オールカマー2024予想オッズをみて人気馬にイチャモンをつけていきます。

 

その上で、その馬たちの「アラ」が見えてきたら、そのアラを突っつける穴馬がいるかどうか、可能性を探っていきます。

競馬はなんだかんだ「美味しい配当」「高配当」が当たると楽しいので、それを常に探求していきましょう!

 

お天気予想をみると雨が降って重馬場になる可能性もありますしね。

 

それでは…

オールカマー2024予想オッズみてアレコレ考察、
あなたの予想のスパイスになれば幸いです。




オールカマー2024予想オッズ×各馬評価×雨・重馬場

1番人気 レーベンスティール 1.9
2番人気 ステラヴェローチェ 4.9
3番人気 サヴォーナ     8.2
4番人気 サリエラ      10.7
5番人気 キラーアビリティ  18.5

netkeibaさんのオールカマー2024予想オッズより。
以下、私の出走予定各馬に対する思い込みと偏見です。

 

◆レーベンスティール
オールカマー2024予想オッズ1番人気は昨年オールカマーと同コースのセントライト記念を制し、前走G3エプソムカップも制しているレーベンスティール。もともと乗り難しい面があり、休み明けだった新潟大賞典は(海外での体調不良もありましたが)津村騎手がなにもできず、立て直したエプソムカップでは器の違いを見せた形でした。普通に有力馬で間違いはないですが、目標は先=G1である事実と、気象面に不安があるだけに(ルメール騎手ならなんとかしちゃいますが)「リスク」は少なからずあります。本命にしても良いですが、取りこぼしや「まさか」があっても驚かないだけに私は相手の一頭として活用する、がベターだと考えています。雨・重馬場に関しては1勝クラス時に不良馬場で2着がありますが、2番手にいただけ…という感じで評価する内容ではないかと。

◆ステラヴェローチェ
オールカマー2024予想オッズ2番人気は今年G1大阪杯4着、前走G2札幌記念3着のステラヴェローチェ。ここ2戦(安田記念、札幌記念)本命にしているお馬さん。なので気になるところは時計が出る馬場はどうなのかな、と。もともと不良馬場の重賞(サウジアラビアRC、神戸新聞杯)を勝っているように重馬場は歓迎のクチ。他の馬が苦労する分、雨・重馬場が得意な馬といえます。良馬場でも良績があるとはいえ、他の馬も能力を発揮できる状況では良さを最大限生かせないのかな?とも(雨を期待して安田記念本命→雨の降り出し遅れ、力のいる洋芝合うから札幌記念本命)。もちろん相手関係的に高いレベルにいるのはレーベンスティールくらいなので走れてよいのですが、人気も上がり後追い感もあり、美味しさはない、とは思っています。ただ言うまでもなく、中山の鬼・横山典騎手が騎乗する点は大幅プラス。

◆サヴォーナ
オールカマー2024予想オッズ3番人気は「善戦マン」のサヴォーナ。主な勝ち鞍=2勝クラス、でありながらG2神戸新聞杯2着、G1菊花賞5着、G2日経新春杯2着、G1天皇賞春6着…で、期待されて1番人気に祭り上げられたG3函館記念「も」4着。まあ、函館記念は本命にした人が分かってないだけで(トゲ)。今回、距離延長はプラスだし、中山で横山武騎手に変わるのもプラスでしょう。とはいえ、勝ち切るかといわれると、自身の能力以外の後押しが欲しい、がホンネかと。自らの脚で差し切ると言うより、早めの競馬をして逃げ馬がバテたところになだれ込む(かつ後ろが差し損ねる)競馬が理想かと。枠順・枠の並び・展開妄想で評価の出し入れを考えています。重馬場の経験はありませんが(稍重はある)、キズナ産駒は総じて重馬場で走るので「可」としておきます。

