阪神大賞典2023予想オッズをみて各馬の特徴解説と脚質や展開などから穴馬の可能性を探っていきます。
阪神大賞典と言えば……ナリタブライアンVSマヤノトップガンのマッチレースや、オルフェーヴルの暴走ひとり舞台など面白いレースもありますが、場合によってはメンバーがそろわずさびしいレースになったりも。
阪神大賞典2023はどうでしょうかね~
天気予報手をみると木曜~土曜に大阪エリアで雨マークがついていてその影響が重馬場として残るのかどうかも注目です。
それでは阪神大賞典2023予想オッズみてアレコレ考察、
お気楽にお付き合いください。
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阪神大賞典2023予想オッズ×各馬評価
1番人気 ボルドグフーシュ 1.6
2番人気 ディープボンド 3.0
3番人気 ジャスティンパレス 3.7
4番人気 アイアンバローズ 33.8
5番人気 ブレークアップ 58.1
netkeibaさんの阪神大賞典2023予想オッズより。
以下、出走各馬に対する私の思い込みと偏見です。
◆ボルドグフーシュ
阪神大賞典2023予想オッズ1番人気は重賞未勝利ながらG1菊花賞2着、有馬記念2着があるボルドグフーシュ。スクリーンヒーロー産駒で時計がかかるレースで上り最速を使う=イメージとしてはヌゴゴゴと飛びてくる馬です。7戦連続上り最速の脚を使っており、これが京都で行われる以前のような天皇賞春では前が止まらず届かない未来しか見えませんが、この阪神大賞典のように地力・スタミナが問われる条件でしっかり脚を使えるという点では差し・追い込み脚質は大きくマイナスにはなりません。ただ「不器用」である最大の欠点がどうでるか?菊花賞は内枠から吉田隼人騎手がこれ以上ないタイミングでの押し上げ、前が空いての2着、有馬記念も後方から一気にまくっての2着でした。同じような大味の競馬をするのか、長距離は若干信頼性が落ちる川田騎手の乗り方にも注目です。先日のアートハウスのように大きく嫌い必要はありませんが、相手の一頭として上手く活用したいです。
◆ディープボンド
阪神大賞典2023予想オッズ2番人気は一昨年、昨年の阪神大賞典1着馬ディープボンド。この馬に関しては「とにかく鈍足」で、昨年の阪神大賞典時点で陣営が「キレ味が出てきた」的なコメントを言っていたのを「ちゃんちゃらおかしい」と言ったとおり、キレ味皆無。スタミナは言うまでもなく現役トップクラスですがキレ味は3勝クラスの馬にも劣る。4コーナーで前々にいないとお話にならないので……理想は大逃げした馬がいてそれを早めに追いかける形。スタミナという点に不安はないので馬券圏内を考えると重用は必要ですが、天皇賞春を考えるとラストチャンスの考えでしょう。ここで勝たないと…的な本気の仕上げは考えづらいので……あくまで相手として買うが飛んでくれても良いよ、位のスタンスでいたいです。
◆ジャスティンパレス
阪神大賞典2023予想オッズ3番人気は菊花賞3着のジャスティンパレス。前走有馬記念は一発狙って内を選択したが、有馬記念当日から外からの差し優勢の馬場となり結果としてこの作戦がアダに。ディープインパクト産駒ながら兄アイアンバローズどうようキレ味よりタフさがウリで先行してなだれ込みたいところ。ボルドグフーシュより一定以上アドバンテージを持って直線を迎えたいです。ルメール騎手とは新馬、1勝クラス依頼のコンビで天皇賞春に向けて弾みをつけたいところですね。マイナス点と言えば……菊花賞は3歳同士の戦いで本格的なスタミナ勝負よりポテンシャル勝負になりやすく、古馬の長距離は「しっかりと」スタミナが問われる。そうなった場合にどこまで対応できるか。
◆アイアンバローズ
阪神大賞典2023予想オッズ4番人気は昨年の阪神大賞典2着、天皇賞春5着のアイアンバローズ。スタミナはありますが「スンナリ先行」がキーワードのお馬さんでそれが叶うかどうかが全てです。さらなる上積がある年齢でもなく、イメージはディープボンドを1,2枚弱くした感じ……なので「先行」ではダメで「逃げ」くらいの極端なレースが理想(もちろん逃げられるかどうかは…ですが)。陣営の作戦に関するコメントに注目です。あえて予想オッズ4番人気で本命にするまでの魅力はなく買って2列目、お茶濁しの3列目が良いラインではないでしょうか。
◆ブレークアップ
阪神大賞典2023予想オッズ5番人気は2走前アルゼンチン共和杯1着のブレークアップ。前走有馬記念は力負けの惨敗。今回当然相手関係は楽になりますが上記阪神大賞典2023予想オッズ上位人気馬たちと違い3000m以上での実績はなく走ってみないと分からない。アイアンバローズどうよう予想オッズでこれくらいの人気でわざわざ本命にして狙うの程の魅力はなくお茶濁しの△がちょうど良いかな、と考えています。
