エリザベス女王杯2023予想オッズをみつつ、人気馬にイチャモンをつけつつ…穴馬について考えていく記事です。

 

昨年のエリザベス女王杯は…

〇ジェラルディーナ◎ウインマリリンのワンツー!と気持ちよい決着でした(`・ω・´)

 

今年も良い予想ができるよう、妄想に妄想を重ねて、脳みそに汗かいて予想を楽しんでいきましょう!

それではエリザベス女王杯2023予想オッズみてアレコレ考察、
お気楽にお付き合いください。

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エリザベス女王杯2023予想オッズ・人気馬評価

1番人気 ブレイディヴェーグ  3.1
2番人気 ハーパー       4.6
3番人気 ジェラルディーナ   7.6
4番人気 ディヴィーナ     9.4
5番人気 サリエラ       13.5

netkeibaさんのエリザベス女王杯2023予想オッズより。
以下、私の出走予定各馬に対する思い込みと偏見です。

 

◆ブレイディヴェーグ
エリザベス女王杯2023予想オッズ1番人気はローズS2着のブレイディヴェーグ。4戦して全て出遅れ、直線では良い脚をつかう…そしてルメール騎手、ということで人気は分かりますがエリザベス女王杯2023予想オッズ1番人気で本命にしたいかと言われると(評価をしないという意味ではなく)。ローズSは乱ペースで差しが届きやすいレースもプラスでした。とはいえ、勝ち馬マスクトディーヴァが秋華賞2着と結果を残しこの馬に期待がかかるのは分かりますが…2列目に入れて「来なくてもいいよ」がギャンブルとしてベターなのかな、と。

◆ハーパー
エリザベス女王杯2023予想オッズ2番人気は「善戦マン(ウマン?)」のハーパー。桜花賞4着、オークス2着、秋華賞3着と安定感ある走りでとっても偉いですね!…ですがオークス&秋華賞はルメール騎手が「これ以上ない」という競馬で&「リバティアイランドに勝とうとはしない競馬」で精いっぱいの好走。ここも安定感ある走りで好走は望めそうですが1着があるかと言われると?スローペースからのヨーイドンではキレ・パンチ不足なのである程度流れて欲しいところですが…

◆ジェラルディーナ
エリザベス女王杯2023予想オッズ3番人気は昨年のエリザベス女王杯勝ち馬、その後有馬記念も3着好走しているジェラルディーナ。牝馬らしいキレ味がなく、タフさ体力を活かせる舞台で好走するタイプで去年同様の阪神開催の方が良かったクチ。前走オールカマーの敗戦は「完全にたたき台・目標先」だったので度外視でよいですが、雨は望めず「環境」も昨年の方が良いとなると昨年ほどの期待は持ちづらいのでは?とは言え、牝馬にとってはレアなタフさが問われる舞台なので軽視はできないですが。

◆ディヴィーナ
エリザベス女王杯2023予想オッズ4番人気は前走府中牝馬Sで待望の重賞制覇!となったディヴィーナ。デムーロ騎手に乗り変わってからG1ヴィクトリアマイル4着、G3で2着が2回、G2勝利…と上向いています。デビュー当時は2000~2200mを使って勝ち上がりましたが、気性の問題で1600mと距離を詰めた経緯があるので…距離延長自体は歓迎とは言えず。また府中牝馬Sも意図して逃げたというより、回りが遅く距離延長だったこの馬が楽に逃げられてしまった…が実情。今回も逃げ馬らしい逃げ馬がいないので前で前で競馬が想定されますが、前走ほど向くかは?

◆サリエラ
エリザベス女王杯2023予想オッズ5番人気はエリザベス女王杯2着サラキアを姉に持つサリエラ。ポテンシャルはあれど出世が遅れていましたがG2目黒記念3着で能力の高さを証明しました。姉もそうだったようにタフな条件の方が相対的にパフォーマンスをあげるので阪神開催の方が良かったかな?ポテンシャル的に勝ち切っても驚かない反面、クセのある京都、初めての右回りと克服しないといけない=やってみないと分からない敵もある。期待半分・不安半分といったところでしょうか。

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エリザベス女王杯2023・穴馬の可能性

エリザベス女王杯2023予想オッズをみてアレコレと書いてみました。

 

エリザベス女王杯は2020年、2021年、2022年と阪神競馬場で開催されていて、久しぶりの京都開催です。

もともと京都2200mという距離&コースから…

 

「普段のキレ味重視の牝馬限定性」で良績を残してきた馬より、牝馬らしいキレ味がなくいつもキレ負けしているが体力がある馬(牡馬相手に体力勝負できる馬=総じて人気薄め)の方を重用すべきレース。

