコレ考察、
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。



菊花賞2025予想オッズ

1番人気 エリキング  4.1
2番人気 エネルジコ  4.2
3番人気 ショウヘイ  6.3
4番人気 ゲルチュタール 9.2
5番人気 マイユニバース 11.8

netkeibaさんの菊花賞2025予想オッズより。
以下、出走予定各馬に対する私の思い込みと偏見です。

 

◆エリキング
菊花賞2025予想オッズ1番人気は、前走G2神戸新聞杯を制したエリキング。春はトラブル開けの皐月賞11着、ダービー5着のお馬さんです。私は、春のG1でしっかりと軽視したのですが、今回もこの人気で買いたい!とはならないです。前走、神戸新聞杯で、ダービー3着のショウヘイに勝っていますが、スローペース、差し届く競馬ですべてが向いた結果。ショウヘイは初乗りもあり、もともとの気性もあり折り合いに苦労しての結果。春の雪辱を!…という風潮を後押しするレベルではなく、決して抜けた存在ではない=リスクとリターンのバランスが悪いといえます。距離に関しては天皇賞春と違い、適性が見えていない馬たちの戦いでもありますが、ドッカドッカと走る大きい馬なので中距離パワー型の印象が強く。他の馬との枠の並びをみつつですが、よくて2列目、基本はお茶濁しの△まで、が落としどころではないでしょうか。

◆エネルジコ
菊花賞2025予想オッズ2番人気はG2青葉賞1着、前走古馬相手のG3新潟記念2着のエネルジコ。おそらく、競馬にコナレタ方はエリキングより、こちらを評価すると思います。青葉賞はともかくとして、3歳斤量の恩恵があった部分を差し引いても前走の新潟記念は良い競馬。勝ったシランケドはG1ヴィクトリアマイル3着、3着のディープモンスターは次走G2京都大賞典
勝利と、一定以上の能力の証明となっています。いっぽうで、「お初の不安」としては関西圏でのレース初(当然、京都競馬場も)、右回り初(東京3、新潟1)と、見えない部分もあります。距離に関しては、全頭やってみて…ですが、距離延長に関しては鞍上ルメール騎手は大幅プラス。2列目の一頭としてうまく活用したいですね。

◆ショウヘイ
菊花賞2025予想オッズ3番人気は、G2京都新聞杯1着、G1日本ダービー3着、G2神戸新聞杯2着と安定した成績を誇るショウヘイ。エリキングの項目でも書きましたが、前走、初乗りだった坂井騎手が折り合いに苦労した…ところで、今回も初乗りの岩田望騎手。一度たたいてガス抜きとなっているか…。ダービーに関しては初乗りとはいえ内枠×ルメール騎手×東京2400mというテッパン条件もあって最大限外部要因が味方したもいえ、今回人気で飛びつきたいか?と言われるとNO。枠、枠の並びに恵まれまくって2列目検討、位のスタンスでいます。

◆ゲルチュタール
菊花賞2025予想オッズ4番人気は古馬相手に2勝クラス圧勝、3勝クラスも制して菊花賞に臨むゲルチュタール。G2青葉賞もコンマ1秒差3着と能力の高さを見せています。一般的に、古馬3勝クラス勝ちは、菊花賞で勝負になるレベル…と言えるので、人気になるのも納得できるし、3勝クラスの日本海Sは2023年1着ドゥレッツァ→菊花賞1着、2024年1着ヘデントール→菊花賞2着というのも人気を上乗せさせています。能力は足りるといえますが、いっぽうで、両馬とも470~480キロ程度。ゲルチュタールは510キロくらい。馬体重に関しては体力ともいえますが、その重量を3000m運ばないといけないというデメリットも。だから「ステイヤー体形」としてスレンダーが望ましいというのはこういうポイント。まあ、天皇賞春ほど距離適性が問われずらいので、、ですが。AJCCとかパワー問われる条件の方がよいかと。

◆マイユニバース
菊花賞2025予想オッズ5番人気は前走、2勝クラスを圧勝したマイユニバース。その圧勝の中身は…中山2500m×ノリさん×逃げ×やりたい放題という、おかずなしでご飯が食べられる横山典騎手の既視感ある良騎乗でした。未勝利を勝つまでダートを使ったり、2200,2400,2500mで好走するなど一定の距離適性をみせるいっぽうで、前走逃げて圧勝×秋華賞で華麗な逃げを魅せた武豊騎手で人気が上乗せされるので妙味があるかと言われると?注目されるだけに、前走以上に向くことはないと思われ…これが10番人気なら買うのですが…苦笑



菊花賞2025穴馬の可能性は?

菊花賞2025人気が想定される馬たちにアレコレと書いてみました。

うーん、、、しゃーないと言えばそれまでですが、人気馬をゴリゴリ買いたいって感じはないですね~

さすがに、どれかは好走する(ポテンシャル的に)と思いますが。

 

まず、大前提としてですが、菊花賞は天皇賞春ほど明確に距離適性が問われるとは言いづらいんです。

菊花賞3000m、天皇賞春3200mの200mの差がそうさせているワケではなくて…

・菊花賞
→3歳クラシック最終戦、一生に一度、出られるなら出たい

・天皇賞春
→一定以上の適性が見込まれるから出る

これにつきます。

 

私は、よく使う例ですが…エアスピネルという晩年マイルで活躍した馬がいます。G1マイルCS2着、G1フェブラリーステークス2着がある強いお馬さんですが…

この馬、菊花賞3着なんです(皐月賞、ダービー4着)。

まあ、最強世代と呼ばれるハイレベルな世代だったのでアレですが、晩年1600m主戦場にするような適性を持っている馬も、好走できる。

 

こういえば、ポテンシャルがあれば、同世代の距離手探りの3000mならなんとかなる(ただし、騎手は重要/エアスピネルは武豊騎手)ということです。

 

だから、

距離適性ガー

ってのは、間違ってはいないですが、それだけで予想をするのはちょいと違うかもよ、という話ですので、予想をする際はご注意ください。

ポテンシャルの方が大事。

 

と、ここまで書いてきたうえで、穴馬の可能性を探ってみると…

・ジョバンニ
・レッドバンデ
・ヤマニンブークリエ

ジョバンニは皐月賞→超絶不利がなければ馬券圏内も?ダービー→出がらし、神戸新聞杯→どん詰まり&キレ味勝負は向かない、と一応の言い訳が立つ馬。ポテンシャルはある(はず)。

レッドバンデは前走セントライト記念は案外(内前有利だったのに)な結果でしたが、キレる脚がないぶん、じわじわと長く良い脚を使える馬。京都が合うかは?ですが、バチっとハマれば。

ヤマニンブークリエは…横山典騎手。といっても、前走セントライト記念は「これ以上ない」というレベルでの騎乗で2着で、あれ以上があるかは?ですが、勝ち馬ミュージアムマイルはいないし、枠と隊列次第で引っ掛ける感じかと。

 

菊花賞の予想は「距離」という見えない壁が予想のポイントであり、難しくも面白いですねー!

当日まで、脳みそに汗かいて予想を楽しんでいきましょう^^

 

以上、菊花賞2025考察でしたー。