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阪神大賞典2023脚質・展開に関して
阪神大賞典2023予想オッズをみてアレコレ書いてみました。
ですが……競馬は馬の乗力で決まらず展開や脚質で大きく順序は変わってくるものです。「負けて強し」なんて言われても結果は結果。
という事で、阪神大賞典2023脚質と展開に関してです。過去の状況をみてみると…
出走頭数がそろっていないという事もあり(外々を通らされるリスクが少ない)先行有利とは言いづらく、差しも届いているレースと言えます。
ただし、差し馬有利というわけではなく……
スタミナがない逃げ先行馬がかってに潰れるのでスタミナがある差し馬が届いているといった認識がベターかと。
また「4コーナー通過順」では「前」となる馬でも早め進出しただけで元は中段から……ようなスタミナを存分に活かした競馬など。
2013年、2014年、2015年と阪神大賞典を3連覇したゴールドシップも…
◆2013年
7-7-4-3
※9頭立て
◆2014年
2-2-2-2
※9頭立て
◆2015年
6-5-3-2
※10頭立て
4コーナー時点では2,3番手からの勝ちきりですが、2013年2015年は出走頭数を考えれば半分より後方から競馬してアクセルを徐々に踏んでスタミナ勝負に持ち込んでの勝利。
これはゴールドシップだからできた……とも言えますがほかに過去3年だけみても…
◆2020年
1着ユーキャンスマイル/9-9-8-4
2着トーセンカンビーナ/10-10-10-7
3着メイショウテンゲン/7-7-7-7
※10頭立て
◆2021年
1着ディープボンド/4-4-4-3
2着ユーキャンスマイル/12-12-12-7
3着ナムラドノヴァン/13-13-11-10
※13頭立て/重馬場
◆2022年
1着ディープボンド/6-7-6-5
2着アイアンバローズ/2-3-3-2
3着シルヴァーソニック/6-5-4-3
※13頭立て
昨年こそペースが遅く差しというより中段の馬が上位に来ていますが(これが「結局は展開・脚質次第ともリンクしますね!」)、脚質的には差し馬にも十分に分があるレースと言えます。
※繰り返しですが差し馬だから良いという意味ではなく、普段差し遅れるようなスタミナ系の馬が「前が勝手ににバテるから」差してくるという構図です。
スタミナのない差し馬自身も勝手にバテますから(笑)
これを理解した上で阪神大賞典2023出走予定馬の脚質をみていくと…
ー阪神大賞典2023出走予定馬×脚質ー
アイアンバローズ:先行
アケルナルスター:差し・追い込み
アフリカンゴールド:逃げ
エブリワンブラック:追い込み
サンレイポケット:差し
ジャスティンパレス:先行
シロニイ:先行
ゼーゲン:差し
ディープボンド:先行
ブレークアップ:逃げ・先行
ボルドグフーシュ:(まくり)追い込み
メイショウテンゲン:追い込み
メロディーレーン:差し
ユーキャンスマイル:追い込み
ノーチカルチャート:差し
各馬の脚質をチェックしたところで展開を考えていくと…
アフリカンゴールド、ブレークアップが1,2番手をとり、前々で競馬をしたいアイアンバローズ、デイープボンドあたりがこれを追いかける形になりそうです。
アイアンバローズがどこまで自分の競馬に徹するかですが、これだけをみるとそこまでペースは速くならなそう……ですが、「スローペースのまま」進んだとすると確実にキレ負けするディープボンドがいち早く追い出し、他の馬も動くようなら……
阪神大賞典らしい阪神大賞典=スタミナ比べのグダグダなラストになるのかな、と。
この展開がハマるようなら穴馬として面白いのは…
・サンレイポケット
・ユーキャンスマイル
の「差し遅れ」標準装備の2頭。
前者は3000m級のレースに不安はありますが普段差して届かずの競馬が続いているので、無理に早仕掛けしなければ漁夫の利があっても。
後者は過去の阪神大賞典勝ち馬で適性はあり、能力減だけが焦点になりますが……昨夏の新潟記念だけ走れば穴をあけても。
……もちろんこの2頭は「阪神大賞典らしい阪神大賞典=スタミナ比べのグダグダなラスト」となれば、の前提です。
逆に、昨年のような緩いレースになるとすると、、、
前述のアイアンバローズや、ジャスティンパレス向きのレースになるのかな、と考えています。
重馬場になったらデイープボンドの「庭条件」となりそうですね~天気予報を見る限り日曜日は晴れそうだしどれだけ雨が降るのか、影響が残るのかは見極めていきたいですね!
以上、阪神大賞典2023予想オッズみてアレコレ書きつつ、脚質・展開から穴馬を探る!でしたー。
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