で、先の通りここ3年は阪神開催だったのでそれが顕著に現れていたのでした。

 

京都競馬場で開催ということで直線に坂はなく平坦、荒れてきているとはいえ時計が出ている馬場。

キレずバテずの馬が好走する……

 

3年連続で2着だったクロコスミアが今年もいたら楽逃げして、悲願のG1制覇になっていたかもですね(笑)

本来ならクロコスミアのようなキレずバテずの逃げ先行馬を穴馬としてあげたいのですが、今年は人気薄の馬たちにも「とにかく前」が見当たらないんですよね。。

 

阪神開催も含みますが過去10年で6番人気以下で好走した穴馬をみてみると…

※人気/枠番―馬番/通過順/上り3ハロン(1~3位は①②③)

■2022年・18頭立て・重馬場・2:13.0
2着ライラック(3歳)/12番人気/7-15/16-17-14-13/35.5②
→G3紫苑S(2000m)3着/オルフェーブル産駒

■2021年・17頭立て・良馬場・2:12.1
1着アカイイト/10番人気/8-16/13-13-13-7/35.7①
→2勝クラス2000m(不良)1着あり

2着ステラリア(3歳)/7番人気/3-5/7-8-8-9/36.1③
→LS阪神2000m1着あり

3着クラヴェル/9番人気/1-2/14-14-13-12/36.1③
→G3新潟記念(2000m)3着、G3マーメイドS(2000m)2着

■2020年・18頭立て・良馬場・2:10.3
該当なし

■2019年・18頭立て・良馬場・2:14.1
2着クロコスミア/7番人気/3-6/1-1-1-1/34.8
→逃げ馬、G2府中牝馬S1着、1600万下札幌2000m1着

■2018年・17頭立て・良馬場・2:13.1
2着クロコスミア/9番人気/5-9/1-1-1-1/34.7
→逃げ馬、G2府中牝馬S1着、1600万下札幌2000m1着

■2017年・18頭立て・良馬場・2:14.3
2着クロコスミア/9番人気/2-4/2-2-2-2/34.3
→逃げ馬、G2府中牝馬S1着、1600万下札幌2000m1着

■2016年・15頭立て・良馬場・2:12.9
2着シングウィズジョイ/12番人気/5-9/4-3-3-3/33.7
→G2フローラS(2000m)1着

■2015年・18頭立て・稍重馬場・2:14.9
1着マリアライト/6番人気/6-12/9-9-6-6/34.7
→G3マーメイドS(2000m)2着、G2オールカマー(2200m)5着

■2014年・18頭立て・良馬場・2:12.3
3着ディアデラマドレ/6番人気/7-15/14-14-12-12/33.1①
→G3マーメイドS(2000m1着)、G2府中牝馬s(1800m)1着

■2013年・18頭立て・重馬場・2:16.6
2着ラキシス(3歳)/6番人気/8-18/3-3-3-2/34.6
→1000万下(現2勝クラス)1着「2戦連続2200mで勝利」

クロコスミアが一頭で頑張り過ぎ感はありますが(笑)やはり2000m以上の実績=牝馬にしてはタフな条件での好走歴が一つのポイントになりそうです。

 

展開に関しては枠順みてみないと想定できませんので(それでも圧倒的逃げ先行不足ですが…)、一度度外視して

「体力」

ある馬として穴馬候補をあげると…

 

・ライラック

…昨年のエリザベス女王杯3着馬。ドロドロ阪神で3着、ドロドロG2日経賞(2500m)4着と体力は十分。ただ、キレ味勝負になるとどこまで…の不安はありますが前走戸崎騎手が好位で競馬して新境地。

あの位置で競馬が出来ればキレ不足を多少は補えるかも。

 

・マリアエレーナ

…つかみどころがないですが、1年前の8月に高速馬場の小倉2000mでジェラルディーナを突き放して完勝下小倉記念。また大阪杯で5着を考えるとハイパフォーマンス次点での能力はここでは上。

ただ、前走オールカマーで控えてロングスパート…である程度結果が出てしまったことで、三浦騎手が「先行馬が少ない今回でも」控えてしまいそうで、、

 

先行馬に拘るならアートハウスが該当しますが、骨折明けで(誰もが思う邪推ですが)、中内田厩舎蜜月の主戦・川田騎手がハーパーを選ぶとなると、、

まあ展開が全てを凌駕するのが競馬ですから、最後までウンウン唸って予想を楽しんでいこうと思います。

以上、エリザベス女王杯2023予想オッズみて穴馬考察でした!

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