こんばんは!
大阪杯day競馬お疲れ様でした!
後述しますが私は◎マリアライトで…な結果でしたが、表題3人の名手にシビレまくりな大阪杯でした。
改めてユタカさんの凄さ、ルメール騎手の凄さ、ノリさんの凄さが分かったレースで。そしてノリさんの名言を頂きましたー\(゜ロ\)(/ロ゜)/
以下、大阪杯+note予想の振り返りです。大阪杯がいつになくテンション高めでボリューミーなのは……良いレースを観られたから!結構真面目書きました。
とはいえ…
お気楽にお付き合いください\(゜ロ\)(/ロ゜)/
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大阪杯2023結果
1着▲ジャックドール(2番人気)
2着・スターズオンアース(1番人気)
3着 ダノンザキッド(10番人気)
◎マリアライト5着(6番人気)
レースは武豊騎手ジャックドールがスタートを決めて先頭にたつ……と、スッと「その作られた進路」を使って(4着)横山典騎手マテンロウレオがインの3番手を確保したことで隊列が決まりました。
この時、そのポジションが欲しかったノースブリッジが1列下がり、さらにマリアライトが1列下がり…決してマテンロウレオが無理やり内に入ったわけではなく「行く」という横山典騎手の明確な意思と動きで結果ジェラルディーナ含め内枠の恩恵が消えた瞬間でした。
ふだん振り返りや予想では「ラップ」をワザワザ書かない私ですが今回は書きます。あまりにもユタカさんが涼しい顔でエグいことをやっているので……
※ラップタイプを普段書かない理由は……伝わりづらい・再現しにくい・コース形態によるなどの、ようは血肉として持って帰った頂きづらいから。だからかみ砕いてタフなレース、ゆるいレース、ハイペース、スローペースなどの表現を使っています。
12.4 – 10.9 – 12.2 – 12.0 – 11.4 – 11.7 – 11.5 – 11.4 – 11.4 – 12.5
これは逃げたジャックドールが=ユタカさんが作ったペース。
12.4 – 10.9 – 12.2 – 12.0 – 11.4 – 11.7 – 11.5 – 11.4 – 11.4 – 12.5
ここ。
800mを過ぎたあたりからペースを上げたままキープして走り続けています。これやられたら後ろの馬はひとたまりもないです。
この区間1000mロングスパートし続けているようなもんなんですよ。
それを後方にいる馬たちが前を捕まえようとコーナーで動くなら11秒台前半というかフラットくらいの動きでやっと距離を詰められるくらいなんです。そんなことなんハロンか続けたらグダグダですよ。
だから前との距離が縮まらないし縮めようがない。
今回の上り3ハロン最速が「最後まで慌てず騒がず追い出しを遅らせた」ルメール騎手のスターズオンアース。この慌てず騒がずを人気馬でできるってメンタル凄すぎです。
その上がり3ハロンが34.4。時点がジェラルディーナの34.9なので一頭違う脚を使っていることが分かります。
そして上記区間にジャックドールは1000程のあいだどこを切り取っても34.5くらいのペースで走っているんです。
後ろの馬たちはある程度追いかけないとセーフティリードを取られてしまう、でも追いかけすぎると脚が溜まらずバテてしまう……これが先ほど書いたユタカさんが作った「ロック」です。動くに動けない。
そして馬群が縦長にならずある程度団子状態だった=後ろの馬たちも脚を使ってしまっている=肉骨!です。
1着ジャックドール/1番手・インベタ
2着スターズオンアース/9番手・中→外
3着ダノンザキッド/4番手・外
4着マテンロウレオ/3番手・インベタ
5着マリアエレーナ/11番手・インベタ
こういったレースになると後ろにいる馬も脚がなくなり前にいる馬・極力ロスない競馬した馬しか上位にくることができません。
↑これを見ての通りです。
よくユタカさんが逃げると誰も(忖度して)追いかけない…という浅はかなコメントを見かけますが……追いかけないのではなく追いかけられないケースがあるから追いかけづらい
これが正解です(楽逃げもありますよ)。
もちろんこれはジャックドールだからできた逃げ方です。完璧なラップを刻みつつも最後追い詰められられたように余裕は決してなかったですから。
note予想内でも書いた通り「変に抑えず強気の競馬をして欲しい。」これが叶えば……こうした強い競馬が見られますね!
ただ今後という事を考えると……「天敵」パンサラッサが出るレースだと控えざるを得ないので2番手からパンサラッサを無視して肉を切らせて骨を断つ競馬をするかどうか。
タイトルホルダーがいるとスタミナ勝負となって苦しくならないか…など厳しい要素があるのが、、逃げ馬の宿命です。私は肉骨系の逃げ馬が大好きなので頑張って欲しいです!
2着スターズオンアースに関しては私は危険な人気馬(タフなレースは未経験)と考えていましたが、ルメール騎手がそれを払しょくするかのような「あわてず騒がず」の競馬で…さすが!としか言いようがありません。
勝ち切らなくてホッとしたいっぽうで正直馬券圏外に飛ぶと思っていたのでこの馬のポテンシャルの高さと、やはりルメール騎手に痺れたレースでした。
ちなみに(言い訳的な感じですが…)ルメール騎手
「良いスタートを切れましたが、後ろになってしまいました。良いレースはできて、ラストは脚を使っていますが、2400mの馬かもしれません。跳びが大きく、直線ももう少し長い方が良いと思います」
やはりベスト条件ではなかったことは事実(うん、間違ってなかった!)。去年ジャパンカップに出てたらあの低調なメンバーなら勝っていたのでは?……今年の有力候補ですね!