◆サリエラ
オールカマー2024予想オッズ4番人気は昨年のG2目黒記念3着、今年のG3ダイヤモンドS2着のサリエラ。前走G1天皇賞春は12着と大敗しています。その天皇賞春は距離ロスを抑える絶好枠を行かせず外外を回って、それに耐えるだけのスタミナがなかっただけとも。正直、あまり買いたくない…が本音ですが、ポジティブなことをいうと昨年のエリザベス女王杯6着は、内枠のワンツースリーだった競馬で外枠から大外ぶん回しての結果といえば「悪くない」もの、です。姉、サラキアのように晩成としてグンと上がれば面白い馬なだけに…今回人気含めて取り扱いに困っているお馬さん(本音は買いたくない←2度目)です。雨・重馬場の経験はありませんが、姉サラキアは重馬場でG2府中牝馬Sを制していて全くダメではなさそうですが…

◆キラーアビリティ
オールカマー2024予想オッズ5番人気は3年前の2歳G1ホープフルSの勝ち馬キラーアビリティ。よく年G3中日新聞杯を制していますがその後国内で目立った好走はないお馬さんです。一応擁護をすると…キレ味ではなく立ち回り・持続力を活かしたいタイプなので新潟や東京のキレ味勝負は向かないし、G1を勝ってしまったことで相手が強いレースしか使えないというかわいそうな面もあります。そういう意味では、手頃なG2、持続力が問われやすい中山2200mと条件が好転していることは確かです。あとは…「ちょっと足りなくない?」と「条件好転だから…」のどちらをとるか、です。まくり差しできるタイプではないので、戦績通り内で足を溜めてどこまで…か。雨・重馬場は、不良馬場の新潟記念で5着があり、大きなマイナスではない、の扱いでいます。




オールカマーってどういうレース?

オールカマー2024予想オッズをみてアレコレと書いてみました。

メンバー的には…G1馬はおらず(おっとキラアビリティに失礼、、、)、G1を目指したい馬、G2が持ち場で好走したい馬、あわよくば賞金が積めればの馬…

といったところでしょうか。

 

言うまでもなくオールカマーは…

・中山2200m(外回り)
・秋のG1前のひと叩き

これがオールカマーと言うレース。

 

前者は、先週のセントライト記念と同様で、東京競馬場のようなキレ・瞬発力ではなく、持続力・長く良脚を使う性能が問われやすいです(もちろん展開、馬場状態によりますが)。

だから、ロングスパート性能がある馬が走りやすい。高いレベルでいうと、向く馬・向かない馬が分かれやすいコースです。

 

先行力、立ち回り力はそこまで武器にならず(繰り返しですが、あくまで展開次第、そもそも競馬は先行有利が大前提で、それがす少し薄まる)、不器用な差し馬がロングスパートしてヌゴゴゴと伸びてくる。

 

まあハッキリ言って天皇賞秋とは問われる適性が全く違うのでここを使って、ジャパンカップやエリザベス女王杯が良いルートなのかな、と。

レーベンスティールは天皇賞秋狙いだと思いますが、毎日王冠だと天皇賞秋まで中2週なのでそれを嫌ったからこちらにでた(毎日王冠の方が合うとは思いますが、開幕週のヨーイドンでは怪しさもあったかな?)という感じでしょうか。

 

なんにせよ、

・G1を目指したい馬
・G2が持ち場で好走したい馬
・あわよくば賞金が積めればの馬

をどう、予想に組み込んでいくかがポイントになります。




オールカマー2024穴馬の可能性は?

オールカマー2024予想オッズをみてアレコレと書いてみました。

最後に、オールカマー2024の穴馬候補を考えてみます。

 

といっても二桁人気の大穴馬が好走……って感じのレースでもないので、狙いどころは注意していきたいですね。

 

・ロバートソンキー
・リカンカブール

ロバートソンキーは2年前のオールカマー2着馬でその後一頓挫あり、前走ダートで1年数カ月ぶりのレースを使った状況。

状態が上がってくるようなら、の条件付きですが穴馬としての権利は十分かと。

 

リカンカブールは函館記念が見せ場なしでしたが、北海道お初もあったのかな?これまで2000mしか勝利はないですが、雨・重馬場は苦にしないので「地の利」が生まれれば穴馬として魅力あり、です。

…と考えています。

 

当日のお天気状態、馬場状態も気になるところですね!雨、重馬場となるとステラヴェローチェが売れるんだろうなー(そうなると買いたくない笑)。

うんうんと脳みそに汗かいて考えるのが楽しいレースになりそうです。

以上、オールカマー2024予想オッズみてアレコレ考察でした!