3着ダノンザキッドは持ち前の「キレずバテず」が最大限活きたレースで、スタートから積極的な競馬をした横山和騎手の判断が良かったと言えます。
上記の通り「前にいないと」話にならなかったわけですから(特にキレる脚がない馬ですから)。
マイルを走っていた馬がタフなレースを前々に行って良くバテなかった…と思う部分もありますが、、マイルを走っているからこそ「追走ペース」が楽なわけです。
※1200m/1600m/2000mでは当然ながらそれぞれレース全体のペースが違うわけです。
たとえば…同日の3レース「3歳1勝クラス」1600mのラップをみてみると…
12.5 – 10.5 – 11.0 – 11.7 – 12.0 – 11.6 – 11.4 – 12.0
時計が出る馬場という事を考えても、、、どうみても2000mのG1よりペースは速いですよね?
そんなマイルで競馬をしていたダノンザキッドにとってはジャックドールが途中から刻んなタフなペースであっても「無風」なんです。
もちろん1600mがベストの馬では2000mまで持たないペースなわけですが、ダノンザキッドはむしろ今は1600mは距離が短い。つまり、追走楽、最後まで走るスタミナもある……
結果のあの好走です。……無印にした反省を込めてしっかりと考察しました。自戒を込めて、、、
逆をいうと他の2000m以上がベストの馬たちはあんな速いペースで走り続けるなんて普段していない=脚が溜まらない。
こういうことですね。
最後に、痺れる騎乗を見せてくれたノリさんのコメント。
「負けただけです。最高の競馬をしてくれました」
やりきった、できることはすべてやった。そういったコメントです。これで思いだしたのが、、、
2006年天皇賞春・リンカーン2着の時のコメント
「時代が悪い」
そう、勝ったのはディープインパクト。
リンカーンもこれ以上ない競馬をしたけれどさらに、はるかに前に一頭いた、ただそれだけ。
普段口数が少なく私たちにコメントが届きづらい方ですが、私はこうした短いコメントに全てが込められている職人の言葉、大好きです。
他の馬たちは…
マリアライト
…前にいけなかった中で5着は頑張ってくれました。
ジェラルディーナ
…前にいけなかった中で5着は頑張ってくれました。
(この馬も危険な人気馬でしたね!)
ヒシイグアス
…このタフナレースでは脚が溜まらず
ヴェルトライゼンデ
…結果的に外しか選択肢がなくなり&あの位置では競馬にならない
それぞれ得意条件でもう一度ですね!
さて、、、いつになく熱が入り過ぎてしまったので残り2レースは簡易的に、、、
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note予想・残り2レース結果
大阪杯もあったことで多くの方にお付き合い頂きましてありがとうございました<m(__)m>
◎はしっかり1勝!……も喜びきれない事情もあり。万馬券的中報告も頂いておりますが、一緒に喜びたかったです(`・ω・´)
以下、結果です。
◆心斎橋ステークス
1着◎メイショウホシアイ(4番人気)
2着 ヒルノローザンヌ(8番人気)
3着△タイセイシェダル(9番人気)
ゆったりとした流れの上り勝負で狙った◎が1着!
…は良かったのですが2,3着狙いだったし2着馬漏れているしでうれしさ半減以下、、、
でも自分では拾えなかったタイセイシェダルを参考にして拾って3連複28,000円的中した!など的中報告頂きました!おめでとうございます^^
私は、、痛恨ですね、、、
(ここまでの上り勝負になるとは苦笑)
◆美浦ステークス
1着△テーオーシリウス(10番人気)
2着 エンペザー(6番人気)
3着〇サクセスシュート(2番人気)
◎モーソンピークは10着(5番人気)。
ここは早めに動いて前を捕まえる競馬で…としてモーソンピークを引きましたがスピード不足で大逃げしたテーオーシリウスに迫るどころかまったく伸びず。
ダノンザキッド同様短い距離のペースになれているエンペザーが2着、後ろで勝つことをある程度放棄した馬たちが上位に突っ込んできました。
ここは完全に見誤りました<m(__)m>
といった結果でした。
心斎橋Sが参考買い目でビシッといく線もあっただけに悔いが残る結果(美穂Sは諦めがつく、、、)でした。
上記のように穴馬を拾ったり、人気馬を嫌ったりと予想の端っこであってもご参考になっていれば幸いです。
さてさて、、、今週は桜花賞!
桜は残らないかなー?な状況ですが、クラシックレースのスタートです\(゜ロ\)(/ロ゜)/
馬券的にどう立ち回るかは状況をみて考えますが昨年ドタテメながら▲〇☆で万馬券
1着▲スターズオンアース(7番人気)
2着〇ウォーターナビレラ(3番人気)
3着☆ナムラクレア(6番人気)
これはちゃんと買っていました!笑
となったレース、今年も気合入れていきます!
それでは、今週も一週間頑張っていきましょう!
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今回の回顧、非常にわかりやすくて勉強になりますっ馬連100円だけ〜
>エディさん
ありがとうございます!
あまりにも衝撃的な数字だったので、、^^
また「これは!」という時は書くようにします!
熱が入り過ぎてマリアライトになってますよ!マリアライトなら勝ってたかもですね笑
スターズオンアースはジャパンカップだとイクイノックスいるだろうし、ルメールが乗れないとなると、うーん、悩ましい
>まけんおさん
こんにちは!
遅くなりましたm(__)m
あ!、、、ホントですね、、、苦笑(>_<) 熱が入り過ぎたことがバレて恥ずかしいです(笑) それくらい良いレースだったということで\(゜ロ\)(/ロ゜)/ 確かにルメール騎手だとその悩み出てきますね~ エルコンドルパサーとグラスワンダーで悩んだ的場騎手のように スターズオンアースももっと成長すると楽しいですね!